2015年10月22日
ネウボラってなーに( 'ω')?
こんにちは しんしろ助産所です
昨日はオリオン座流星群が観測できる日
薄く雲がかかっているようなお天気でしたが、月が隠れてから空を眺め
きれいな流れ星を2つ見ることができました。この間30分!
でも、気持ちよ-く眠ることができました
さて、「ネウボラ」って聞いたことありますか。
NHKや新聞、雑誌に紹介されることも多くなったので ご存知の方も多いでしょうね。
フィンランド語の「ネウボ」=「アドバイス」 と 「ラ」=場所 の意味。
ネウボラには保健師や助産師がいて、妊娠から出産、子どもが生まれた後も
基本的に6歳まで、切れ目なく家族の子育てを支援してくれるサービス
フィンランドではどの自治体にもあるそうです。
日本の場合、まずリスクを予測しそれを回避できるように子育て支援が
組み立てられている場合が殆どです。
出産までは産婦人科に通い、産後は小児科や保健センターで健診に行くなど
行き先も異なり、母子への継続的な関わりではネウボラのようなわけにはいきません。
フィンランドでは子育てのスタートから全体を見て、切れ目ない支援があり
後々、起こるかもしれないリスクや事件を回避できるようになっている点が
日本と異なります。
制度も暮らしも違うので一概には言えないでしょうが、
孤育てや虐待が問題視されている中、出産前から継続的に保健師や助産師が
かかわり、母親だけでなく、家族の育児をサポートするネウボラに関心が
集まっているのも納得できます。
今、日本ではこのネウボラを取り入れた妊娠・出産包括支援モデル事業が
始まっています。
安心して妊娠・出産・育児ができるように、利用者を中心に据えた施設間の連携、共同が
ますます大切になってきました。