2024年04月23日

妊娠と冷え

 こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


 朝夕の寒暖差がありますが、皆さん体調はいかがでしょうか?
 日中は大分暑くなってきたため、
 薄着になったり冷たい飲み物が欲しくなりますね。
 また、これからの季節はさらに暑くなるため
   エアコンの効いたお部屋に長くいることも増えてきます。
 
 ここで気をつけてほしいことがありますnico

 妊婦さんには冷え性の方が多いということです。
 妊娠するとホルモンバランスの変化で自律神経が乱れやすくなります。
 また腹部が大きくなり、姿勢の変化によって血流が悪くなるために
 冷え性になりやすくなります。

 冷えの影響によりお腹が張ったり
 頭痛、腰痛、倦怠感などのマイナートラブルが悪化したり
 早産のリスクが高くなります。

 分娩時には陣痛が弱くなったり、
   産後は母乳の分泌に影響することがあります。
 手足やお腹が冷えたりしている場合には冷え対策を行いましょう。
 


 1.服装を工夫をしましょう。
   体を締め付けないゆったりした服装を心がけましょう。
   下着はマタニティ用を身につけ、お腹が冷える場合は
   腹帯や腹巻きなど使用するのもいいでしょう。
   長めの靴下やカーディガンや膝掛け、
   スカーフなどを利用するのもよいでしょう花
 
 2.運動をしましょう。
   散歩やストレッチ、マタニティヨガやマタニティビクスなどで
        体を動かしましょう。
   マタニティヨガやマタニティビクスは安定期に入ってから
   主治医に相談して行いましょう。
   医師から安静の指示がある場合は医師の指示に従ってくださいicon
 
 3.ツボをおしてみましょう。
   三陰交はくるぶしから指四本上の位置にあります。
   三陰交は分娩時に陣痛を強める働きをするところでもあります。
   そのためお産のツボとも言われます。冷え対策にもよいです。
   照海はくるぶしから指一本下の位置にある冷えのツボです。
   これらを指で押すのも効果的ですicon
 
 4.食事に気をつけましょう。
   よく噛んで食べることを意識したり、
   冷たいものを避け常温や暖かいものを食べましょうicon
 
 5.シャワーだけでなく入浴で体を温めましょう。
   手浴や足浴を取り入れてみるのもよいですね。usagi

 6.睡眠を十分にとりましょう。
   寝不足をせずしっかり睡眠がとれるようにしましょうキラキラ

  
 まずは自分が冷えているかどうか確認してみませんか。
 冷え対策はいつからでもできますので、
 気づいたときからはじめてみましょう。


  


Posted by しんしろ助産所 at 10:16Comments(0)健康