2016年08月31日
育児ストレス 一人で抱え込まないで!!

育児真っ最中のママにはストレスはつきもの。
特に初めての子育てでは、不安なことや心配なこともいっぱいです。
子育ては家事と一緒で、休日はなく、全力投球の毎日
どんなに頑張っても当然のこととしてとらえられ、
ほめられたりすることもありません

思い描いた理想と現実とのギャップに滅入ることも多いのでは

子どもは泣くし、話し相手もいない、家事も思うようにできない…などで
疲れ果てる毎日。
急に悲しくなったり、不安や心配で苦しい

自分はダメな母親だと悩んだり・・・
完璧な子育てはないのですが、それに向かって頑張ってしまうママ

気が付かないうちにどんどんストレスは蓄積していきます。
自分なりの気分転換やストレス解消法があればいいのですが、
その時間の確保さえも難しいこともあります。
でもそんなときは一人で抱え込まず、声に出してください。
そして周囲を見渡してください。
ママは決して一人ではありません。
パパや家族をはじめ、応援してくれる人はたくさんいます

一人で悩んでいても、堂々巡りで思うようにいきません。
子育て支援センターや子育てサークルなどで同年代の子どもを持つママと
話すのもストレス解消につながります。
また、保健センター、助産所などに相談して、気持ちを吐き出したり、
一時保育を利用してリフレッシュする時間をもつのも効果的です。
大変だ・・・
どうしよう・・・
一息つきたいなぁ・・・と思ったら
是非お越しください

2016年08月30日
助産所のご飯♪
こんにちは しんしろ助産所です
トンボが群れて飛ぶのをよく見かけるようになりました。
青いイガ栗も落ているようになったし、
いつのまにか田んぼの畦道の草も、通れるようにきれいに刈られています。
暑い日が続いていますが、もう秋が近いですね
今日は産後療養でお出しする助産所のご飯を紹介します。
豚巻おにぎり、ワカメスープ、ポテトサラダ
スパニッシュオムレツ
豚巻おにぎり中には卵も入っていて、カリッとやいた甘辛味の
豚肉の下にまいてある大葉との組み合わせもバッチリ!
オムレツもいろいろ入っていて、ふんわり美味しい組み合わせ
アボカドハンバーグ、ナスの煮びたし、ビシソワーズ
ハンバーグとアボカドは相性がよくて、照り焼きソースとマヨネーズに
からしの効いた酸味のあるソースが好評です
暑い夏には冷たいスープも美味しくいただけます。
ご飯、油淋鶏、酸辣湯、春雨サラダ、キウイフルーツ
油淋鶏は酸味と辛みのきいたタレをかけてお出しします。
暑い夏でも、食欲をそそってくれます。
旬の食材を使って美味しくたべてもらえるような献立を考えて作っています。
つくるのも楽しいけど、美味しく食べてもらえる姿をイメージしながら
頑張っています(^O^)
2016年08月29日
子どもの命名

「将来 子どもがうまれたら、
どんな名前をつけようかな・・・

まだ結婚もしていない頃から
こんな想像に浸ったことのある方も
多いのではないでしょうか?
ちなみに私は
女の子なら「花梨(かりん)」
男の子なら「慎(しん)」
と決めていましたが、
そのどちらもつけていません

実際に生まれた子どもの顔を見たら
「何だかしっくりこないなぁ」とか、
「名字とのバランスが悪いかなぁ」とか・・・。
子どもへの一生の贈り物だと思うと
なかなか安易には決められませんね。
子どもの名付け・・・
どうやってつけたらいいかがわからない!
という方も多いと思います。
「音」 から決めたり、使いたい 「漢字」 から名前を決めたり、
字画を調べたり、有名なお寺でみてもらったりと
名づけ方法は様々です。
ただ、名前を決める際に
押さえておきたいポイントもあります。
●読みやすいこと
毎回訂正したり、
正しく読んでもらえないのは苦痛ですね。
●名前の由来を説明できること
子どもは自分の名前に込められた意味を
聞きたがります。
●漢字が書きやすいこと
あまり凝った字を使うと
子どもが書きづらかったり
電話口での説明が困難なこともあります。
●家族が反対した名前はつけない
反対があるのに強硬に名付けると
いつまでもわだかまりを残します。
一生懸命に考えた名前は
きっと赤ちゃんにとって一番
素敵な名前をつけてあげてくださいね

2016年08月26日
こどもの車酔い

夏休みもいよいよ終盤ですね。
旅行やレジャー、帰省など
車

「子どもの車酔いが心配・・・

という方もみえるのではないでしょうか?
車酔いの原因は、目・耳・鼻の3つの
感覚器官から受ける刺激によるものだと
考えられています。
目・・自分は動いていないのに、周囲の景色が早く動き、
そのスピードに脳がついていけないという
視覚の働きによる刺激。
耳・・乗り物の揺れにより、平衡感覚を司る
耳の奥の三半規管が刺激を受けるため。
鼻・・車に乗った時に感じる何か不快なにおいが嗅覚を刺激し、
脳や自律神経にストレスを与えるため。
車酔いは個人差もありますが、
赤ちゃんのうちは平衡感覚が未熟なため
月例が低いほど車酔いしにくいといわれています。
それが、3歳頃から発達し始め、
中学生くらいまではまだ未熟なため
大人と比べて車酔いをしやすくなります。
そこで、車酔いを防ぐための対策を紹介します。
●寝不足や疲れは避け、前日はぐっすり眠る
●空腹・満腹を避ける
●緊張や不安をほぐす
・「大丈夫」と暗示をかける
・しりとりやなぞなぞ、音楽など遊びで気分を紛らわす
●なるべく遠くを見るようにする
●時々自然の風をいれ、換気する
●車のにおい対策
●やさしい運転
●酔い止めの薬を飲む などなど
出かける前やその時だけの対策でなく、
平衡感覚が養われ、車酔いの予防に効果的なのが
でんぐり返しや後ろ歩き、ブランコなど。
日々の遊びの中に取り入れてみるのもいいですね

2016年08月25日
赤ちゃんがうまれました

日付が変わりしばらくたった頃、元気な赤ちゃんが誕生しました。
ママは助産所のリピーターさん。
パパのいる日に生まれてきてほしいなぁというママの
思いが赤ちゃんに届いたみたい。
夜ならパパも仕事から帰ってるものね。
前の日に、上のお子さんと助産所に寄ってくれていたので
「陣痛が来た!」と連絡をもらった時にはビックリしました。
「前駆陣痛かも・・・」というママのことばとは裏腹に
お産の進行は順調そのもの
病院に到着して30分程で出産を迎えることができました。
終始落ち着いてママをリードしてくれたパパ ありがとう。
だからママはパパにいて欲しかったんだね。
おめでとうございます。

2016年08月24日
カンジダ膣炎

カンジダ膣炎、出産経験のある方なら聞いたことがあるかもしれません。
カンジダは皮膚や粘膜等に常在している真菌で、その菌が膣内で増殖する事で
炎症が起きます。
原因は体力の低下、免疫力の低下、抗生物質の服用等があげられます。
症状としては
・外陰部や膣内のかゆみ
・白っぽいカス状のおりもの
・外陰部の皮膚の赤み 等
妊婦さんもカンジダ膣炎を発症することがあります。
・つわりで体力が落ちている
・妊娠により体温も上がり、汗をかきやすい
・妊娠中の膣内の変化
(普段は酸性に保たれ、雑菌の繁殖が抑えられているが、
妊娠によるホルモンバランスの変化によってアルカリ性になり増殖)
・おりものが増える
等がカンジダ菌の増殖を促す原因となってしまうようです。
カンジダをそのままにしておくと、出産時に産道で赤ちゃんに感染することも…

鵞口瘡という、舌に苔のような白いカビがつき、おっぱいやミルクの飲みが悪くなったり、
カンジダ皮膚炎によるおむつかぶれなどを起こす可能性があります。
軟膏や膣錠での治療となりますが、胎児に影響のない薬ですので
妊娠中でも治療ができます。

予防としては、
1.バランスの良い食事
2.体力を維持できるような生活(疲れをためない)
3.睡眠をしっかりとる
4.通気性のある素材の下着をつける
おりものが気になったり、外陰部に違和感がある場合は、早目に受診

2016年08月23日
羊水のはたらき

「胎盤のはたらき」 は良く耳にしますが、
羊水については あまり聞かないような・・・
そこで今日は 「羊水のはたらき」 について
まとめてみました。
<胎児の発育に関与>
羊水には臓器の発達や胎児の発育に関与する物質や
増殖因子が含まれています。
<保温>
母体温度や外気温が直接胎児に影響しないよう、
胎児の体温を一定に保つはたらきがあります。
<肺の成熟を促す>
胎児は呼吸様運動を通して
羊水を肺へ取り込んだり 外へ出したりを
繰り返しています。
そうすることで肺成熟が促されます。
<外力に対する緩衝作用>
羊水は外からの衝撃をやわらげることで
胎児を守ります。
また、子宮収縮を弱める作用もあるため、
圧迫による臍帯の血流障害を防いでいます。
<皮膚の保護>
羊水中にはヒアルロン酸が
豊富に含まれています。
それらが胎児の皮膚の潤いを保ちます。
<運動空間の確保>
羊水があることで胎動の空間ができ、
筋肉や骨格の発達を促します。
<抗菌・抗炎症作用>
羊水中には抗菌物質が含まれていて
外からの細菌侵入や感染を防ぎます。
ところで赤ちゃんは羊水を飲んで、
羊水内に排尿しているって知ってますか?
(ちなみに元気な赤ちゃんは お腹の中で便はしません)
妊娠中期以降には、胎児の排尿の様子が
エコーで見えることもあるんですよ。
妊娠後期には、1日400~500mlの尿を排泄し、
ほぼ同量の羊水を飲み込んでいるそうです。
尿は無菌なので汚くないんです。
また、生まれた時に
片手だけでいいので羊水を拭きとらずにおくと、
赤ちゃんはそのにおいを嗅いで
安心するそうです。
産まれた途端に流れ出て
後に残らない羊水ですが、
色々な角度から
赤ちゃんを守ってくれているのですね

2016年08月22日
昔からある遊び
こんにちは しんしろ助産所です
蒸し暑い日が続いてますね。
11時には今年3回目の食中毒警報もでました。
衛生管理に注意して体調を崩さないよう気をつけましょう。
食中毒予防の3原則は
1、菌とつけない
2.菌を増やさない
3.菌をやっつける
生活を見直して、1から3の弱いところは改めましょうね。
さて、子どもは遊びを通して、体の動かし方、創造性、想像力を
育くんでいくといわれています。
家族のみんなができる昔からある幼児期の遊びを調べました。
★読み聞かせ
お子さんが関心をよせられるような本を、寄り添って
読んであげましょう。
きっとお気に入りのお話がみつかりますよ。
★手遊び
指や手を動かして、わらべ歌にあわせていろんな表情を
つくって遊びます。
“あがりめ さがりめ” “お弁当箱の歌” “げんこつ山のたぬき”
“ずいずい ずっころ橋”など
くるくる変わる表情や、ドキドキ感が楽しみ
お子さんを誘ってしてみましょう。
★お手玉
小豆やお米、ペレットなどを入れて作ったお手玉を
とって遊びます。
“あんたがたどこさ♫”などにあわせて。
★けん玉
手先だけで入れようとしても上手くいきません。
上手く入れることができたら 子ども がすごい!って
目線を送ってくれるかも知れません。
★こま
大きさや回し方で小さな子どもでも回せます。
★空き缶のぽっくり
空き缶に紐を通して、ぽっくり下駄をつくって
紐を手で持ちながら歩きます。
子どもの時には、少し高くなっただけでも特別な感じがしました。
ゲームやDVDもいいですが、親や姉が相手をしてくれて
遊んだ思い出は今も記憶に残っています。
祖父母も知っている遊びばかり。
お孫さんの相手をして遊んでもらうとコミュニケーションが深まりますね
2016年08月19日
母乳相談

しんしろ助産所では母乳育児に関するさまざまな相談に応じています。
『おっぱいは出ているのだろうか』
『おっぱいの量を増やすにはどうしたらいいのか』
『赤ちゃんがうまく吸いついてくれない

『乳首が痛い

『おっぱいにしこりがある』
『おっぱいをあげているのに何度もほしがる』
『赤ちゃんの体重が増えているだろうか』 など
困っていることや心配なことはありませんか?
体重測定、哺乳量、おっぱいや授乳状況の確認を行ないながら、
その状況に合わせた方法を助産師と一緒に考えていきましょう。
初産・経産・里帰りの方、他院でご出産された方など
どなたでもご利用できます。
昨年より、新城市では、母子愛着推進事業として
初産婦さんを対象に、生後6ヶ月までを期限に
助産所でうける母乳相談や育児相談の助成も始まりました。
母乳育児が難しい、自信がもてない、不安があるなどの場合は、
一人で悩まずお気軽にご相談ください



2ヶ月のKくん
おっぱいをたくさん飲んで ごきげん



2才のSちゃんと9ヶ月のKちゃん
水着姿が決まってます

今から児童館のプールだって~

楽しんできてね。
もうすぐ2ヵ月のKくん
おっぱい、たくさん飲めたね

を向けると興味津々
真剣な眼差しで見つめてました。
2016年08月18日
お母さんからの最初のプレゼント

お母さんのお腹の中にいる間
赤ちゃんは無菌状態です。
赤ちゃんはお産の際 産道の壁に
口や鼻をぴったりと押し付けながら
産まれてきます。
膣は無菌ではないので
細菌がたくさん棲みついています。
赤ちゃんはそれらの菌を
受け取ることになります。
細菌には様々な種類があり、
中には妊娠出産に影響するものもあります。
その代表的なものが
「クラミジア」 と 「GBS(B群溶連菌)」。
クラミジアは性感染症の一つです。
治療しないまま出産に至った場合、
出産時に赤ちゃんに感染することがあります。
感染した場合にはあかちゃんが結膜炎になったり
肺炎にかかることがあります。
また、GBSは健康な方にとっては
病気などを起こすことはまずありません。
ただ、妊娠中の検査で陽性が出た場合、
分娩の際にあかちゃんに感染する可能性があります。
もし感染してしまうと肺炎や敗血症、
髄膜炎などを引き起こすことがあります。
それらを予防するために
どちらも妊娠中に検査をして
陽性であれば妊娠中に治療をおこないます。
そんな話を聞くと
「なんだか汚い・・・」 「怖い」

と思うかもしれませんが、
産道にいる菌の多くは乳酸菌やビフィズス菌。
これらは生きていくために必要な菌です。
授乳や抱っこを通してもこれらの菌は
赤ちゃんに与えられますが、
経膣分娩の場合はその数が多く、
「お母さんからの最初のプレゼント」
と言われているそうです

菌のプレゼントなんて
ちょっと不思議ですね

2016年08月17日
生理の再開と母乳

産後、生理が始まると
“ 母乳の味がまずくなる

“ 母乳の分泌が悪くなる

といわれることがよくあります。
母乳育児中のママがこのことを聞いたら
不安になってしまう方もみえるかもしれません。
でも、これって本当なのでしょうか・・・?
結論から言うと・・・
現状では詳しいことは分かっていません。
生理中でも関係なく、いつも通りに
おっぱいを飲んでくれる赤ちゃんは多くいます。
でも、中には飲みが悪くなったり、飲むのを嫌がる子もいます。
分泌もいつも通りというママもいれば
少なくなったと感じるママもいるようです。
そういうエピソードを聞くと、
やはり味や分泌に変化がある場合もあるのかもしれません。
たとえ味や分泌に変化があったとしても、
赤ちゃんが母乳を飲んでくれるのであれば
そのまま授乳を続けましょう。
分泌が少ないと感じる時は
赤ちゃんが欲しがるのに合わせて頻回に。
飲ませている限り、出なくなってしまうことはありません!
どうしても嫌がって飲んでくれない時は
まどろみながら飲んでくれることの多い、
眠い時に授乳をしたり、搾乳をしたりして、
母乳の分泌を維持できるようにしましょう。
そうこうしているうちに、
生理が終わると元に戻ると言われます。
生理が再開しても慌てず、
赤ちゃんの様子や授乳の様子をみながら対応できるといいですね。
困った時は1人で悩まず、ご相談ください。
2016年08月16日
母乳育児を応援します
こんにちは しんしろ助産所です
昨日までのムシムシした曇天から一転
今日は焼けつくような暑い日になりました。
朝方や夜は涼しくなってきたとはいえ、日中はまだまだ猛暑続き
熱中症にならないように気をつけましょうね
さて、母乳育児について初めての赤ちゃんならなおのこと、
妊娠中から知ったり、準備しておくことで、産後の母乳育児がスムーズに
進められることが往々にしてあります。
女性の身体は妊娠4ヶ月頃から初乳を作りはじめるそう。
母乳の出る、出ないは体質でもなければ、おっぱいの大きさとも無関係!
おっぱいの形や大きさは脂肪組織に寄りますが、母乳は脂肪組織の量には
関係なく、妊娠中に乳腺が発達してつくられます。
生まれたばかりの赤ちゃんの胃袋の大きさはくらい
加えて、母乳は消化吸収がすぐれているので授乳も頻回です。
徐々に減ってくるとはいえ昼夜分かたず8~12回/日の授乳は
慣れるまで大変
適度な運動をして体力をつけておくことはとても大切です。
赤ちゃんの抱き方やおっぱいをチェックしてもらい、形にあった吸わせ方や
準備を知っておくことも赤ちゃんが母乳を飲みやすくなります。
マッサージは不要ですが、乳頭が短かったり、扁平な場合には
赤ちゃんが直接おっぱいから母乳を飲みとるまでに時間がかかります。
こうした場合にも、あらかじめ知識があれば、ゆったりと授乳に臨むことができます。
哺乳瓶やミルクに限らず、授乳グッズもいろいろあります。
助産所ではこうした様々なグッズや母乳のメリットをまとめたDVDや
赤ちゃん人形などがあります。
よく“出産には利用しないから・・・” “行ったこともないのにいいの・・・”
とおっしゃる方もみえますがそんなことは関係ありません。
お気軽にお越しください。
母乳育児は赤ちゃんにもお母さんにもメリットがいっぱいです。
まだ 母乳のことを何も考えていなかった方は今から準備を始めませんか。
2016年08月15日
赤ちゃんの便秘

8月のはじめに比べると朝晩は過ごしやすい気がします。
しかし、台風も日本に接近しており、夜には雨とか…
湿度が高いと暑さが倍増しそうです

さて、赤ちゃんの便秘を気にされるママさんが多いような気がします。
生まれてから1カ月くらいは、毎日ウンチが何回も出てたのに、
回数が減り、数日に1回しか出ないという方も…
まずは、おっぱいやミルクがしっかり飲めているかどうかを確認してみましょう。
体重が順調に増えているのに便秘気味という場合は
赤ちゃんの腸の働きが発達してきているためと思われます。
それまでは胃直腸反射による『飲めば出る』という状態だったのが
ある程度ためて出せるように変化してきているのです。
赤ちゃんの排便のペースは個人差がかなりあります。
その子なりのペースで、しっかり出るならそれほど心配はいらないといわれます。
便の回数だけでなく、赤ちゃんの機嫌はどうか?おっぱいやミルクの飲みはどうか?
お腹が張っている感じがないか?など、赤ちゃんの状態を見てください。
特に気になる点がなければ、様子を見て大丈夫

何日も便が出ず、赤ちゃんがいつも踏ん張っている感じがあるとか、
おっぱいやミルクの飲みが少ない気がする、などの兆候があれば、
以下の方法を試してみましょう

1.おなかのマッサージ
赤ちゃんのおなかにママの片手の手のひらをのせ、、
おへそを中心に『の』の字を書くようにマッサージしましょう。
マッサージにより、腸が刺激され効果が期待できます。
ベビーマッサージを毎日おこなうことで便通が良くなったといわれる方もいます。
2.綿棒での刺激
ベビー用のオイルなどを綿棒につけ、先端1~2cm位を赤ちゃんの肛門に入れ、
時計回りにゆっくりとまわして刺激をする方法です。
3.赤ちゃんの運動
赤ちゃんの手足を動かしたり、足をおなかの方へ持っていく屈伸運動や腹ばいなどの
運動をすることで便秘が解消することがあります。
赤ちゃんが、寝返りしたり、はいはいしたりと自分で運動するようになると、
便秘が改善することも。
自分で動けないうちは、マッサージや運動でお手伝いしてあげてください。
ただし、おなかが張って苦しそうだったり、吐く、泣いて機嫌が悪いなどの場合は、
早目に病院

2016年08月12日
スポーツが好きな子に育てたい

毎日オリンピックの熱戦が続いていますね

しばらくの間、早起きもあまり苦ではありません!
アスリートのみなさんの努力してきた日々が
報われたり、報われなかったり・・・。
でも、どんな結果であっても感動を与えてくれます。
スポーツって素晴らしいですね

あぁ、うちの子もスポーツ選手に育てたい!
という方もみえるかもしれませんね。
ところで「運動神経は6:4で母親から遺伝する」
という説があるようですが本当でしょうか?
我が家は 父:運動が苦手
母:運動大好き
子どもたちは幼い頃、運動が得意だったため
「私に似たかも♪」 なんて思っていましたが、
年々運動嫌いに・・・。
これはどうしたことか?
遺伝ではないのでしょうか?
骨格や筋肉、身長や手足の長さなど
体型的なものはある程度遺伝するようですが、
運動能力はあまり関係ないという説もあります。
運動が苦手だったり、好きではない両親は
子どもにスポーツをする環境を作りません。
運動をしないことで、子どもも運動が苦手になる・・・
という悪循環が起こるようですよ。
確かに我が家も子どもが生まれてからは
あまり積極的にスポーツをさせることもなく、
「あなたたちは運動が苦手だから」
とマイナスイメージを刷り込んでいたような・・・

実際のところ運動神経は
後天的に良くもなるし、悪くもなる
という事のようです。
わが子をスポーツ好きに!!!
と思うのならば、小さい時から公園に連れていったり
サッカー、キャッチボールなどを一緒におこなうなど
スポーツをする環境を整える必要がありそうですよ



オープンシステムを利用して生まれた
Kちゃん(5ヶ月)とお姉ちゃんのHちゃん(3才)
いつもはこども園のお姉ちゃんも
今日は一緒でうれしいね
お姉ちゃんはパズルで遊びながらも
時々Kちゃんのところに来ては、ほっぺをつんつん。
妹をかわいがってくれる優しいお姉ちゃんだね
こちらもオープンシステムを利用して生まれた
Aくん、1才2ヶ月になりました
今、お盆休みでご実家に帰省中だそう。
久しぶりに会うAくん、
すっかり大きくなっていてびっくり
来てくれてありがとうね
Rちゃん3姉弟
左から年中・年長・もうすぐ1歳です。
子ども園がお休みの間は
とても活動的なお姉ちゃんたちに
遊んでもらって、Rくんもご機嫌だね
2016年08月10日
赤ちゃんがうまれました♫

昨夜遅くに赤ちゃんが誕生しました。
すぐ上のお姉ちゃんも助産所をご利用いただいたリピーターさんです。
ここ1週間くらい、毎晩、前駆陣痛があり、
今か、今かとドキドキ


赤ちゃんの誕生を毎日、心待ちにしていました。
夜中の出産でしたが、お兄ちゃんやお姉ちゃんも駆けつけ、
家族揃って、誕生の瞬間を迎えることができました。
お兄ちゃんやお姉ちゃんたちの


『家族みんながいてくれたから、頑張れた

大きい産声が、その喜びを倍増させてくれました。
これからの成長が楽しみです。
おめでとうございます。
2016年08月09日
妊娠中の恥骨の痛み

妊婦さんを悩ませる症状のひとつに「恥骨の痛み」があります。
私も3人目の妊娠中に経験があるのですが、
歩く時、寝返りをする時、ズボンを穿こうとして足を上げた時など
ズキッと痛みが走ったり、安静にしていても痛みがあったり
日常生活の中で苦痛を伴うので辛いですね。
お腹が大きくなる妊娠後期に起こりやすいと思われがちですが、
もっと早い時期からはじまる人もいます。
また、何ともない方もみえますが、2人目・3人目の妊娠になるほど
恥骨痛になりやすい傾向があります。
妊娠中の恥骨の痛みの原因は主に2つ。
そもそも恥骨というのは左右の恥骨が
軟骨をはさんでつながっています(恥骨結合)。
妊娠すると分泌されるリラキシンというホルモンの影響で
骨盤をつなぐ靭帯が緩み、骨盤が開いてきます。
これは、赤ちゃんが産道を通るためには大切な体の仕組み。
ただ、恥骨結合部も緩んで負担がかかるため痛みが現れます。
妊娠前からもともと腰痛持ちや筋力が弱い、
骨盤歪んでいる、という人は早い時期から
悩まされる人がいます。
もうひとつは、胎児が成長するにつれて
大きくなる子宮によって恥骨が強く圧迫されるため。
この場合は後期になるにつれて症状がでてきます。
痛みを軽減するには…
・歩く時には大股は避け、小股でゆっくり歩きましょう。
・長時間の同じ姿勢を避けましょう。
痛みの少ない体勢を見つけ、まめに姿勢は変えましょう。
・背筋は出来るだけ伸ばして前かがみにならないように気をつけましょう。
・寝る時には足と足の間にクッションを挟んで寝ましょう。
・寝返りや起きあがる時は両足を閉じた状態ですると楽です。
・骨盤ベルトを利用し、不安定な骨盤を支えましょう。
産後には自然に収まる場合がほとんどです。
それまで痛みを軽減して、
無理のないマタニティライフを過ごせるといいですね

2016年08月08日
ヘルパンギーナ

ヘルパンギーナは、手足口病、プール熱と並ぶ夏風邪の一つ

昨夏は手足口病が流行しましたが、今年は全国的にヘルパンギーナが流行しているようです。
ヘルパンギーナは、4歳以下の小児、特に1歳児に流行することが多く、
症状としては
・39度前後の発熱が2~3日続く
・のどに小さな水疱ができ、よだれが増える
・飲み込むときに喉を痛がる
・食欲不振
・腹痛
・嘔吐
などで、高熱とのどの痛みが特徴といわれます。
特に、のどの水疱が痛みを伴うため、食べたり飲んだりするのを嫌がる子

味の濃いものや刺激物、熱いものは痛みが強くなるため、薄味の軟らかいものがいいでしょう。
アイスクリームやプリンなどは刺激も少なく、口当たりがいいといわれます。
水分は白湯や麦茶等が飲みやすいようです。
へルパンギーナは、ウイルス性の疾患のため特効薬はなく、ワクチンもありません

そのため、症状に応じた対応で回復を待つのが基本です。
しかし、乳幼児では脱水や、痙攣などを起こすことがあるため、
食べ物や水分がほとんど取れないような場合は、早目に病院

予防としては
・手洗い、うがいを励行
・流行が見られた場合は、人ごみを避ける
・子どもが同じものを使う施設などの出入りを控える など
ヘルパンギーナに罹り症状が治まっても、便に1カ月近くウイルスが潜伏していることがあります。
排便時やおむつ交換の後に手洗いを徹底しましょう。
乳幼児ではよだれや咳でウイルスがおもちゃ等に付着し、そこから感染することも。
流行中は、共有のものを使わない、接触を避ける等の工夫をしましょう。
感染予防の基本は手洗いから

手洗いの歌などを参考に、子どもと一緒に感染を防いでいけるといいですね。
2016年08月05日
熱中症対策
こんにちは しんしろ助産所です
毎日暑い日が続いていますね
最高気温が35℃を超えた市町のニュースもここ数日、連日のように
耳にします。
子どもの頃は30℃を超すだけでも“すごい!”って思っていましたが、
7月から8月に最高気温が30℃を超えるような日が何日も続いたり
猛暑日が増えているのは温暖化の影響でしょうか。
ともあれ、厳しい暑さに備えて熱中症対策は万全にしたいものです。
症状が出てから水分をとるのは、何もしないよりはいいけれど
遅い対応といえます。
喉の渇きを感じる前に、こまめに水分とったり、対応策を知って
身体を労わりましょう。
毎月、所内の掲示板(畳3畳くらいの大きさ)を取り替えていますが、
今月の掲示は “熱中症対策”
妊娠中は代謝も上がって熱中症や脱水のリスクが高まります。
乳幼児の熱中症対策もあわせて掲示しています。
是非お立ち寄りください。
2016年08月04日
子どもって なぜ左右逆に靴を履く・・・?
小さな子どもって、
どうして靴を左右反対に履くのでしょう?
きちんと揃えてあるのに
わざわざ並べ替える子もいますよね。
履き心地が悪くないのでしょうか?
そもそも二分の一の確率なのに
ほぼ100%逆に履くような気も・・・。
理由を調べていて、一番多かったのが
「子どもにとっては、左右を逆に履いた方が
靴が脱げにくく、ぴったりして履き心地が良い」
というもの。
正しく履くと、親指側にスペースができるため、
靴が脱げやすいよう。
反対にすることで引っかかりができ、
脱げにくいのだとか。
そもそも 子どもは 「足に合っていない」 だとか、
「ブカブカだ」 ということを意識しないようです。
そのため 自分の感覚で調整し、
脱げないように わざと左右反対に履くのか・・・?
あくまでも推測ですが。
もうひとつの考えとして、
「子どもは教えない限り 左右の認識がないため」
というものもあります。
認識がなければ
「どっちでもいいや

何も影響がないのなら良いのですが、
長い目でみると 逆に履くことで
足の変形につながることもあるとか。
それは問題ですね!!
そこで機会があるたびに
「靴は右足と左足で形が違うんだね。」
と教えてみましょう。
形の違いを理解していないと
いくら靴の左右に目印を付けてみても、
なぜ左右を気にする必要があるのか
理解できないですよね。
「靴が仲良くくっついているね。」
「反対だとケンカしているみたいだね。」
そんな会話からでいいようです。
「違うよ、反対!」
と親が直してしまう前に、一緒に靴を並べて
観察してみませんか?

2016年08月03日
歯ぐずり

“歯ぐずり”って聞いたことがありますか?
歯が生え始める時期に赤ちゃんがかゆみや痛みで
ぐずったり、泣いたりすることを言います。
個人差もあるので歯ぐずりがほとんどない子もいれば
ママが疲れてしまうほど機嫌が悪くなったり、
夜泣きが始まる子もいます。
一般的には最初の2本の乳歯が生えてくる頃が
歯ぐずりのピークなのだそう。
赤ちゃんにしてみれば、生まれて初めて歯が生え、
経験したことのない痛みやかゆみを感じるのだから
不快感を抱くのも不思議なことではありませんね。
「ブーブー

しきりに手を口の中に入れてみたり、
おもちゃやタオルをかじったり・・・
そうしてむずかゆさと戦っているのかもしれません。
ただ、いつまでもグズグズ機嫌が悪く
夜泣きが続いたりするとママも疲れてしまいます。
そんな時は、歯固めや歯茎のマッサージで
むずかゆさを和らげてあげましょう。
歯固めを冷蔵庫で冷やしたり、
冷やしたガーゼを使って歯茎を拭いてあげるのも
効果的です。
「そういえば最近なんだか機嫌が悪い、夜泣きが始まった

というとき、理由が分からないと
どうしてあげたらいいか分からず困ってしまいますが、
もしかしたら、口の中で 小さな白い歯が
見え始めているかもしれませんね。