2016年09月30日
助産所の清掃

昨日、業者さんが助産所を掃除してくれました。
日常の掃除ではなかなかできない、床のワックスがけや
外窓、天井の梁やファン、天窓も石けんで洗ってもらい ピッカピカ

天窓や梁がみえる天井も、足場をつくったうえに梯子をかけて ゴシゴシ
隅々まできれいに拭いてもらえ、下からは見えないところまで拭き掃除。
さすがプロ

業者さんのチームワークはもちろんのこと、
清掃に対する思いや意気込みが伝わってきました

【天井のファンや梁の拭き掃除】
【天窓は屋根側からも】
【普段は手の届かない窓もガラスだけでなく、網戸も外して】
ありがとうございました

2016年09月29日
あかちゃんの抜け毛

産後のおかあさんが
抜け毛に悩まされることがあるのは
知っている方も多いのではないでしょうか?
実はあかちゃんにも生後、
「新生児生理的脱毛」 といわれる
抜け毛が起こることがあります。
あかちゃんの寝具や抱っこ紐、ベビーカーなどに
ついている髪の毛を見てびっくりしたことがある
おかあさんもみえるかもしれません。
あかちゃんの髪の毛は生後6ヶ月頃までに
生え変わるものだと考えられています。
前頭部から頭頂部の髪の毛がたくさん抜け、
すぐに新しい髪が生えてくるあかちゃんもいれば、
毛髪の成長が休止期に入り、
しばらく生えてこないあかちゃんもいます。
しばらく生えてこないあかちゃんでは
いつになったら生えるの・・・

と心配になってしまいますね。
これにも個人差があり、
1歳頃という子もいれば、保育園に入る頃に
やっと伸びてきたという子も・・・
髪の毛が薄い・生えてくるのが遅いからといって、
特別に何かする必要はありません。
髪の毛が少ないあかちゃんの姿を見られるのも
この時期だけです。
焦らずゆっくり、気長に待ってあげましょうね



1歳10ヶ月のHちゃん

かわいいポーズを決めてくれました。
最近はたくさんお話もしてくれるようになったそう

大きくなったね

2016年09月28日
母乳だと赤ちゃんの哺乳量が分からないと心配なおかあさんへ
こんにちは しんしろ助産所です
今週はずっと雨が降ったり止んだりのぐずついたお天気が続くようです。
洗濯物もたまるし、少し動けば汗がでて ジトジト ベタベタして
気温はさほど上がらないのに、湿度は70%越え
まだまだクーラーが必要ですね。
さて、母乳育児を始めたばかりのおかあさんの中には
始めは 何とか頑張っていても、
“母乳だといくつ飲んでくれたのか分からなくて不安”という方が
みえます。
一日に、尿が7,8回、便が4回くらいでていたら母乳不足はないと
いわれても、赤ちゃんが泣いて寝てくれなかったり、
周囲から“ミルクをたせば・・・”などといわれると、
母乳不足が気になりますね。
こうした心配は母乳で育てているおかあさんにはありがちです。
授乳後に赤ちゃんが気持ちよさそうと感じたり、授乳中におっぱいを
飲みくだす音がしたり、おかあさんの乳頭に傷がなく、授乳後に
乳房の緊満感が軽くなるなどの自覚があれば、授乳回数が頻回(10回以上/日)
でも母乳育児は上手くできています。
ただ、自宅では体重や哺乳量が分からないのも事実。
赤ちゃんの体重や一回の哺乳量が分かれば、生後早期の体重減少がどのように
なったか、体重の回復状態や日増も分かり安心できます。
最近では生後2週間健診を行なっている施設も増えてきました。
ここのように赤ちゃんの体重や哺乳量測定ができる施設もあります。
母乳育児は初めの数か月が大切です。
是非ご利用ください(^O^)/
2016年09月27日
麻疹の流行

厚生労働省や報道でもみられましたが、
今年に入り一部地域で麻疹(はしか)の流行が続いています。
千葉のコンサート会場や関西の空港などでの集団感染が報告されています。
麻疹は飛沫感染のほか、同じ空間にいるだけでうつる空気感染もあり、
感染力が強い

通常、麻疹は1歳時と年長頃の計2回が定期接種となっています。
2回接種をすることでほとんどの場合免疫が出来るのですが、
1990年以前の出生の方の中には 接種の機会を失ってしまい、1回接種のみの方や
未接種という人もいるため、感染が広がる傾向にあります。
麻疹にかかると、1~2週の潜伏期を経て、38度前後の熱とともに、
風邪に似た咳や鼻水などの症状が現れます。
ついで口の中の粘膜に白い小さな斑点が出ます。
その後一旦熱が少し下がった後、再度熱が上がり、
同時に赤く盛り上がった発疹が体中に現れます。
もし妊娠中に麻疹に感染するとどのような影響があるのでしょうか?
麻疹は風疹とはちがい、赤ちゃんに先天性奇形などの可能性はないといわれていますが、
妊婦さんが感染すると、流早産の確率が高くなるといわれます。
また出産の時に麻疹に感染していると、赤ちゃんが先天性麻疹になる可能性もあります。
日本産婦人科学会からの注意喚起も出ていますので参考にしてください。
麻疹に罹ったことがない、もしくは予防接種をしていない、
麻疹の抗体が不足している方などは、予防接種をしておくのがベスト。
ただし、妊婦は接種できません

分からない方は、母子手帳に記載があるので確認しましょう。
もし、未接種、未罹患だった場合には
1.流行地域へは行かない
2.人ごみや混雑場所を避ける
3.マスクの着用や、手洗い・うがいを励行する
4.家族にも予防策をとってもらう
など
今は、一部の地域での感染が問題になっていますが、今後さらに感染が広がっていく可能性も
あります。
「自分の住んでいる地域は大丈夫

2016年09月26日
草花のあそび

児童館の先生から
「しあわせの鈴」 という植物の種を教えていただきました。
これは別名 「ベビーマラカス」 というそうで、
乾燥した鞘つきの種を振ると 「シャラシャラ」 と
かわいらしい音がします。
「風船にいれて振ると
何とも良い音がするんですよ

と一緒に風船もいただきました。
赤ちゃんをあやすおもちゃのような
懐かしくも心地よい音

鞘の中にはハート形の種

うーん、まさに 「しあわせの鈴」 ですね!
ところで 草花を使った遊びって
たくさんありますね。
子どもの頃を思い出しただけでも
タンポポの笛、オオバコ相撲、ドングリのコマ
クローバーの花冠、数珠玉の首飾り
オナモミのバッジ、おしろい花のお化粧
アサガオの色水づくり、笹舟競争・・・。
子どもの頃 いろいろ遊んだなぁ。
与えられたおもちゃと違って
自分で発見した感覚があるので
余計に楽しく感じる気がします。
日中も過ごしやすくなるこれからの季節
散歩途中にも新しい発見がありそうです

幸いにして自然豊かなこの地域。
自然との楽しい体験を
子どもたちに伝えていきたいですね。
2016年09月23日
かわいいお客さま♡
こんにちは しんしろ助産所です
今日はあいにくの
湿度も高くジメジメ感が強いですね。
明日は運動会の学校も多いとか…
何とかできるといいのにね
こんな天気の中ですが、助産所にきてくれた
かわいいお客さまを紹介します。
助産所のオープンシステムを
使って生まれたKちゃん
もう1才を過ぎました。
成長の速さに
目をみはるばかり・・・
ママ大好きなKちゃんです
3ヶ月のKちゃんとまだ0ヶ月のYちゃん
ママは姉妹で私たちはいとこ同士
お互いに見つめ合って、わかっているのかな
大きくなったら一緒に遊ぼうね
計測に来てくれた5ヶ月のDくんとママ
すくすく大きくなってます。
ママと一緒に素敵な笑顔を見せてくれました。
また来てね
3ヶ月のKくん
を向けるとこの表情
優しい微笑みを見せてくれました。
授乳の途中でママを見つめて
ニッコリ笑う姿にメロメロです
ベビーマッサージにきてくれた1ヶ月のAくんと2ヶ月のAくん
ママたちは保育園からの同級生
ぼくたちも同級生だね~
『ママのマッサージは気持ちいいなぁ~』
2016年09月21日
妊婦さんに多い口角炎

以前、妊婦さんから
「よく唇の端が切れてしまって痛くて・・・

と相談を受けたことがあります。
唇の端(口角)に炎症がおき、
亀裂や出血が起こってしまう口角炎でした。
妊婦さんには多くみられます。
できると、食事やしゃべる時など
ピリピリして辛いですね。
非妊時と比べると免疫力が落ちたり、
つわりなどで食生活が偏り、
鉄分やビタミンが不足しがちになるのも
妊婦さんに口角炎が多くみられる原因です。
皮膚や粘膜を正常に保つための
ビタミンや鉄分、亜鉛などが不足することで
起こりやすくなります。
他にも、カンジダが原因のことも…
カンジダは常在菌の一種で、通常は人体に影響を及ぼしませんが、
免疫力が低下している時などに感染しやすくなります。
そこで、予防策!



疲労やストレス、生活習慣の乱れ、寝不足などは免疫力を低下させます。
基本的なことですが規則正しい生活、睡眠や休息が大事です。

口内の不衛生は菌の増殖を招きます。
口角炎になってしまったときには
患部を清潔にし、ワセリンなどの
保湿剤で乾燥を防ぐと痛みが和らぐようです。
痛みが強い、なかなか治らないときは
市販薬やサプリを自己判断で使用するのは控え、
かかりつけ医に相談しましょう。
妊娠中は何かと体調の変化に見舞われますが、
原因や対策を知って、安心してマタニティライフが
過ごせるといいですね

2016年09月20日
食事と尿糖との関係

妊婦健診は、体調や赤ちゃんの成長の状況を確認する
とても大切な健診です。
妊娠週数に応じて、初めは1ヶ月に1回だったのが、
中期には2週間に1回、10ヶ月に入ると1週間に1回と
回数も増えてきます。
妊婦健診で毎回行う尿検査。
これは妊娠糖尿病や妊娠高血圧症などのチェックをしています。
最近、尿糖が+に出る方が続きました。
話を伺うと食後1時間で健診にみえたり、健診に来る前に
ジュースを飲んできたりする方が多いように感じました。
尿糖が+に出たからといって、直ぐ異常というわけではありませんが、
気にする方が多いように感じます。
そこで、今日は食事とつながりの深い尿糖との関係をお伝えします。

糖が出ていると、その量によって±0、+1、+2、+3
尿検査の前に食事をすると、一時的に血糖値が上昇し、
身体の中のインスリンの量が増え、尿検査にもその影響が反映されるため
+(プラス)に出る妊婦さんがいます。
今まで問題なかったのに、突然尿糖が+1だった場合などは、食事との関係も考えられます。
健診当日の食事は健診の2~3時間前

食事をせずに健診に行くと、待ち時間に気分が悪くなったりする場合もあるため、
食べない選択より、影響の出にくい時間に食べるのがおすすめです。
妊婦健診では、普段の生活の状況が反映されます。
適度な運動、偏りのない食生活を心がけていきましょう。

2016年09月16日
子どものアレルギーと妊娠中の食事

近頃はアレルギー体質の子どもが増えています。
子どもがアレルギーになることを心配して
妊娠中から自己流で除去食を
おこなっている方もみえるようですが
これって本当に正しいことなのでしょうか?
よく耳にするのが、
妊娠中に卵や牛乳などを摂ると
赤ちゃんにもアレルギーが出やすくなる、というもの。
でも、それが本当なのかどうかは
はっきりわかっていません。
もちろん アレルギー体質は遺伝しやすいので、
パパやママ、兄弟などにアレルギー体質の人がいると
赤ちゃんも発症しやすくなります。
だから近親者に卵や牛乳アレルギーの人がいる場合は
胎児にアレルギー抗体が作られ始めるという
妊娠後期の摂取を控えめにすることは
効果があるかもしれません。
基本的には人間は、
口から入った食べ物を栄養素として
体が受け入れる仕組みがあります。
それが何かで壊れてしまうと
アレルギーが起こってしまいます。
ただアレルゲンは、食事として入るだけではなく、
皮膚からも 鼻からも入ってきます。
最近は特に皮膚から入ってくるアレルゲンに対して
抗体がつくられやすいのではないか
と考えられているそうです。
特に乳児期のアトピー性皮膚炎を治療しないで
だらだらと長引かせると、
多くの食物に対し、抗体ができやすいといわれています。
以前は除去食でアレルギーを治すという発想だったのですが
最近はアトピーをしっかり治すことで食物アレルギーを防ごう、
少なくとも重症化することを防ごう、という考え方に
大きく変わってきているようです。
アレルギーのリスクばかりを考えすぎて
自己流の除去食をおこない、食事が偏ってしまうと
赤ちゃんの発育も ママの体調も心配です。
バランスのとれた食事をして
十分な栄養を摂ることが
赤ちゃんの健やかな成長のためには不可欠ですね

2016年09月15日
乳和食って?
こんにちは しんしろ助産所です
いつのまにか秋の気配も濃厚
夕方6時すぎにはもう暗くって日も短くなってきました。
少し前までは、冷たいものや、さっぱりしたものが食べたかったのに、
この頃は、こくがあったり、暖かいものが美味しく感じます。
ただ減塩には注意したいもの。
和食に牛乳やヨーグルトなどの乳製品を取り入れると
うまみやコクがプラスされて手軽に美味しく減塩ができるそう。
成長期に必要な、タンパク質やカルシウムが一緒にとれるのも
嬉しいポイントです。
濃縮タイプの麺つゆを薄めるのに、水の代わりに多めの牛乳
で薄めたり、味噌汁に入れる味噌を半分にしてプレーンヨーグルト
をいれるなど調理の手間もかからず、仕上がりもまろやか
吹きこぼれや焦げ付きやすいのが難点ですが、
調理中は鍋の蓋をするのをやめたり、焦げ付きにくい
フッ素樹脂加工の鍋を使うと上手くいきます。
“牛乳は太る”という人もいますが、“牛乳や乳製品を多くとる人の方が
肥満やメタボシンドロームになりにくい”という報告もあります。
美味しく、手軽に減塩のできる乳和食を、普段の食事に
取り入れてみませんか (^O^)/
2016年09月14日
育み、育てられる助産所の職場体験

この地域でも 中学生の職場体験が
おこなわれていますね。
ありがたいことに しんしろ助産所にも
体験希望の生徒さんが来てくれます。
「赤ちゃんが好き

「弟の出産に立ち会えた体験が忘れられない

「助産師になりたいです

と、職場体験に選んだ理由はさまざま。
自分の中学生時代を思い出すと
「助産師」 という職業すら知らなかったので
自ら助産所を希望して来てくれることに 感心しています。
先日、職場体験に来てくれた生徒さんから
手紙をいただきました。
●おっぱいを与えることの良さ
●お腹の赤ちゃんと穏やかな時間を過ごすことの
大切さを感じたマタニティヨーガ体験
●出産はゴールだと思っていたが
子育てへのスタートだとを知ったこと・・・
手紙の内容から
伝えたかったことを きちんと感じ取ってくれたことがわかり、
とてもうれしかったです

そして 「私も職場体験に行ったなぁ

と当時を思い出しています。
お腹を触らせてくれたり、
授乳の見学や お産の体験談を快く話してくれた利用者のみなさん
本当にありがとうございました。
目標に向かって頑張ってね!!
2016年09月13日
母乳通信 第23号 「おっぱいを噛む赤ちゃん」発行

先週のブログ “母乳通信” でもお伝えしましたが、
しんしろ助産所では、不定期になりますが母乳通信を発行しています。
今回、
第23号「おっぱいを噛む赤ちゃん」を発行しました。
「授乳中におっぱいを噛まれて困ってしまって

と相談にみえるママが多くいらっしゃいます。
おっぱいを噛まれたことで
「また噛まれるかも・・・

赤ちゃんが母乳を嫌がっているのではないかと思えて
辛くなってしまうよう

でも、赤ちゃんはわざとママを困らせようとしているわけでも、
授乳を嫌がっているわけでもありません。
赤ちゃんがおっぱいを噛む理由はいくつかあります。
今回の母乳通信では、
赤ちゃんがおっぱいを噛む理由とその対策、
噛まれた時の対応をまとめました。
ぜひ参考にしてください

これまでに発行したバックナンバーも
新城市のホームページからご覧いただけます。
併せてお読みください。
クリックすると大きく表示されます。
今日のおきゃくさま
もうすぐ3週間になるAちゃんと
1歳10ヶ月のAちゃん姉妹
2人とも助産所オープンシステムを利用して生まれました。
並んで寝転がると2人ともご機嫌
しばらくこのまま寄り添っていました。
仲良し姉妹だね
2016年09月12日
バンザイ寝
こんにちは しんしろ助産所です
赤ちゃんが寝ている姿をみると本当に気持ちよさそう
自然と顔が緩んできてしまいます。
赤ちゃんが寝ているのを見ると、両手をあげたバンザイの姿勢が多いですよね。
なぜなのでしょうか?
それは、
・リラックスポーズ
ママやパパの近くで安心して寝ている証拠
・おなかの中の姿勢の反動
ママのお腹で10カ月ずっと丸くなっていたので、
外にでた解放感からバンザイの姿勢になるとか…
・体温調節
体温を調節する機能が未熟のため、手の先から
熱を出して調整している
・肺などの内臓の働きを十分に機能させる
まだ未熟な小さな肺を最大限使い呼吸するため、
バンザイをして胸を開くと内蔵を圧迫せずに
呼吸できる
等といわれてます。
研究は進んでいても、まだはっきりと解明されていない バンザイ
笑顔の写真も素敵ですが、かわいい無垢な寝姿の写真もいいのでは
ぜひ思い出に残しておいてくださいね。
かわいいお客さま
助産所のオープンシステムで生まれたHちゃん、4ヶ月
このごろ寝返りができるようになったそう
寝返りしたところを
うれしそうな表情が撮れました
2016年09月09日
かわいいおきゃくさま
こんにちは しんしろ助産所です
いつのまにかすっかり秋めいてきましたね。
こども園ではもう運動会の練習が始まっています。
爽やかな秋晴れが続きますように
本日お越しのかわいいおきゃくさま
をご紹介します。
Sくん 7ヶ月
体重測定に来てくれました。
眠たくなると舌をペコちゃんみたいにぺロっと出すんだって!
そんなかわいい様子がとれたかな
2才7ヶ月になったHくんとRくん
隣の児童館でつくった魚を嬉しそうに見せてくれました。
向かって左側がHくん、右がRくんの双子の兄弟。
カメラに向かってピースもバッチリ 大きくなったね
Aちゃん 6ヶ月
7月から寝返りができるようになって 目が離せないそう
今はママと向き合ってお話し中。
何をはなしているのかな・・・
助産所では哺乳量や体重、身長を計測できます。
お気軽にお越しください。
2016年09月08日
救急対応を身につけよう

明日、9月9日は 「救急の日」
救急=「きゅう(9)きゅう(9)」 の語呂合せですね。
9月4日~9月10日は 「救急医療週間」 とされています。
「救急業務や救急医療について
一般の理解と認識を深め、
救急医療関係者の士気を高める日」
として1982年に発足されたそうです。
さて、救急と言えば
常に子どもの死亡原因の上位にあるのが
「不慮の事故」 です。
中でも多いのが 「窒息」 で、
特に乳幼児に多くみられます。
「まだ歩かないから大丈夫。」 は大間違い!
何でも口に入れる時期は注意が必要です。
うっかり床に置いたもの
上の子の散らかしたおもちゃ
ゴミ箱をたおしてゴミを口の中に・・・
何てこともあり得ます。
常に客観的な目で
室内を見渡すことが大切です。
そして、不運にも のどに詰まらせてしまった時は
迷わず119番に連絡しましょう。
ところで、救急車の現場到着所要時間は
全国平均で8.5分だそうです。
では、新城市以北の平均所要時間は
何分でしょうか・・・?
答えは13.8分。
新城以北は広域のため、
どうしても時間がかかるのですね。
そうなると より救急車がくるまでの初期対応が
大切になってきます!
救急車の到着を待つ間、
何ができるでしょうか・・・?
それらを身につけるために
しんしろ助産所では不定期ですが
「子どもの救急~誤嚥・窒息時の対応~」
研修会をおこなっています。
今回の開催日は
9月15日(木)10:00~11:00
関心のある方ならどなたでも、
もちろんリピーターの方も大歓迎。
託児もおこなっていますが、
定員がありますのでお早めにご連絡ください。
大切ないのちをこの手で守りましょう


画像をクリックすると
拡大します。
2016年09月07日
秋バテに注意

日中はまだ残暑厳しいですが、
朝晩はずいぶんと涼しくなりましたね。
夜は暑くて布団も着ずに寝て、朝方寒くて目が覚める

なんてことはありませんか?
これからの時期、夏バテならぬ秋バテに
なりやすいので注意が必要です。
夏バテは夏の暑さで体力や食欲が低下し、
疲れやだるさなどの不調が現れます。
秋は朝晩と昼の温度差による自律神経の乱れと
夏の生活習慣による冷えが原因で不調が現れます。
そこで、秋バテ対策です


エアコンの設定温度が低いままではありませんか?
外気温との差が5度以上になると自律神経が乱れる原因となります。

冷たいものばかり食べていませんか?

調節のきく服で対応する。

朝方、気温が下がるときに身体を冷やさないよう
長袖のパジャマを着用したり、
布団を準備しておくといいですね。

夏の疲れを解消し、元気に秋を迎えましょう。


助産所のオープンシステムで出生したMくん、5ヶ月
ママによく似た、大きな瞳でにこやかな笑顔を見せてくれました。
また遊びに来てね

2016年09月06日
妊娠中の便秘

妊娠すると、便秘を訴える妊婦さんは多くみえます。
しかし、毎日排便がなくても、おなかの張りや不快感がなければ便秘ではありません。
その人なりの排便周期があれば問題ないと思います。
便秘の症状としては、
1)おなかの張りや不快感を感じる
2)排便があってもすっきりしない(残っている)感じがある
3)便がコロコロしている
4)便意があっても出ない
などです。
原因としては、妊娠によるホルモンバランスの変化や、
日々大きくなる子宮が腸を圧迫すること、他にもストレスや食生活の乱れ、
トイレのタイミング゙を逃してしまうなどの生活環境もあげられます。
便秘をそのままにしておくと、切迫流産や早産等との判別も難しく、
便秘だと思っていたら早産兆候だったなんてことも…

健診で先生に緩下剤の処方をもらってもいいですが、薬ばかりに頼らず、
色々な解消法も試してみてはいかがでしょうか。
・朝決まった時間にトイレに行く習慣作り
身体にトイレの習慣を覚えさせ、排便リズムを作る
・朝起床後に一杯の水や牛乳を飲む
腸の動きが活発になる
・繊維質やミネラルの多い食事の摂取
便が柔らかくなる、ごはんを雑穀米に変えたりシリアルなどもOK
・身体の保温
身体が温まることで腸の蠕動運動が盛んになる、半身浴やフットバスが効果的
・たっぷりの睡眠
副交感神経が優位になり腸の動きが活発になる
・マタニティヨーガ、ウォーキング、四つん這いの拭き掃除などの運動
適度な運動は便秘改善に効果的、四つん這いは背筋を使うため、
背中側の腸を刺激する
など、効果がみられるものはたくさんあります。
便秘にはバランスのとれた食事と生活習慣の見直し、適度な運動が効果的。
単に便秘と侮らず、普段から生活を整えていきましょう

2016年09月05日
母乳通信
こんにちは しんしろ助産所です
今日は雨があがったかな…と思うと
いきなりがザ-ッと降ってきたりする
落ち着かないお天気でしたね。
今週は天気予報を見ても雨や曇りが続くよう
体調を崩さないよう気をつけましょうね
さて、助産所では年に数回 “母乳通信” を発行しています。
母乳で育てたいおかあさんや、母乳育児中に悩んだり、困ったとき
の力になればと号を重ねて22号が発行済。
新城市のHPからご覧いただけます。
扱っている内容は、母乳の出る仕組み、母乳不足、
授乳中の嗜好品や水疱や乳頭亀裂などのトラブル、卒乳
母乳育児のQ&Aなど広範囲で、
助産所で対応した母乳育児中のおかあさんの
質問や悩みがもとになっています。
第1号から順に読み進むことも、
インデックスで、必要な号だけを選んでいただくことも
できます。
最近多いのは、乳管閉塞や白斑などの乳頭トラブル。
外出していて思うように授乳ができなかった・・・
朝起きたら、おっぱいにしこりができて痛くなった・・・
子どもにかまれた・・・ などが原因でおきたもの。
例えば、母乳通信にはそんな場合の、原因に応じた対応策や予防法が
まとめてあります。
全てが解決できるようなわけにはいきませんが、考え方が
分かります。
とらえ方が分かれば、対応策もとれますね。
母乳育児は、安全、安心、経済的であるばかりでなく、愛着やおかあさん
自身の健康、災害などの非常事態にも困らないなど、メリットがいっぱいです。
そんな母乳育児の準備や実際がスムーズにいくよう
母乳通信をご活用ください。
2016年09月02日
マタニティーヨーガをはじめませんか?

妊娠中はどの程度の運動をして良いか
聞かれることがよくあります。
実際のところ、流早産傾向や合併症などがなければ
積極的に運動をしても問題はありません。
ただ、「大人になってからは
ほとんど運動をしていなかった・・・」
という方は、急に張り切ると
身体に負担をかけてしまいます。
そんな時はマタニティヨーガがおすすめです

マタニティヨーガとは、
『妊娠中を快適にすごし、スムーズなお産をむかえる』
ことを目的とした、妊婦さんのためのヨガです。
妊娠中も無理することなく行える
有酸素運動のエクササイズなので、
いろいろなポーズをとることで体をほぐし、
柔軟性を身につけることができます。
特に妊娠後期は、大きなお腹を支えるために
姿勢が悪くなり、体への負担が増しますが、
マタニティヨーガを行うことで、負担のかかる部分をほぐし、
出産に向けて体のバランスを整えることができます。
また、呼吸や瞑想を通して
前向きな気持ちを身につけつつ
精神的にリラックスすることもできます。
しんしろ助産所でもヨガの講座を開いているので、
興味のある方はお問い合わせください

マタニティヨーガの良い所は、
自宅でも簡単におこなうことができること。
体調に合わせて自分ができるポーズを
実践するだけでも効果があるそうです。
1.体調に合わせ、自分のペースで行う
2.「毎日おこなう!」 と欲張らず、週2・3回のペースで
3.自分の好きなポーズだけでもOK
精神的に不安定になりやすい妊娠期。
心身ともにリラックスした状態を保つことは
案外難しいものです。
マタニティヨーガを活用しながら、
妊婦生活を楽しく過ごしてくださいね

2016年09月01日
防災の日

今日は防災の日。
防災の日を含む8/30~9/5の1週間は「防災週間」です。
各地域で台風、地震と自然災害が続いています。
いつも何気なく日常を過ごしていると忘れてしまいがちですが、
災害はある日突然発生し、そこからの日常生活を一変させてしまいます。
もしこうしていれば、ああしていれば・・・
という後悔をしないためにも、今の準備が大切です。
「防災の日」を機会に、ご家族で防災対策について
再確認できるといいですね。
そこで、お子さんと一緒に
ご家庭でできる防災訓練をいくつかご紹介します。
●自宅内避難訓練
園や学校で避難訓練はあっても
家庭で行うことはあまりないのでは・・・?
「地震だ!」の瞬間にどう動けばいいのか、
家庭での危険な場所や避難ルートの確認、
家具の配置や耐震対策を見直すのもいいですね。
●家族の集合場所の確認
災害が起こった時、家族がバラバラの場所にいる
可能性が高いです。
状況を一緒に考えながら、家族それぞれの
避難場所をもう一度確認しましょう。
●災害伝言ダイヤル「171」を使ってみる
NTTが提供している災害伝言ダイヤルは、
毎月1日と15日に体験利用ができます。
実際に使用してみて分かることも多いと思います。
●非常用持ち出し物品・備蓄品のチェック
ずっとしまい込んだままという方も多いかもしれません。
必要なものの種類や数も変わっているかもしれないし、
期限切れや電池の劣化などもチェックしたいですね。
●非常食を食べてみる
賞味期限が迫った非常食などを
試しに食べてみるのもおすすめです。
●停電体験
真っ暗な中でどうやって過ごすのか、
電気のある当たり前の生活のありがたみが
実感できるかもしれません。
もしもに備え、できることから始めてみましょう。
以前にもご紹介しましたが、
妊産婦さん、小さなお子さんをもつおかあさんのための
災害対策をまとめた “助産師が伝える災害時の知恵ぶくろ”
というものがあります。
こちらもぜひ再確認してみてくださいね。