2012年02月29日
うるう日の再会
こんにちは しんしろ助産所です
今日は2月29日。うるう日です。
4年に一度の日と思っていたけれど、調べてみると、厳密にはそうではないんですね
西暦の年数を4や100、400で割り切れるとか割り切れないとかで、うるう年だったり、
そうでなかったり・・・。
そして、2月29日生まれの人の誕生日ってどうなるんだろう・・・
そんな素朴な疑問もあったんですが、これについては
「年齢計算に関する法律」があり、うるう年以外の年は
3月1日に誕生日を迎えると定められているのだそうです。
そんなちょっと特別な日の今日・・・
嬉しい再会ができました
里帰りで助産所を利用して出産されたUさん。
大きくなったAちゃんとお兄ちゃんらしくなったYくん
と一緒に助産所に
立ち寄ってくれました。
約4ヶ月ぶりの再会でとてもしかったです。来てくれてありがとう
2012年02月28日
3.11 東北へ 想いよ届け

今日はイベントのおしらせがあります。
有志が集まっておこなう「東北復興応援イベント」です。
3.11東北復興応援イベント
復興市 in 新城
~つなげよう 「3.11」 への想い~
<開催日> 3月11日(日) 13:30~17:00
<会場> 市民体育館 3階競技場内
<内容> 買って応援 : 物産市で被災地の経済復興支援を・・・
見て実感 : 支援活動展示で被災地を身近に感じて・・・
みんな一緒に : 来場者みんなでできること・・・
・折り鶴とともに東北へのメッセージを
・ボランティアツアーや応援買い物ツアーなど企画の紹介
・子育て応援広場
助産所では市民病院と合同で 「子育て応援広場

医療スタッフによる 「こどもについてのちょっとした相談コーナー」や
「なりきりナース・スタジオ

ぜひお越しください。

一人ひとりのちからは小さくても、集まれば大きなちからになることを信じて・・・


たまたま写していた 昨年の3月11日の河津桜は何となく寂しげ・・・
今年は多くの人がしあわせな気持ちで桜を見上げられるといいですね

2012年02月27日
散歩をしよう

助産所で育てているヒヤシンスやクロッカスの花

春はすぐそこにきているのかな?
さて、今日は安産のための体作りについて説明します。
病院やクリニックの先生から、「経過は順調だからよく動いてね

っていわれたことはないですか?
妊娠36週で聖隷三方原病院のスポット健診にいったときにも医師から
「歩いとるか~、早歩きで1時間は歩いていいよ。 歩くのが無理なら床磨き
してね…」っとよくいわれます。
生活が便利になり、私たちの生活は自然とは離れたところにあります。
そんな体や心を自然に近づけるには運動が欠かせません。
運動といっても、走ったり、スポーツを始めたりというのではなく、妊娠中は
散歩が一番実行しやすくて、身体の変化が分かると思います。
でも1時間歩くって、いったいどのくらい歩くのでしょう?
助産所からふれあいパークの下を通って中部小学校まで歩いて15分。
愛宕神社から旧田口線のトンネルを抜けて、河津桜の並木をぬけ、本長篠
の駅から助産所に帰ってきて25分。
1時間歩くのは大変ですが、きっと毎日続けていると、速度もあがり、身体が
よく動けるようになってくるのが自覚できることでしょう。
ただ歩くだけでなく、季節の移ろいを感じながら、散歩を日課に取り込んで
みませんか?
もうすぐ土筆やたんぽぽが咲いたり、梅や桜の花がきっと心をなごませてく
れますよ

1時間も歩くと汗がでて、代謝が高まってくるのが自覚できます。
はじめはヒヤッと感じた風も、終わるころには肌に心地よく感じられます。


ママと一緒にきてくれました。Aちゃんです。
とびきりの笑顔にメロメロ

2012年02月24日
妊婦体験

暖かい日差し

ほんわかした優しい気持ちになれますね。
昨日は2月23日。語呂合わせで 「妊婦さんの日」だったそうです。
それと関連して、≪妊婦体験ジャケット≫を紹介します。
その名のとおり、妊婦さんの気持ちや感覚を体験できるジャケットです。
妊婦さんは、おなかが大きくなるだけでなく、母乳をあげられるようおっぱいも大きくなります。
また、赤ちゃんに栄養素や酸素を運ぶように血液も増加します。
大きいおなかで、屈んだり、動いたりは思いのほか大変なもの

女性は妊娠したことで日々大きくなるおなかや胎動などで母性を実感しやすいのですが、
男性は、実際に赤ちゃんが生まれて、お世話をしてから父性を実感することのほうが多いようです。
この機会を利用して旦那さんにも、妊娠中から父性を感じてもらってはいかがでしょうか?
・・・なぁんて

妊婦さんの気持ちや大変さを理解できる旦那さんって


そんなあなたに≪妊婦体験ジャケット≫
助産所で体験できますよ(^O^)/ ぜひお越しください。
妊婦体験ジャケット着用中 どっちが本当の妊婦さんでしょう



もうじき1歳のAちゃんです。
なんにでも興味津々 かわいいさかりで笑顔

保育園からの帰りに寄ってくれました。
「おかえり~


Kくんは野球選手

Rくんは「ぼくはサッカーの服もってるよ

2012年02月23日
ベビーマッサージ体験

今日、豊根保健センターの「にこにこ広場」で 〝ベビーマッサージ

にこにこ広場は保育園未入園のお子さんを対象に毎週木曜日に行っているそうです。
今回は、3ヶ月~2歳のお子さんとおかあさん、5組の親子に体験していただきました。
こどもたちに声をかけながら笑顔でマッサージをするおかあさん方

それに対して楽しそうに喜んだり、気持ちよさそうにうっとりしているこどもたち

そして、その反応を見てますます笑顔になるおかあさん

ベビーマッサージは親子の絆を深めると言われていますが、今日の様子を見て
その効果を実感しました

私もとても嬉しくなりました

2012年02月22日
絵本

外の日差し

春

今日は


『赤ちゃんの誕生』・・・・・・・・・受精から誕生までを記録した写真絵本
人類誕生の神秘が記録されています。
『みんなあかちゃんだった』・・世界中にたくさん人はいるけれどみんな赤ちゃん
だった時があったよね。自分や子どもたちの小さな
頃が思い出せ、やさしい気持ちになれます。
『かみさまからのおくりもの』・・あかちゃんがうまれる時、神様は一人ひとりに
すてきな贈り物

子どもの本来もっている個性を気付かせてくれる本です。
『あかちゃんてね』・・・・・・・・・ママのおなかの赤ちゃんと会えるのが楽しみな
お姉ちゃん。赤ちゃんがうまれてから、1歳すぎまでを
お姉ちゃんの視線

『ちょっとだけ』・・・・・・・・・・・・お姉ちゃんになったなっちゃんの、ママに甘えたい
気持ち

1冊です。
『ねえ だっこして』・・・・・・・・おかあさんと赤ちゃんをみつめる猫の切ない気持ちが
描かれています。はっとされる方も多いのでは

などなど・・
もうじきお兄ちゃんやお姉ちゃんになる子どもさんだけでなく、ママやパパの大人も
これらの絵本を読むことで、心があたたかくなります。
どうぞお立ち寄りください。
2012年02月21日
桃の節句

寒さのあまり、すっかり忘れていましたが、もうじき3月

春は確実に近づいているのですね。
3月3日は


女の子をお持ちのご家庭ではもう、おひなさまは飾られましたか?
母は私が小さな頃から、
「おひなさまには2月の風をあててあげるんだよ」
「しあわせな お嫁さんになれますように

「すぐに片づけないと婚期が遅れる・・・」
と、せっせとおひなさまを飾り、
桃の節句にはちらしずしと貝のお吸い物でお祝いをしてくれました
一緒におひなさまを飾ったり、大慌てでおひなさまをしまったり・・・
家族みんなでお祝いをした時の楽しかった記憶は 何年たっても鮮やかなままです。
日本には四季があり、伝えたい 伝統行事 があります。
子どもと一緒に季節ごとの行事や行事食を楽しんでみませんか?
きっと親子の大切な思い出になりますね。
しんしろ助産所のおひなさまです
今年の春がみなさんにとって 良い春になりますように

2012年02月20日
スタッフ紹介

今まで、ブログ上では


写っていただけの私たち助産所スタッフ

ブログを始めた頃から一度は・・・と思っていたのですが、

今日まできてしまいました

今さらですけど、今日はスタッフの紹介をさせていただきます。
しんしろ助産所のスタッフは、新城市民病院に在籍していた助産師4名です。
最近、娘さんの妊婦健診についてきたお母さんから
「もしかしてこの子を産んだ時にいた助産師さん?」
から始まって、なつかしい話に花がさきました。
当時を思えば、お産を取り巻く状況も大きく様変わり
しています。
周りの変化に翻弄されず、安全、安心で満足できる
お産をしていただきたいと思っています。
気軽に声をかけてくださいね

副所長の三浦です。
思春期保健相談士としていのちの大切さを伝えています

誰でも気軽に立ち寄ることができる助産所に
したいと思っています。
みなさんお待ちしていま~す

自分自身もおっぱいトラブルで困ったため、
母乳の勉強に力をいれています

あかちゃんも好きですが、頑張ってるおかあさんのことが
大好きです。
おかあさん方の支えになれたらいいな

ただいま第3子妊娠中。4月に助産所を利用して
出産予定です

ベビーマッサージインストラクターの資格を活かして
親子の絆を深めるお手伝いをしています

よろしくお願いします

2012年02月17日
産後療養について
こんにちは。しんしろ助産所です

窓の外を眺めると、園児たちが、楽しそうに走り回って遊んでいます。
寒さを感じさせない活発な動きに見とれてしまいます




ところで、出産施設を退院した後は、どちらで過ごされますか?
実家や自宅等さまざまかと思いますが、サポートしてくださる方はみえますか?
今日は、産後に助産所を利用する “ 産後療養 ” についてお話します。

出産後、退院してからの生活に不安はありませんか?






産後療養は、こういった場合に有効です。
生活構造の変化に連れて、家族のありようも変わってきました。
受け入れ側のご両親が心配して助産所に相談にみえたこともあります。
しんしろ助産所では、出産利用に関係なく、産後、ゆったりとお母さんのペースに
あわせた療養ができ、生後間もない赤ちゃんの授乳やケアが セットになった滞在型
の利用(産褥療養)ができます。
ご利用はお母さんと赤ちゃんだけでなく、上のお子さん連れでもおうけできます。
状況に応じて、通ったり、泊まったり 使い方は自由です。
ゆったりとした環境で、助産師のケアをうけてみませんか。
朝から夕方までの日帰り : 産後デイケア (昼食・おやつ付)

泊まってゆっくり : 産後入所 (食事・おやつ付)

赤ちゃんのお世話に必要なものはすべて揃っているので持参する必要はありません。
お母さんの寝衣もあります。
入所の方は夜間の授乳にも対応し、きめ細やかなケアを提供します。
家族みんなでご利用になり、ご主人が助産所から出勤することも可能です。
利用を希望される方は、前日までに助産所にご予約ください。
ちょっと話をききたい・・







Aちゃんは6か月、髪ものびて、ピンがよく似合ってるね

かわいらしい下の歯が2本 わずかにのぞいてきました。
Kちゃんは5か月、 凛々しくなったね
抱っこしてたらスースー寝息をたててあっという間に眠ってしまいました。
産まれて間もないころは混合栄養だったのが、今は母乳がとてもよくでるそうです。
かわいくて、思わずホッペを指で触ってしまいました

2012年02月16日
立ち会い出産について

昨日はお産の方法である「フリースタイル出産」についてでしたが、
今日は 「出産時の立ち会い」 についてお伝えします。

しんしろ助産所では、産婦さんとそのご家族の
「バースプラン (第4回を見てね)」 に基づいたお産ができるよう心がけています。
「大好きな人たちと リラックスできる場所で 好きな姿勢で 新しいいのちを迎えてもらう

という考えから、産婦さんが希望される方なら誰でも立ち会ってもらうことができます。
(*緊急時や安全面に問題がある場合はご遠慮いただく場合もありますが・・・)
ですから、 「ぜひ夫と子どもに立ち会ってもらいたい

という方には立ち会っていただきますし、
「僕は部屋の外で無事に生まれるのを祈っている

という方には無理強いはしません。
利用者さんとお話をしていると、
子どもさんの立ち会いをどうするかで 迷っている方が大勢みえます。
「まだ理解できないだろうし、怖がってしまうかもしれない・・・」
「子どもがそばにいるとお産に集中できないかも・・・」
ご心配はもっともです

今ままで子どもさんの立ち会いを何人か見てきましたが、
子どもたちは想像以上に感受性豊かです。
陣痛中に不安でおかあさんに近づけない子、
ずっと心配そうに 「ママ大丈夫?」 と声をかける子、
興奮して部屋を走り回る子

疲れて眠ってしまう子・・・
赤ちゃんが生まれてくる瞬間に 「わーっ

泣き出してしまう子


一番先に赤ちゃんを抱っこする子、おとうさんの手を引いて部屋の外へ出て行ってしまう子・・・
どれも素直な反応です。
実際にお子さんがお産に立ち会ったおかあさんからのメールです。
「(前略)生まれた時のこと 時々話したりしていたけど ここまで覚えているとは思わなかったので
びっくりしました。 出産が子どもにとっても 大切な思い出になってるようです

はじめは迷ったけど立ち会わせてよかったです。」
でも、子どもの立ち会いがすべてうまくいくわけではありません。
妊娠中から、おなかの赤ちゃんを一緒にイメージしたり、助産師や聖隷三方原病院の院内助産所の
“お産の部屋”にも慣れていた方が受け入れはスムーズです。
様子をみながら、立ち会いが無理そうならその場でやめることもできます。
しあわせで満足なお産ができるよう、ご家族と話し合ってみませんか

2012年02月15日
フリースタイル出産について

風も冷たくて肌寒いですが、蝋梅が咲いたり、戸外で遊ぶお子さんを
みかけることも増え、なんとなく春めいてきましたね(^0^)
さて、“赤ちゃんを産む”というと「分娩台で仰向けになっていきむ」という
イメージを思い描く方が多いと思いますが・・・
今日は、院内助産所のお産について説明します。



「フリースタイル出産」 は、出産する方が

をいいます。
院内助産所の“お産のお部屋”は、和室仕様です。
布団の上で、横向きに赤ちゃんを産む方が多いですが、産まれるまでは、
しゃがんだり、四つ這いになったり、大きなビーズクッションに寄りかかったり…と、
その時その時で一番楽に感じる姿勢ですごせます。
出産間際には、胎児心拍モニタリング装置もつけますが、コンパクトなので
動く妨げにはなりません。
畳や和室仕様ときくと、古臭く感じるかたも多いでしょうが、人数を選ばず、
寝たままの移動も楽でにでき、周りにいる人をとても近くに感じることができ
ます。
出産の始まりは、陣痛の間隔も、強さも、穏やかです。
呼吸も乱れないし、汗もでません。移動もスムーズです。
分娩の進行につれて、陣痛は長く、頻繁となり、子宮から赤ちゃんが押し出され
てくるので、腰やお腹に痛みを感じるようになり、徐々に痛みを感じる範囲が
出口部を中心に広範囲に広がってきます。
思わず、声がもれることもあります。腰が砕けそう…とか割れそう…って表現する
かたもいます。

そんな時は、縮こまって、息をつめ、硬くなっているより、体の力が抜けるよう
呼吸したり、さすってもらったり、ごそごそできるとまぎれます。
畳なので、ベッドから落下する心配もありません。
そうこうするうちに、出産時のポジションが決まります。
赤ちゃんはゆっくり、陣痛によって母体外に押し出されてくるので、赤ちゃんの
進行を妨げないように助産師がリードします。
赤ちゃんが産まれるときには、お母さんにも手を伸ばして、赤ちゃんを迎え入れる
ように抱えてもらっています。まだ、へその緒でつながっている赤ちゃんの産声を
聞きながら、出生して直ぐのカンガルーケアもできます。
入院から同じ部屋ですごし、そこで出産し、ご家族そろって赤ちゃんの誕生を迎え
ることができ、和室で視線が近いことも、きっと、産む人を力づけてくれることと思
います。
助産所の利用は、ローリスクのかたに限定されますが、人の手の温もりを感じる
お産です。


但し、妊娠経過が正常であっても異常が起こることがあります。お産は産まれてみる
まで、何が起きるか分かりません。
院内助産所のお産は、そんな時にも、早急に対応できるメリットがあります。


生まれてもうすぐ2か月に入るKちゃんと4か月になるパパ似のN君。
ご機嫌で、私たちにも抱かれ、あやすと笑ってくれました。
夜は2,3回授乳するそうです。早く、暖かくなるといいね

2012年02月14日
出産について

早速ですが、今日のテーマは・・・

しんしろ助産所の出産は、助産所から車で30~40分の距離にある
聖隷三方原病院の院内助産所「たんぽぽ」で行います。
院内助産所の名前は、奇遇にも、助産所隣の児童館と同じ「たんぽぽ」です。
お間違えのありませんように (^0^)/
陣痛やお徴などの分娩開始のサインがみられたら、まず、しんしろ助産所に☎
前駆陣痛やまだまだ時間がかかりそうな場合には、助産所で経過を見ること
もあります。
そして、出産が始まっている場合には、産婦さんのご家族が運転する車に、
助産所の助産師も同乗させてもらい、一緒に聖隷三方原病院に向かいます。




「しんしろ助産所で産めないの?」と聞かれることもありますが、
妊娠経過が順調でも、出産は産れてみるまで何が起こるかわかりません。
何かあってから病院へ行くのでは遅い

オープンシステムでは、出産は施設やマンパワーの整った病院で出産するので
心配な状況にも、素早く医療が受けられ、安心できます。
しんしろ助産所の助産師は、一人は産婦さんと一緒に、もう一人が助産所の車で
聖隷三方原病院に駆けつけます。
出産はいつ始まるかわかりませんが、時間外の場合にも院内助産所の助産師
も駆けつけてくれるので、3人の助産師がチームになって出産を担当します。
院内助産所“たんぽぽ”は、畳に布団の和室で、医療器具などが目に触れないように
なっています。また、明かりも調光できるようになっており、好きな音楽をきき、アロマ
の香りも漂い、リラックスできる仕様になっています。
子どもの絵本


そこで、家族と一緒に、その時々で一番楽な姿勢で過ごしながら、産れるのを待ちます。
個人差もありますが、速い方で1時間、遅い方でも11時間程で赤ちゃんが誕生しています

助産師はそばにいて、進行状況を説明したり、出産の進行がスムーズにいくよう、
足湯や三陰交のツボを刺激したり、呼吸法を一緒にしたりと、ずっと傍にいて、
バースプランを尊重しながら出産のお世話をします。
赤ちゃんの誕生が迫ってくると、陣痛も増強し、本当に大変ですが、陣痛には間歇といって
必ずお休みがあるし、一緒にいるご主人やご家族がいろいろお世話をしてくれるので、
乗り切ることができます。
出産はフリースタイル。 自由な姿勢って?? この続きは明日に…
今日のお客様
雨天にもかかわらず、2か月児と3か月児のママが体重チェックにきてくれました。
哺乳量も1回に140g‼ もう 安心だね

2012年02月13日
バースプラン

今日は昨日の青空

午後からは雨、ところによっては雪とか・・・ 暖かい春

先週末助産所に緊急地震速報(予報)の受信装置がつきました。
どこかで地震が起こると、そのP波(初期微動)を観測点でとらえ、震源やマグニチュードを推定し、
その情報を迅速に提供してくれる装置です。
地震の揺れと到達までの時間を予測し報知する優れもので、
ビィービィーの大音響の後に、『震度〇 △秒後 10・9・8・・・』のカウントダウンがはじまります。
震源に近い場合は、数秒だったりすることもあるそうです。
≪受信装置です≫
最近は、バースプランを取り入れている産科施設が増えています。
そこで、今回はバースプランの説明をします。

バースプランとは、お産や産後の希望、自分の思い



深める有効な方法です。
しんしろ助産所ではも、利用者の皆さんにバースプランを記入していただいています。
決まった書式はありませんが、
こんなマタニティライフを送りたい


自分が望むことを何でも自由に書いてもらいます。
必ずしもすべての希望に沿えるわけではありませんが、妊婦さんをはじめ、ご家族の思いをもとに、
その人らしいお産ができるようかかわっていきます

またその時々の気持ちや体の変化にあわせて、臨機応変にプランを変更できます。
おなかの赤ちゃんへのメッセージ


出産のイメージがしやすくなります。
快適なマタニティライフを過ごす一つの方法として、バースプランを書いてみませんか

2012年02月10日
マタニティクラス 「ややMAGIWAのクラス」

立春が過ぎたのに 寒い日が続きますね。
でも雪国の厳しさを思えば、この程度の寒さなんかに負けないぞ~

早く春になって雪で苦しんでみえる方々が少しでも暮らしやすくなりますように・・・

さて、最近シリーズ化してきた 「しんしろ助産所でのお産」 ですが、
今日はマタニティクラスについてお伝えします。

「ややMAGIWAのクラス」 とは、しんしろ助産所でおこなっているマタニティクラスのことです。
もともと、保健指導は個別におこなっていたのですが、
「ほかの妊婦さんとも知り合いになりたい・・・」という声に応えてはじめました。
月に1度、第3日曜日に、予定日の近い妊婦さんとそのご家族を招待して、ワイワイ楽しく
おこなっています。
参加対象者の妊娠週数が 「34~36週」 と、「お産までそう遠くもないけれど、すぐでもない」
という時期にするので、ネーミングは 「ややMAGIWAのクラス」 といいます。
内容は、
・自己紹介
・赤ちゃんがうまれる ~出産のイメージDVDを見よう~
・お産のデモンストレーションDVD

・出産疑似体験 ~分娩体位と呼吸法の体験~
・お兄ちゃんやお姉ちゃんになるということ
・ティータイム

・体づくり ~つぼ・ストレッチ・体操~
と、盛りだくさんの2時間半です。
しんしろ助産所のお産は、「自由な体位でのお産」です。
自作自演の「デモンストレーションDVD」や「出産疑似体験」を通して、お産のイメージを掴んで
もらっています。
また、はじめてお兄ちゃん・お姉ちゃんになる子どもの心理変化やその対応を考えたり、
正常な妊娠・出産を迎えるために「体づくり」を説明しています。
生活に取り込んで、家でも続けてもらうことはとても大切なことです。
空き時間には 「絵本の読み聞かせ」 や 「マタニティ体験」 もおこなっています。
おじいちゃん、おばあちゃんも大歓迎ですよ

2012年02月09日
妊娠初期のリスク判定


午前中は雪っ

夜間、人気のない助産所の朝の室温は6~7℃。
チューリップやクロッカスなど、春の花を育てているので、暖かくなるのが待ち遠しいです


さて、今日は、妊娠リスクを判定する、妊娠初期スクリーニングについて説明します


医療が進歩し、生活形態も多様化して、妊娠の幅も広がってきました。
ただ、助産所は病院と異なり治療ができません。
助産所のお産は、なんでもOKというわけではなく、ローリスクの妊婦さんが守備範囲です。
年齢や体格、病歴、産科歴、合併症の有無…といった篩をくぐりぬけた方々が対象です。
くわしくはこちらをクリック
しんしろ助産所では、このシートをもとに、お受けするかどうか総合的に判断しています。
(お受けできない場合には、出産施設を探すお手伝いもできます。)
安全に、安心して妊娠期間を過ごしていただけますように…、
それには、リラックスして日々過ごしておられることが大切です。
しんしろ助産所は、そんな妊婦さんたちの相談や交流の場



お気軽にお越しください。
2012年02月08日
妊婦健診
こんにちは しんしろ助産所 です。
が降って寒さが和らいだのもつかの間、寒波の到来により夜からは
の予報ですが、
すでに窓の外は雪が舞ったりやんだり・・・。先日の大雪が思い出されますね。
明日の朝はどうなっていることやら
今日は、どこで出産しようか…と考えている妊婦さんが見学に来てくれました。
助産所の利用者さんの状況や聖隷三方原病院との連携のことが話題になりました。
しんしろ助産所のシステムをご存じない方も大勢いらっしゃることと思います。
そこで、今日から、しんしろ助産所の“オープンシステム”を利用した出産や妊婦健診について
段階的に説明させていただこうと思います。
第1回 妊婦健診について
基本的に、妊婦健診はしんしろ助産所で行いますが、
妊娠20週、30週、36週の妊婦健診は聖隷三方原病院で医師の診察を受けます。
病院での健診にはしんしろ助産所の助産師が同行します
病院と連携して母子の健康を見守っています
2012年02月07日
ずーっと ともだち



昨日から



でも乾燥注意報が出ていたので、環境やお肌にはいいのかもしれません。
お肌が潤うとプラス思考で考えて、気分を

こんな雨の中、


もうすぐ1歳になるKちゃん、6か月のTちゃんです。

『わたしたちも おともだちでしゅ

2012年02月06日
アンパンマンの誕生日に寄せて

助産所にはおかあさんといっしょに 小さな子どもたちがやってきます。
子どもたちは「アンパンマン」が大好き

おかあさんの健診中も 「ねえ、アンパンマン描いて

アンパンマンのDVDを持ってくる子もいます。
そこでアンパンマンについて調べてみると、
今日がアンパンマンの誕生日であることを発見!!
生みの親の 「やなせたかしさん」 も今日が94歳の誕生日だそうです

その、やなせさんが 「正義」 についてこう語っています。
空腹の者に顔の一部を与えることで悪者と戦う力が落ちると分かっていても、
目の前の人を見捨てることはしない。
かつそれでありながら、たとえどんな敵が相手でも戦いも放棄しない。
「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、
そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです」
自己犠牲と無償の愛ですね・・・。
これって子育てにも共通してませんか?
多くの母親は自分のことを後回しにしても 子どものことを第1に考えます。
「この子がしあわせになりますように・・・

しかし、子育ては思うようにいかないことがたくさんあります。
子どもと接し、悩んだり、落ち込んだり・・・
一人で思いを抱え込んでいるお母さんはいませんか?
助産師の仕事はお産に立ち会うだけではありません。
すんなり解決はできないかもしれませんが、子育ての悩みを共有することはできます。
一緒に考えることはできます。
ここに来る勇気がなくても、まずは電話でも

親子のしあわせを願っています

2012年02月03日
いのちの授業


昨日、豊根中学校で『いのちの授業』を行ってきました。


中学校のみなさんが、にこやかに迎えてくれて
寒さもふっとび、心から温かくなりました。
講義では、いのちの誕生

出産に関わる助産師だからこそ、伝えられることを話しました。

乗り越えることができるとわかった。』


などなど
生徒さん達がたくさんの感想を書いてくれました。
私たちが伝えたかったことを素直にうけとめてくれてうれしかったです。


ママと来てくれましたAくんです。
パンダさんのお洋服かわいい~



2012年02月02日
おやこ通信

すごい雪ですね

でも、おむかいの保育園の運動場では 元気いっぱいに雪で遊ぶ子どもたち・・・・と先生!!
その姿を部屋の中から 寒さに震えながら見ている自分が ちょっぴり恥ずかしいです

そんな雪の中、助産師2名が豊根村の中学校に 「いのちの授業」 に行っています。
うち、1名はただ今妊娠中

大きなおなかと幸せそうな姿を見て、生徒たちは何かを感じてくれたでしょうか・・・
現在、帰る途中とのこと

詳しくは明日のブログでおつたえできると思います。
さて、話はかわりますが
新城市民病院で出している 「おやこ通信」 をご存知ですか?
主に 「おやこの健康・家庭看護」 について書かれています。
市内の幼・保育園に配布されている通信ですが、乳幼児を対象にした内容も豊富です。
こちら

「こんな特集をしてほしい!!」 というご要望はここでも受け付けています。
コメントに入れてくださいね

先日、設楽町の方から 期待と励ましを込めたコメントをいただきました

設楽町も今日は寒かったでしょうね・・・。風邪などひきませんように

これからもご期待にそえられるようにがんばりますね。