2012年02月15日
フリースタイル出産について
こんにちは しんしろ助産所です
風も冷たくて肌寒いですが、蝋梅が咲いたり、戸外で遊ぶお子さんを
みかけることも増え、なんとなく春めいてきましたね(^0^)
さて、“赤ちゃんを産む”というと「分娩台で仰向けになっていきむ」という
イメージを思い描く方が多いと思いますが・・・
今日は、院内助産所のお産について説明します。
第6回
フリースタイル出産について
「フリースタイル出産」 は、出産する方が
に感じる姿勢で出産すること
をいいます。
院内助産所の“お産のお部屋”は、和室仕様です。
布団の上で、横向きに赤ちゃんを産む方が多いですが、産まれるまでは、
しゃがんだり、四つ這いになったり、大きなビーズクッションに寄りかかったり…と、
その時その時で一番楽に感じる姿勢ですごせます。
出産間際には、胎児心拍モニタリング装置もつけますが、コンパクトなので
動く妨げにはなりません。
畳や和室仕様ときくと、古臭く感じるかたも多いでしょうが、人数を選ばず、
寝たままの移動も楽でにでき、周りにいる人をとても近くに感じることができ
ます。
出産の始まりは、陣痛の間隔も、強さも、穏やかです。
呼吸も乱れないし、汗もでません。移動もスムーズです。
分娩の進行につれて、陣痛は長く、頻繁となり、子宮から赤ちゃんが押し出され
てくるので、腰やお腹に痛みを感じるようになり、徐々に痛みを感じる範囲が
出口部を中心に広範囲に広がってきます。
思わず、声がもれることもあります。腰が砕けそう…とか割れそう…って表現する
かたもいます。
そんな時は、縮こまって、息をつめ、硬くなっているより、体の力が抜けるよう
呼吸したり、さすってもらったり、ごそごそできるとまぎれます。
畳なので、ベッドから落下する心配もありません。
そうこうするうちに、出産時のポジションが決まります。
赤ちゃんはゆっくり、陣痛によって母体外に押し出されてくるので、赤ちゃんの
進行を妨げないように助産師がリードします。
赤ちゃんが産まれるときには、お母さんにも手を伸ばして、赤ちゃんを迎え入れる
ように抱えてもらっています。まだ、へその緒でつながっている赤ちゃんの産声を
聞きながら、出生して直ぐのカンガルーケアもできます。
入院から同じ部屋ですごし、そこで出産し、ご家族そろって赤ちゃんの誕生を迎え
ることができ、和室で視線が近いことも、きっと、産む人を力づけてくれることと思
います。
助産所の利用は、ローリスクのかたに限定されますが、人の手の温もりを感じる
お産です。

但し、妊娠経過が正常であっても異常が起こることがあります。お産は産まれてみる
まで、何が起きるか分かりません。
院内助産所のお産は、そんな時にも、早急に対応できるメリットがあります。
今日のお客様
生まれてもうすぐ2か月に入るKちゃんと4か月になるパパ似のN君。
ご機嫌で、私たちにも抱かれ、あやすと笑ってくれました。
夜は2,3回授乳するそうです。早く、暖かくなるといいね



風も冷たくて肌寒いですが、蝋梅が咲いたり、戸外で遊ぶお子さんを
みかけることも増え、なんとなく春めいてきましたね(^0^)
さて、“赤ちゃんを産む”というと「分娩台で仰向けになっていきむ」という
イメージを思い描く方が多いと思いますが・・・
今日は、院内助産所のお産について説明します。



「フリースタイル出産」 は、出産する方が

をいいます。
院内助産所の“お産のお部屋”は、和室仕様です。
布団の上で、横向きに赤ちゃんを産む方が多いですが、産まれるまでは、
しゃがんだり、四つ這いになったり、大きなビーズクッションに寄りかかったり…と、
その時その時で一番楽に感じる姿勢ですごせます。
出産間際には、胎児心拍モニタリング装置もつけますが、コンパクトなので
動く妨げにはなりません。
畳や和室仕様ときくと、古臭く感じるかたも多いでしょうが、人数を選ばず、
寝たままの移動も楽でにでき、周りにいる人をとても近くに感じることができ
ます。
出産の始まりは、陣痛の間隔も、強さも、穏やかです。
呼吸も乱れないし、汗もでません。移動もスムーズです。
分娩の進行につれて、陣痛は長く、頻繁となり、子宮から赤ちゃんが押し出され
てくるので、腰やお腹に痛みを感じるようになり、徐々に痛みを感じる範囲が
出口部を中心に広範囲に広がってきます。
思わず、声がもれることもあります。腰が砕けそう…とか割れそう…って表現する
かたもいます。

そんな時は、縮こまって、息をつめ、硬くなっているより、体の力が抜けるよう
呼吸したり、さすってもらったり、ごそごそできるとまぎれます。
畳なので、ベッドから落下する心配もありません。
そうこうするうちに、出産時のポジションが決まります。
赤ちゃんはゆっくり、陣痛によって母体外に押し出されてくるので、赤ちゃんの
進行を妨げないように助産師がリードします。
赤ちゃんが産まれるときには、お母さんにも手を伸ばして、赤ちゃんを迎え入れる
ように抱えてもらっています。まだ、へその緒でつながっている赤ちゃんの産声を
聞きながら、出生して直ぐのカンガルーケアもできます。
入院から同じ部屋ですごし、そこで出産し、ご家族そろって赤ちゃんの誕生を迎え
ることができ、和室で視線が近いことも、きっと、産む人を力づけてくれることと思
います。
助産所の利用は、ローリスクのかたに限定されますが、人の手の温もりを感じる
お産です。


但し、妊娠経過が正常であっても異常が起こることがあります。お産は産まれてみる
まで、何が起きるか分かりません。
院内助産所のお産は、そんな時にも、早急に対応できるメリットがあります。


生まれてもうすぐ2か月に入るKちゃんと4か月になるパパ似のN君。
ご機嫌で、私たちにも抱かれ、あやすと笑ってくれました。
夜は2,3回授乳するそうです。早く、暖かくなるといいね
