2024年06月25日

食中毒を予防しましょう


  こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02

  
   梅雨時になり湿度が高くなると気をつけたいのが食中毒です。
  食中毒の中でも夏場は細菌による食中毒が多く発生します。
  家庭でも細菌性食中毒は起こりやすいため注意が必要です。

   そこで細菌性食中毒予防の3原則は、
  1.細菌を食べ物に「つけない」
   ・生の肉や魚等の汁が、果物やサラダ等で食べる物や
    調理の済んだ食品にかからないようにする
   ・生の肉や魚を切った包丁やまな板は
    洗ってから熱湯をかけたのちに使うことが大切

  2.食べ物に付着した細菌を「増やさない」
   ・生鮮食品やお総菜などは、購入後
           できるだけ早く冷蔵庫・冷凍庫に入れる
   ・冷蔵庫は10℃以下、冷凍庫は-15℃以下に維持することが目安

  3.食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」
   ・肉や魚はもちろん、野菜も加熱して食べる 
   ・肉料理は中心部を75℃で1分以上加熱する

   それ以外に
   ・こまめに手を洗う
   ・清潔な手で清潔な器具を使い、清潔な容器に盛り付ける
   ・タオルやふきんは清潔なものと交換する
   なども大切なことです。

   梅雨や夏を気持ちよく過ごすためにも
         今日からできる食中毒予防をしましょうclover

  


Posted by しんしろ助産所 at 10:07Comments(0)健康

2024年06月19日

いのちの授業に行ってきました

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


妊娠、出産、子育てを通し
"いのち”にかかわっている助産師として
いのちの大切さを伝えたい!
ということでおこなっている「いのちの授業」


先日、市内の小学校に行かせていただきました。


例年、4年生の保健の授業で
お話させていただいているのですが
今回は共育の日に行われた学校保健委員会の中で
お話しさせていただきました。
1~3年生、4~6年生の2回に分けておこない
保護者の方の参観もありました。


性や大人になることに関する
絵本の読み聞かせを生徒さんが実施し、
その後、助産師から
いのちが芽生え、育ち、生まれるまでの様子について
エコー画像や胎児心音、○×クイズ、
赤ちゃん人形の抱っこや妊婦体験ジャケット着用の
体験を交えてお話しました。


生徒さんの感想からは
いのちの芽生えの奇跡や妊娠や出産の大変さ、
親への感謝など、いのちの大切さについて
考えることができた様子がうかがえました。
また、保護者の方の参観もあったことで
家で話題にあがったり、保護者自身も
我が子を大切に思う気持ちを改めて感じた
という感想もあったようです。


自分という存在がたった1人の特別なもの
であることが伝わるように
今後も活動を続けていきたいと思いますflower01


  


Posted by しんしろ助産所 at 16:06Comments(0)出来事

2024年06月14日

暑い日のやけどに注意しましょう

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



日中の日差しが強い季節になりました。
熱中症ももちろんですが、
暑い日に気をつけたいのが「やけど」です。

直射日光で熱せられたものに
気づかずに触れてしまうことで、
ひどいやけどになってしまうことがあります。

例えば公園の滑り台やブランコ。
子どもは遊具めがけて勢いよくダッシュしがちですが
保護者の方、子どもの速さに負けないで!!



気温約30℃の炎天下において
滑り台(金属製)の温度をサーモグラフィで計測した調査では
70℃を超える部分があったそうです。

滑り台やブランコのほかにも
ジャングルジムやベンチ、チャイルドシートや
アスファルトも高温となりやすいため要注意です。



子どもの皮膚は大人よりも薄いだけでなく、
暑いと感じてから離れる反応が遅いために
短時間でもひどいやけどになることがあります。

炎天下には思いがけない危険が潜んでいます。
本格的な暑さが来る前に、安全確認をする習慣を
つけておきたいですねflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 10:47Comments(0)こそだて

2024年06月04日

虫歯予防デー

こんにちは しんしろ助産所です。hiyoko_02
  

6月4日は「虫歯予防デー」です。
 
どの年齢層の方も歯の健康が大切ですが、
特に子どもと妊婦さんはお口の健康が大切になります。

妊娠するとホルモンの影響で唾液の量が減り
自浄作用が低下することで
虫歯や歯周病になるリスクが高くなります。
 
つわりの時期は食事回数が増えたり
歯磨きが辛くなり、お口のケアができないこともあります。
 
その結果、虫歯や歯周病が進行しやすくなります。
  
虫歯や歯周病は早産や低出生体重児につながりやすいため
妊娠中から治療をしましょう。
 
妊娠中の歯科検診はつわりが終わってから
安定期(妊娠5~7ヶ月)に入ったら行いましょう。
できれば妊娠中に治療を終えられるとよいですね。
 
妊娠中の治療は胎児に影響はありませんが、
心配な場合は歯科医師に相談しましょう。
歯科医師には必ず妊娠していることを伝えましょう。

<つわりや体調不良時の歯磨き方法>                                     
1.歯ブラシのヘッドの小さいものを使う
  (奥歯を磨く時にのどへの刺激が少なくなるため、吐き気が誘発されにくい)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                      
2.歯磨き剤を刺激の少ないものにする
3.最低1日1回、夜寝る前に歯磨きをする
4.どうしても歯磨きができない時は、洗口剤やブクブクうがいをする
5.歯磨きの仕方は奥歯から前歯にかきだすように磨く
6.顔を下に向けて歯磨きをする
  (唾液がのどにたまると吐き気がでやすくなるため、
   のどの方に流れないように下を向く)
   
できることから始めてお口の健康を保ち、
快適なマタニティライフを過ごしましょう。

  


Posted by しんしろ助産所 at 08:56Comments(0)健康