2024年12月27日

今年も1年ありがとうございました

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



早いもので、2024年も残すところあと数日…。
みなさんにとってどのような1年だったでしょうか?


助産所は今年、産後ケアの利用者さんがさらに増え、
たくさんの方々からうれしい言葉をいただきました。
疲れているママたちの休息の場になることができて
「良い年だったな」と感じています。


しんしろ助産所の今年の開所日は本日まで。
新年は6日から開所となります。
医療機関も29日から6日まで連休となるところが多そうです。

この時期感染症も流行っていますので、
新聞や広報誌、行政無線などから当番医を確認し
気をつけてお過ごしください。



また長期連休になると「家族が休みの間に断乳をしよう!」
という方をおみかけすることがありますが、
おっぱいの急ブレーキには乳腺炎の危険が伴います。

思いつきや勢いでおこなうことは避け、
医療機関や助産所が開いているタイミングで
計画的におこなった方が安心です。



それでは皆様、今年も1年ありがとうございました。
よいお年をお迎えくださいicon

  


Posted by しんしろ助産所 at 10:01Comments(0)その他

2024年12月20日

冬至

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今年の冬至は12月21日です。

冬至は二十四節気の1つで
一年で最も昼が短く、夜が長い日です。
この日を境に少しずつ昼の時間が長くなっていきます。

また、一年で最も昼の時間が短いことから、
運気が下がり身体も弱ると考えられていました。
それを乗り越えるために幸運を呼び込み、
無病息災を願う風習が生まれたと言われています。
 
「一陽来復(いちようらいふく)」と呼ばれるように
悪い運気を追い払い、幸運に向かう始まりの日でもある
と考えられていました。


冬至といえばカボチャ、ゆず湯と昔から言われますが
それはなぜでしょうか?

本来カボチャは夏野菜ですが
保存がきき、ビタミンAやカロテン、食物繊維が豊富で
風邪や中風(脳血管疾患)予防に効果的です。
 
そして、冬至には「ん」のつく物を食べると
運が呼び込めると言われています。
カボチャ(なんきん)、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、
かんてん、うどん(うんどん)などですね。

冬至にカボチャを食べるというのは先人の知恵と言えますね。


また、冬至にゆず湯に入ると
風邪を引かないという言い伝えがあります。

ゆずは冬が旬であり、香りも強く、
強い香りのもとには邪気が起こらないという考えがあります。
血行を促進し、ビタミンCやクエン酸による美肌効果、
芳香によるリラックス効果もあります。
そのためゆず湯がよいと言われるのですね。


冬もこれからが本番、身体にいいものを取り入れて
元気に冬を乗り越えたいですね花花花
  


Posted by しんしろ助産所 at 09:41Comments(0)その他

2024年12月10日

体を温めるカイロの貼り方

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02


12月に入り、日に日に寒くなってきましたね。
手足が冷え、肩や背中に
寒さを感じるようになってきました。


そんな寒い冬のお供のひとつ“カイロ”
貼らないタイプをにぎにぎ、もみもみと指先や手を温めたり、
貼るタイプをいろいろなところに貼ると
寒さをやわらげてくれますね。


そんなカイロの体を温める、効果的な貼り方。
ご存じの方もみえるかもしれませんが、
参考になる方もいらっしゃれば・・・

ポイントは「血流とツボ」

◎首
 首と背中の間の骨が出ている部分「大椎(だいつい)」というツボ。
 太い血管もあるので全身が温まり、首や肩の凝りも和らぎます。
 マフラーやストールに忍ばせるといいそう。

◎背中
 肩から背中にかけての大きな筋肉「僧帽筋」と
 心臓から全身に向かう太い血管の上にある「風門(ふうもん)」
 肩甲骨の間を背骨に沿って貼ると
 全身が温まり、肩や首、背中の筋肉をほぐす効果も。

◎おなか
 おへその指2本分下にある「気海(きかい)」というツボ。
 元気の源ともいえるツボだそう。

◎腰
 腰も冷えを感じやすい場所。
 おへその真裏、背中側にある「命門(めいもん)」
 そこから指2本分外側にある「腎兪(じんゆ)」というツボがあり、
 全身が温まります。

◎太もも
 太ももには最も大きな筋肉があり、毛細血管が集まる場所。
 下半身の冷えに効果的です。

◎足首
 内くるぶしとアキレス腱の間の「太谿(たいけい)」
 皮膚が薄く、冷えやすいので温めると効果的。


ただ、カイロは低温やけどに注意が必要ですね。
●直接肌にあてない
●貼ってある場所を圧迫しない
●寝るときは使わない
●熱いと感じたら外す
などに気をつけて使用しましょう。


まだまだこれからが寒さの本番。
しっかり温めて体調を整えていきたいですねflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:13Comments(0)健康

2024年12月04日

赤ちゃんの夜間睡眠パターン

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



秋を楽しむ間もなく、あっという間に12月に突入してしまいました!
日中はまだ暖かいとはいえ、朝晩はぐっと冷え込む時期です。


この時期つらいものの一つに「夜間の授乳」があります。
赤ちゃんが朝まで眠ってくれると良いのですが
そうなるまでには心身の成長に応じた睡眠パターンがあるようです。


<在胎28週~生後8週頃>
●赤ちゃんの体内時計は一般的に夜型で覚醒時間は16:00~3:00頃。
●2~3時間おきの授乳に加え、その時間帯はなかなか
 眠ってくれないことが多いかもしれません。


<生後3~4ヵ月>
●ようやく通常の 昼中心のパターンとなり
 夜間に6~7時間続けて眠る子も出てくる時期です。
●授乳時間が開きすぎておっぱいが痛いようなら
 やさしく起こして授乳しましょう。


<生後6~8ヵ月>
●それまで良く寝ていたのに、また夜に起きるようになることがあります。
●眠りが浅くなるタイミングで「大好きなママはちゃんとそばにいる?」
 そんな気持ちで目を覚まし、おっぱいを口にすると
 安心して眠りはじめるようです。


    *すべての赤ちゃんに当てはまるものではなく、
      あくまでもその時期の傾向です。



心身の成長に伴って 夜間の睡眠時間は変化します。
さらに成長し、卒乳を済ませる頃には
多くの赤ちゃんが朝までぐっすりと寝てくれるようになります。


夜中に何度も赤ちゃんが目を覚ますと
体力的にも辛くなってしまうかもしれません。
また「冬本番はまだこれからだから…」と寒さを我慢し過ぎると
体調を崩してしまうこともあります。


寒さ対策をおこない、周りの協力・行政の支援を受けながら
この時期を乗りこえられますように flower01


  


Posted by しんしろ助産所 at 15:12Comments(0)こそだて