2017年08月31日
防災用品点検の日

今日で8月も終わり、
明日からは新学期のスタートですね。
まだまだ厳しい残暑が続きそうです。
体調を崩さないよう気をつけましょう。
さて、明日9月1日は“防災の日”
この日にあわせて
防災訓練を実施されることも多く、
防災の日は広く知られていると思います。
では、「防災用品点検の日」をご存知ですか?
関東大震災が発生した9月1日をはじめ、
12月1日、3月1日、6月1日の年4回、
季節の変わり目となるこの日に、
「防災用品を点検して災害に備えよう」
と制定されました。
初めは周到に準備した防災用品も徐々に意識が薄れ、
何がどのくらい入っているか曖昧になりがち

そこで、防災用品の点検のポイントです

●水や非常食の賞味期限
賞味期限の近いものは料理に使ったり、
非常食の味を体験する機会にするのもいいですね。
水は飲用以外に洗い物や入浴・洗顔などの
生活用水としても使えるので、
そのまま保存するという方もみえます。
●乾電池の使用期限
液漏れやさびなどで使えなくなっていることもあります。
乾電池の使用期限とともに器具の動作確認も
行うといいですね。
●医薬品の使用期限
医薬品にも使用期限があります。
絆創膏やテープも劣化するので確認しましょう。
●ライターやウェットティッシュなど
ライターやチャッカマンは長期になると
自然とガスが抜けていたり、
ウェットティッシュやお尻拭きなどは
乾燥していることがあります。
●家族の現状に合っているか
家族構成の変化や子どもの成長に合わせ
必要なものも変わります。
十分な防災用品を揃えたとしても
その後の管理や点検をしていなければ
全く役に立たないなんてことも・・・

防災用品の点検をすることで
災害に備える気持ちも新たにしましょう

2017年08月30日
妊娠中に 気をつけたい言葉
こんにちは しんしろ助産所です
妊娠して次第に大きくなってくるお腹を抱えて
仕事や家事を頑張てっるのに 夫や家族のことばに
イラットしたり、傷ついたことはないですか。
相手は何気なく言うのでしょうが、言われた方はたまらない
そんな言葉ばかり。
“転ばぬ先の杖”としてお読みください
◆〇〇さんの奥さんは大変そうだけど、
あなたは体力もあるし大丈夫だよ!
出産は人それぞれで、外見だけではリスク
は分かりません。
他人と比べるのはNG。
ママは辛くても、口にしないだけかもしれません。
妊娠経過が正常に経過していても何が起こるか分からないのが
出産です。
◆太ったね、もっと運動したら…
妊娠中はお腹が大きくなるだけでなく、体型も変化します。
ママが一番に驚いたり、不安に感じているもの。
赤ちゃんのためと思って受け入れようとしているのに
“それって元に戻るの”といったり、運動を強いるのはやめましょう。
運動も妊娠時期やお腹が張ったりするときにはかえって逆効果。
経過が順調なら、夫婦一緒にウォーキングをしましょう。
◆仕事休めていいね
産前休暇は妊娠、出産に備えてのもの。
体も出産に向け変わり続けているし、出産準備も必要です。
それに、育児が始まれば、仕事のような区切りもない24時間育児の生活が
控えています。
“いいね”なんていわれたら怒り心頭、夫への信頼も揺らぎかねません。
◆そんなに しんどいの
家で過ごせて うらやましい~
産休中に家事ができなくなったり、家事のレベルが下がることは
よくあることです。
夫にすれば家で気ままに過ごしているように思えるのかも知れませんが
妊娠中は体が重くなるだけでなく、内臓が赤ちゃんに圧迫されて
苦しくなったり、立ちくらみしたり、非妊時のようには動けなくなります。
常時7~10kgを抱えて作業するような状況をイメージしてみてください。
ママの体を気遣う言葉や、“掃除は俺がやっておくから休んでいていいよ”
など積極的に家事を受け持ちましょう。お手伝い感覚は捨てるべきです。
◆俺だって疲れてる、仕事が忙しい…
妻から何か頼まれたり、地域の行事があるとき、“仕事が忙しい”
と断るのはNG.。
妊娠中は疲れやすいもの。スケジュールを調整して協力を。
家族が増えれば
もっと家庭での時間が必要になります。
などなど 。
妊娠期間中はパパやママになるため準備期間ともいえます。
お互いを思いやり、いたわりあえるように、
二人で過ごす時間を大切にして 元気に赤ちゃんを迎えましょう。
2017年08月29日
イクメン

育児に積極的なパパを意味する 『イクメン

この頃ではかなり一般的に使われるようになってきました。
昔は、子育ては母親が、父親は仕事と夫婦の中で役割分担しているのが
普通でしたが、今では、夫婦で協力して育てるのが一般的。
イクメンという言葉が普及したのは、
2010年に厚生労働省の 『イクメンプロジェクト』 がきっかけと言われています。
このプロジェクトは、男性がもっと積極的に育児に関わることができる社会をつくることを
目的とした政府の取り組みです。
この頃では育児や家事を手伝ってくれるパパも増えてきましたが、
残念ながら日本の男性が育児や家事をする時間は世界の中でも最低水準

ワンオペ育児の言葉もあるように、パパが育児に関わりたいと思っても育児休暇の取得はおろか、
定時での帰宅も難しい方も多いのが現状です。
子育てしやすい国ランキングで、上位にスウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランドと
北欧4か国がランクインしています。
北欧では充実した育児休業制度があり、ノルウェーやスウェーデンでは、
『パパ・クオータ制度』として、パパ・ママそれぞれに育児休暇が割り当てられているそうです。
そのため、ノルウェーでは9割のパパが育児休暇を取得するとか

子どもの教育費や医療費が原則無料などもあり、
社会的にも子どもを育てやすい環境にあることも特徴です。
日本でも、育児休暇はママだけでなく、パパもとれるように法律で定められていますが
2014年度の取得率は、女性86.6%に対して男性は2.3%と非常に低い状態

育児休暇を男性が取得すると収入面での不安や職場の理解などに加え、
前例がなく、抵抗感もあるようです。
パパが育児に参加してくれると
・ママの負担が和らぐ
産後のママは、身体的にも精神的にも不安定。
パパが育児や家事に関わってくれることでママの気持ちに余裕ができ、
サポートしてくれる安心感もあり、心身ともに満たされてきます。
・子どもへの良い影響
先日のブログにも書きましたが、パパと関わることで子どもにもよい影響がたくさん

ダイナミックな遊びや、接し方で子どもは少しずつ社会性を学びます。
・夫婦円満
大変な子育てを一緒に関わってくれることで夫婦の絆はより強くなり、
産後クライシスを防ぐことができ、夫婦円満になります。
等のメリットがあります。
それぞれの家庭において、パパが育児参加する状況は異なりますが、
一番大切なのは、家族みんなが笑顔で楽しめること

そのためにも、今も、5年先、10年先もみながら
子育てしやすい社会に変わっていけるように頑張りましょう。

2017年08月28日
防災対策

8月もあと数日…
朝晩が涼しく、少しずつ秋の気配を感じます。
9月1日は防災の日。
この土日には、新城市内の各地域で防災訓練が実施されたので
参加した方も多く見えるのではないでしょうか。
災害はいつどのように起こるかわかりません

そのため、普段からの準備や訓練が重要です。
防災の日は、ご家族で防災対策の再確認をするいい機会

・災害伝言ダイヤル[171]の確認
NTTの災害伝言ダイヤルは、毎月1日と15日や防災週間(時間指定あり)に
体験利用ができるので、訓練としてみましょう
・家族の集合場所・避難場所・避難ルートの確認
・家具の配置や耐震対策の確認
・非常持ち出し品や備蓄品の確認
非常食の期限や電池などの確認もお忘れなく!!
等、もしもに備え、確認しておきましょう。
日本助産師会が、妊産婦さんや小さなお子さんをもつお母さんのために
毎日の生活の中で防災に備えておきたい対策をまとめた
『助産師が伝える災害時の知恵ぶくろ』という冊子を出しています。
お産の兆候が出たらどうするか、赤ちゃんや上の子どものこと、
おっぱいのこと、防災用品チェックリストなどがのっています。
『備えあれば憂いなし

こちらもご活用ください。
2017年08月25日
出産時の送迎で慌てないために

陣痛や破水などの分娩開始兆候がみられ、
いざ出産施設へ向かうとき
車を運転するパパもしくは家族の方は
陣痛の痛みに耐える産婦さんを乗せて
早く行かないと・・・

と気持ちが焦ってしまうのではないでしょうか。
焦る気持ちは仕方のないことかもしれませんが、
いざというとき慌てないために
準備をしておくことはできます。
★いろいろな状況を想定しておく。
パパが仕事で不在の時、
子どもも一緒に連れて行くとき、
子どもを誰かに見てもらうとき、
日中や夜間の場合など、
いろいろな状況を想定し、
どのようにするか確認しておく。
★いつでも出発できる準備をしておくこと。
●毎日晩酌をするパパは、37週に入ったら
飲酒は避けるようにする。
●入院に必要な荷物は早めに車に積み込んでおく。
★日常点検
●ガソリン切れに注意し、
日頃から余裕を持って入れておく。
●冬場は道路状況に合わせたタイヤの交換、
いざ出発する時のフロントガラスの凍結にも
注意する。
★ルート・道路状況・駐車場の確認
出産施設までのルートや駐車場、
日中・夜間で道路状況、病院出入口の違いなどを
確認しておく。
★破水への備え
清潔な古いバスタオル、防水シーツ
などがあると安心です。
いざというときに慌てないために
夫婦、家族でよく話し合って、情報を共有し、
来るべき出産の日に備えましょう

2017年08月24日
イヤイヤ期

子どもがうまれ、ちょっとしたしぐさを見ても
『赤ちゃんってかわいいなぁ~』と実感する日々。
でも2歳を過ぎたころから、なんでもイヤイヤ…

『なんで~?? あのかわいさは何処へ…』って思うママは結構いるのでは?
何を言っても、やることなすことイヤだイヤだと反抗する事から、
この時期はイヤイヤ期と呼ばれています。
2歳前後にみられることが多く、ママたちの中では、
別名 『魔の2歳児


しかし、イヤイヤ期は、成長に従い、自我が芽生え、
自己主張を始めている子どもの、自立へむけてのの第1歩なのだとか…
着替えもイヤ、手をつなぐのもイヤ、歩くのもイヤ、ママが何かを言っても
何でもイヤ…

怒ってすねたり、床に寝転がったり、大声で泣いたり…
まだ言葉を十分に話せないため、伝えたいのに伝わらないなどの
ストレスを感じ、結果的に癇癪を起こしたりするのでしょう。
でもこのイヤイヤ期を通して、どうにもならないことを理解したり、
自分の気持ちや行動をコントロールする術を学習すると言われます。
成長の段階ではとても重要

対処方法としては、
なぜイヤなのかを聞き出してあげること

まだ思うように話せなくても、ママの言っていることはわかります。
ママが考えられる理由を、なんでもいいので聞いてください
『~なの?』
『やりたくないの?』
『自分でやりたいの?』・・・・など
色んなことを聞いてあげてください。
できそうなことがあればさせてあげてほしいし、
できないような事なら、『やりたかったんだね』 と気持ちを受け止めてから、
代替え案等を提示したり、理由を説明してあげましょう。
それでもダメな場合は少し距離を置き、落ち着くのを待ちましょう。
ママにとっては大変な時期でイライラもMAX

怒ったり、大声を出したくなることもあると思いますが、
家族の協力も得ながら、一息つくくらいの心の余裕を持ってくださいね。
ママは子どものイヤイヤ期の案内役


2017年08月23日
ウォーキング始めませんか
こんにちは しんしろ助産所です
いつの間にか 秋の気配を感じるようになりましたね。
日中の暑さは相変わらずですが、夜や朝は過ごしやすくなったし
明け方は窓を開け放していると寒いくらい ((+_+))
身近にも実りの秋が近づいてきた景色をみつけました。
これはアケビ
見つけたときは
アッ! 何か実がなってる
とワクワクしました
アケビってこんなふうに
実をつけるんですね。
これは
木をみても何の木なのか チンプン カンプンですが
このイガをみれば栗の木だって分かります。
子どもは知らないんじゃなかな…
実を見たことはあっても
栗の実とは結びつかないから
こんなに大きくなっても枝はたわむこともなくて
なんか不思議ですね
ところで、
出産には体力を使いますが、産後の子育てにも体力は必要です。
経過が順調なら妊娠後期に入ったらウォーキングなどの運動を取り入れましょう。
気分転換にもなるし、何より体力が培われます。
車で走っている道路も歩いてみると、それまでは気づかなかった景色もひろがって
無理なく楽しめますよ
2017年08月22日
男の子はママに、女の子はパパに似る?!

「男の子はママに、女の子はパパに似る」
そんな話を一度は聞いたことのある方も
多いのではないでしょうか。
なんとなくそんな気がする・・・
と思うこともありますが、
これって本当なのでしょうか?
子どもが両親のどちらに似るか
については諸説あるようです。
子どもが両親から引き継ぐX染色体、Y染色体によって
異性の親に似やすい傾向があるとする説。
これは科学的・統計学的に証明されてはいないよう。
2015年に発表された
ノースカロライナ大学の研究では
「哺乳類の遺伝は、父親の遺伝子の方が
母親のものより優勢的に遺伝する」ことが判明したそう。
この研究は、マウスの実験の段階ですが
人間に当てはまる可能性も十分あり、
そうなると、男の子も女の子もパパに似る
確率が高くなるということになりますが
どうでしょうか。
ただ、顔は遺伝が強く出る部分と
生きていく環境の中で変わってくる部分があり、
遺伝だけではなく、環境にも左右されるものです。
成長の過程で
パパに似てきたね、ママに似てきたね
ということもよくあります。
顔だけでなく体型や性格などについても
両親のどちらに似ているか、
子どもの成長とともに何度も話題に
あがることでしょう。
それが、また子どもの成長の楽しみの
ひとつかしれませんね

2017年08月21日
立ち会い出産

予定日が近くなるとそろそろかなぁ…とドキドキ・ワクワク

特に初めての出産のママは、不安もいっぱいだろうと思います。
お産の兆候が始まってから、赤ちゃんを出産するその瞬間まで、
信頼できるパパや家族がそばにいてくれると安心で心強いですね。
出産の場面にパパや家族が付き添って立ち会うことを、立ち会い出産といいます。
2016年に製薬会社が実施したアンケートでは夫の立ち会い出産は
5割を超えているそうです。別のアンケートでは7割を超えているという結果も…

パパは出産を実際に経験できなくでもその場に立ち会い、
その時間を共有することで父親としての自覚が芽生えるとも言われます。
パパ以外に赤ちゃんの兄弟などの家族も一緒に出産に関わる場合もあります。
立ち会い出産のメリットとしては、
・ママが安心して出産できる
信頼できる夫や子ども、母などがそばにいて手を握ってくれる、
励ましてくれるだけでママの気持ちは落ち着きます。
家族がいてくれることで心強く、出産後の家族関係が深まるとも…

・出産の時間を共有できる
陣痛開始から出産までのママの頑張りを、一緒に共有できます。
パパがその大変さを目の当たりにして、産後に育児・家事に積極的になることの
・父親としての実感がわく
パパはママに比べると親になる自覚を感じにくいといわれます。
女性は妊娠し、つわり、胎動や大きくなるお腹などで母性が日々高まってきますが、
男性は実際に子どもが生まれて、初めて父性が芽生えるといいます。
誕生の瞬間に立ち会うことで父親としても実感を高めることができるかも…
デメリットとしては、
・家族がいると集中できない
出産時に周囲に家族がいると、思ったようにしてくれないとイライラしたり、
子どもが走り回ってて、いきみに集中できなかった等の声もあります。
・家族の精神的なストレス
出産中に、ママが痛みでつらく、今までにない表情や声を出すことがあります。
それを見られるのがいやというママもいますが、見たことでパパや子どもが
精神的なストレスを感じることもあります
また出血も少なからずあるため、気分が悪くなることも…

立ち会い出産は、上記のようなメリット・デメリットがあります。
立ち会い出産して良かったという方もいれば、しない方がいいという方もいて、
一概には言えません。
病院の対応も様々あり、あらかじめ確認しておくことも必要です。
大切なのは元気な赤ちゃんを迎えること。
立ち会いの有無にかかわらず、
家族にとって良い形でお産を迎えられるといいですね


2017年08月18日
遅寝遅起きになっていませんか
こんにちは しんしろ助産所です
あまり体温を気にすることなく生活しているのでピンときませんが
低体温の子どもが増えているそうです。
低体温は、1日を通じた体温が35度台と低めにとどまっている状態で、
代謝が低下しているために疲れがたまったり体調も崩しやすいとされる。
ただ、多くは生活習慣を見直すことで改善できるそう
遅寝遅起きの子どもは自律神経の働きが悪く、体温の変動が
36度台におさまりにくくなり、低体温に陥りやすい。
昼間の運動不足なども体温を上げる機会が少なくし、影響する。
低体温になるのを防ぐには
1.早く寝る(夜8時が理想。遅くても9時)
2.早く起きる(午前6時頃)
3.朝ごはんをしっかり食べる
4.1~3歳児は午前中にしっかり遊ばせる(体を動かす)
5.4~6歳児は午後も同様に
午後も体を動かし鬼ごっごなど、汗をかくような運動をすれば、
夕食もしかり食べられ、8時には眠くなる。
ゲーム等で遊んでいるだけでは、体が疲れず夕食時もあまり
お腹が空かない。
活動的な時間もずれずれになり眠くなるのも遅くなる。
日中にしっかり活動して体力を使うようにすれば自然に眠くなる。
夏休みも後半に入り、新学期がスムーズに迎えられるよう
今から生活習慣を見直して準備をしていきましょうね(^O^)/
2017年08月17日
卒乳後の授乳復活

おっぱいは子どもにとって栄養源というだけでなく、
精神面を支える大切な役目もあります。
卒乳をし、食事から栄養を摂るようになっても
おっぱいへの愛着を強く持ち続けているお子さんも
少なくありません。
実際、卒乳後も眠りながら唇をチュクチュクしたり、
お風呂で吸い寄せられるように
おっぱいに顔を近づけてくることはよくあることです。
でも、中には子どものおっぱいへの執着が強すぎる
と、相談されることがあります。
特に3歳前後のお子さんが
卒乳後に授乳を復活した場合には
いつ辞められるか不安にもなるし、
公衆の面前で服をまくられたり、
おっぱいを吸われたるするのは
分かっているつもりでも大変な苦痛です。
でも、その時期におっぱい離れができなくても、
子どもからすれば異常なことではありません。
この頃は自我が芽生え 何でも自分でやりたい反面、
甘えたい気持ちも強く、まだ感情のコントロールが
うまくできない時期です。
外の世界に興味を持って飛び出すものの、
ストレスや不安を感じた時に
お母さんのおっぱいに触れて安心し、
気持ちが安定するのでしょう。
そしてそれが受け入れられると
「愛されている」 という 「自己肯定感」が
高まるのでしょうね

もう少し成長すれば、おっぱいに触らなくても
気持ちをコントロールできるようになります。
毎日吸っていた子が、ある日突然
おっぱいに興味を示さなくなることもあります。
その時が卒乳です。
また、なぜ再びおっぱいを吸うようになったか
一緒に理由を考えてみることも大切です。
おっぱいを吸いたいのではなく、
ママの注意を惹きたいために
やっていることもありますから…
子どもにとって、おっぱいは
安心感を得られる大切な存在です。
でも、子どもを優先し親が我慢しすぎるのも考え物。
「外では吸わない」「ママが嫌な時は触らない」
など無理に抑えつけるのではなく 本人と相談しながら
ルールを決めてみてはどうでしょうか

2017年08月16日
子育てのストレス!! どう対処する?
こんにちは しんしろ助産所です
子育て真っ最中のママさん、毎日忙しい日々だと思います。
小さいころは夜中の授乳に加え、夜泣き、大きくなれば言うことを聞かない
等
思うようにいかないことがたくさん
毎日、子ども中心で頑張っているのに…とストレスがたまる一方。
出産前は、かわいい子どもと笑顔で楽しく育児と思い描いていたのが
現実は全く違っていて、それすらもストレスに…
でもご存知ですか?
育児ストレスをためやすい人には特徴があるのです。
その特徴を見極めて改善すれば、ストレスを少しでも軽減できます。
育児ストレスをためやすい人の特徴は、
1.完璧主義で理想が高い人
『こういう風に育てたい』『家事はこんな風にしなきゃ』など自分を追い込んでいませんか?
家事も育児も完璧にこなそうとすればするほどストレスはたまります。
子育ては長い道のり、100点満点の親なんていません。
失敗もあるし、思うようにいかないことがほとんど。
だから、肩の力を抜いて60点くらいで十分
2.他人や育児書などと比べている
周囲の同年代の子や、本やネットに書いてある情報などと比較してませんか?
子どもの発達には『その子が持つ成長の時計がある』といわれます。
十人十色、うちの子はうちの子と自信を持ってください。
3.自分で何でもやろうとする
育児はママだけの仕事ではありません。
核家族も多く、両親に頼ることも少なくなっていますが、パパや周囲にも
育児の応援団はいます。
子育て支援のサービスや託児所等の利用も考えましょう。
等々
持って生まれた性格もあるので、なかなかすぐに改善はできないかもしれません。
でも、変わらなきゃならないのはママ自身
自分を気遣い、楽にしてあげましょう。
ストレスを全く感じないのは難しいですが、
お友達や家族に話を聞いてもらったり、
相談窓口を使ったりなど、少しでも緩和できるようにしましょう。
ママの笑顔は子どもを元気にさせてくれます。
ママ、自分もいたわってあげてね

2017年08月15日
助産所のご飯
こんにちは しんしろ助産所です
蒸し暑い日が続いていましたが
今朝は久しぶりに涼しく感じられた方も多いのではないでしょうか。
トンボが飛び交うようのを見かけるようになったし、
残暑は厳しいものの、秋が近づいてきている気配を感じます。
助産所のご飯は旬の食材を使った
ひと手間かけた美味しいご飯
お盆休みを利用して ご家庭でも作ってみませんか。
◆ナス丼の温玉のせ
ナスに片栗粉をまぶして焼いてあるので甘辛いたれが
よく絡んで温玉との相性抜群
1本のナスで手軽に作れます。
◆豆腐ラザニア
パスタの代わりに豆腐を使ってつくるラザニア。
カロリーも抑えることができてヘルシー
ネットで見つけました。
ゴボウサラダと具いっぱいのオニオンスープが副菜
◆ハニーマスタードチキン
甘めの味付けでお子さんにも喜ばれます。
塩胡椒した鶏肉に小麦粉をまぶして焼き、蜂蜜と粒マスタード
で味付け。焦げやすいので要注意!
◆ピーマンとじゃこの甘辛煮
きんぴら風でご飯がすすみます。
ピーマンが苦手という方も、これならタップリ召し上がれますよ
食事って 結構 記憶に残ります。
作ってもらったご飯ももちろん美味しいですが、一緒にご飯を作ることも
美味しさの秘訣。
是非お試しください(^O^)/
2017年08月14日
おんぶもいいものですよ

先日参加した教室で、
ママたちが赤ちゃんをおんぶする様子をみました。
最近は抱っこが主流のため、
この日初めておんぶをするというママも多く、
ちょっとドキドキの体験

同じく赤ちゃんたちもちょっと緊張気味でした。
見た目がかっこ悪い という理由で
おんぶをしないママが増えていますが、
おんぶには様々なメリットもあります。
●家事をしやすい
抱っこと比べて手が使いやすく、
手元・足元が見やすいため、家事に向いています。
●赤ちゃんにとって、視界が良い
お母さんのしていることを同じ目線で見る事ができます。
●安心感は抱っこと変わらない
ママの顔は見えにくいですが、背中への密着感から、
安心して眠ってしまう赤ちゃんは大勢います。
おんぶの時は以下のことに気をつけましょう。
赤ちゃんの頭の位置が低いと視界が悪くなったり
重心が下がってママの腰やお腹に負担がかかります。
●赤ちゃんの身体をしっかり支えるタイプを選ぶ
赤ちゃんのお尻しか支えないタイプもありますが
赤ちゃんが転落する恐れもある為
実際に試着してから購入すると良いですね。
●髪型に注意
髪が赤ちゃんの顔にかかったり、
ピンなどを触って口に入れることがあるので注意しましょう。
●周りに注意
後ろが見えないため、赤ちゃんの頭をぶつけたり
狭い通路でぶつかったりすることもある為
気をつけましょうね。
慣れると便利なおんぶ。
はじめは背負う時に不安定になりがちなので
誰かに支えてもらうと安心ですよ

2017年08月10日
赤ちゃんの抱き癖

赤ちゃんが生まれ、ハッピー

でも、赤ちゃんってこんなに泣くんだっけ…と思うことも。
赤ちゃんは泣くことでしか、自分の気持ちを表現することができません。
泣声を聞いただけで、おなかがすいたのか、それともオムツ…
赤ちゃんが泣くとまずは抱っこする方がほとんどですが、
たまに、おじいちゃん、おばあちゃん世代の方から
『泣くたびに抱っこしてると抱き癖がつく

心配する方も見えます。
抱き癖って本当につくのでしょうか?
抱き癖がつくという方の理由は、
”抱っこしないと泣き止まなくなってしまう”とか、
”赤ちゃんは泣くのが仕事だから、泣いてすぐに抱っこすると
いつもそうしてもらえると思うから良くない” というもの。
祖父母世代が子育てする頃は
外国から輸入された『子どもの自立を促す育児法』として
直ぐに抱いたりしないという考え方が一般的でした。
今では、信頼や心を育むためにも
『赤ちゃんが泣いたら抱っこしてあげましょう

考え方に変わってきました。
赤ちゃんはママやパパの抱っこが大好き

赤ちゃんが泣くのは、おっぱいがほしい、おむつ替えて~などもありますが、
さびしかったり、甘えたかったり、くっついていたかったりなどの
気持ちの表れです。
放置されるのではなく、泣いたら反応してもらえるのが信頼の第1歩
赤ちゃんが泣いたらどんどん抱っこしてあげてくださいね。

2017年08月09日
赤ちゃんがうまれました♪
こんにちは しんしろ助産所です
昨夜、赤ちゃんが誕生しました
前から、『パパがお休みに入る今日がいいな~♪』と言っていたママやパパの声が
ちゃんと赤ちゃんにも届いていたようです
数日前から前駆陣痛もあって、
速度の遅い台風5号の進路に気をもみながら、ママもご家族も
台風と重なって出産になったらどうしよう…土砂降りの雨でも行くしかないよね
と心配されていたそう
パパが不在の日にはお母さんが泊まって出産に備えてくれました。
そんな心配をよそに、台風が過ぎ去った翌日
病院の健診にご家族そろって出かけ、いつ生まれてもいいね
と送り出されて、家に帰って??
陣痛が始まって お産になりました。
無事に生まれた赤ちゃんに
お兄ちゃんが優しくタッチしている姿や、パパが赤ちゃんに頬ずりしている姿も
とても素敵でした
おめでとうございます。

2017年08月08日
パパの存在が子どもの成長に与える影響

子育てというと、ママ中心となることが多いようですが、
パパの存在が子どもの成長に与える影響が
科学的に証明されているのをご存知ですか?
海外での研究を長岡真意子先生がまとめていたので紹介します。
1、パパからの拒絶感が子どもの問題行動を引き起こす
人類学者のロナルド・ローナー氏の調査によると、
子どもの自己評価の低さ、攻撃性、不安感、非行などの問題は、
ママよりむしろパパからの拒絶感によるところが大きいとされている
2、パパの接し方が子どもの『やり抜く力』を左右する
家族心理学者ラウラ・パディリア=ウォーカー氏の研究チームでは、
パパがより民主的に子どもに接することで、
子どもはより『やり抜く力』を育むと報告している
3、パパとの関係が思春期の女子の性的問題につながる
ヴァンダービルト大学の研究では5歳~7歳ごろまでパパと充実した時を過ごし、
パパと温もりある良好な関係を築いたティーンの女の子は、
第二次性徴期もより遅く、性的な問題を起こしにくい
4、パパと過ごすことでIQアップ
イギリスの心理学者ダニエル・ネットル氏の研究では、
パパと一緒に過ごすことの多い子の方がIQが高くなると報告している
以上
子どもの成長に大きな影響があるパパですが、
パパの身体も赤ちゃんや子どもと過ごすことにより変化が起きています

それは、


別名幸せホルモンと呼ばれ、不安を和らげ、気持ちが穏やかになり、
信頼感や相手とのつながり感を強めるホルモンが上昇


別名子育てホルモンと呼ばれ子育て行為を起こさせるホルモンが上昇


男性ホルモンが減少する事で、心優しく落ち着くことができる
など。
妊娠のはじめにつわり、胎動、徐々に大きくなるお腹などから早くから母性を感じる
ママにくらべ、子どもに対しての思いの差を感じるパパも少なくありません

仕事で、子どもとの時間をなかなか取れない時もあると思いますが、
忙しい中でも、上述した結果を理解して、少しでも子どもと接する時間が増やせるよう
ご夫婦で話し合ってくださいね

2017年08月07日
赤ちゃんの鼻吸引

8月7日、今日は鼻の日です

生まれたばかりの赤ちゃんは みんな
母乳やミルクを飲みながら 息をすることができます。
これって大人にはできませんよね!
初めて知った時はびっくりしました。
体重測定にみえるお母さんが
赤ちゃんの体重が増えていないことに
驚くことがちょくちょくあります。
よくよく話を聞いてみると
「そういえばちょっと鼻かぜをひいていました」
というエピソードをよく耳にします。
このように鼻が詰まったり、鼻水が出ると
哺乳力にも大きな影響を与えます。
赤ちゃんの鼻を吸ってあげることは
大切なことですね。
中には
赤ちゃんの鼻吸引を怖がってやらない方、
嫌がるのでかわいそう・・・と躊躇する方、
どの程度吸ったらよいか迷う方などがみえます。
ポイントは鼻を吸うときは、あくまで弱めの圧で行い、
あまり長く吸い続けないことです。
また横抱きや、お母さんが胡坐をかいて
前向き抱っこの状態で吸うと
赤ちゃんが安心しやすいかもしれません。
さらに器具の角度を色々に変えてみましょう。
角度を変えるうちに、急に奥から勢いよく
鼻水が吸い出されてくる角度が見つかることがあります。
調子に乗って
思わず一気に吸いたくなるかもしれませんが、
6~7割くらいの吸引でとどめておきましょう。
やりすぎると耳が痛くなったり、
鼻出血を起こしたりすることもあるため、
短時間で切り上げ、時間をおいておこなってあげてください。
娘も昔とても嫌がりましたが、
ある程度大きくなると 吸ってもらった後の
気分の良さに気づくようになり
自分から鼻吸引器を持ってくるようになりました。
その頃には 鼻のかみ方を教えてあげてくださいね

2017年08月04日
直母を吸ってくれない赤ちゃん
こんにちは しんしろ助産所です
おかあさんのオッパイから母乳を飲むのと
哺乳瓶からミルクを飲むのとでは
どう違うのでしょうか?
母乳が出るようになってくると、
乳頭や乳輪はとても柔らかくなるし、匂いも
母乳やママの匂い
哺乳瓶は消毒方法や素材により、においも
あり、感触もさまざま。
母乳は赤ちゃんが吸い始めると射乳反射が
起きて出始めますが、哺乳瓶では初めから
ミルクがでてきます。
いずれにしてもオッパイを飲んでもらえない
のは困ってしまいますね。
◆直母を嫌がる赤ちゃん
1.赤ちゃんのお腹が空いて泣いてほしがっている
場合は難しいので、まどろんでいる時(浅い覚醒)
をねらって 授乳してみる。
2.赤ちゃんの顔が 乳房の間にくるように抱き、
乳頭を赤ちゃんの口に近づけたり、 赤ちゃんの口に
少し搾乳したりしてみる。
3.肌と肌が触れ合えるようにする。
4.乳頭補助器やSNS(ナーシングサプリメンター)
などの補助具を使ってみる。
◆哺乳瓶を嫌がって飲めない赤ちゃん
1.乳首を変えてみる(シリコン→ゴム)
2.乳首の形状を変えてみる
あまり母乳が出ないのにオッパイを押しつけられたりすると
赤ちゃんが嫌がる傾向にあるそう
反対に直母はいけても哺乳瓶からは飲んでくれない赤ちゃん
もいます。
上手くいかないときは1人で悩まず、助産所にもご相談ください。
2017年08月03日
マミーブレイン

「マミーブレイン」という言葉を
聞いたことがありますか?
出産後、
物事を忘れっぽくなった

簡単な計算や文字が出てこない

注意力が散漫になった

そんな経験のあるママも
みえるのではないでしょうか。
こういった産後に見られる
記憶力の変化のことを
「マミーブレイン」というそうです。
マミーブレインの原因は、
妊娠・出産によるホルモンバランスの急激な変化や
家事・育児などによる疲労もありますが、
女性の脳は妊娠期から5%程度の萎縮が起こる
と言われ、これも原因のひとつと考えられています。
赤ちゃんのお世話に集中するため、
出産や育児の大変さを和らげるため
という説も・・・。
それにしても
出産するたびに脳が萎縮するなんて・・・

私も驚きました。
でも大丈夫

そのような状態も産後半年ほどで元に戻り、
その後はむしろ大きくなって、
記憶力・学習能力・度胸が備わるのだそうです。
忘れっぽくなった・・・と
悩んでいるママがいたら、大切なことはメモを取ったり
家族に話をしておくなどして乗り切ってくださいね。
そういう時期だと受け入れることも大切ですよ
