2015年05月29日
ご趣味は?

先日の「こどもの手づかみ食べ」に先輩ママからコメントが届きました。
お子さんが育った今は、そんな時代もあったなぁ・・・と
懐かしく思い出されたそう。
可愛いだけではすまない大変な時期ですが
明るく乗り切って

ママだけでなく、家族も、周りの大人も
みんなで子育てを支えていけるといいですね
さて、子育て中のママ、趣味ってありますか?
「まだまだ子どもも小さいし、
なかなか まとまった時間がとれないから
そんなの無理に決まってるじゃん!」
という声も聞こえてきそうですね

そういう私もずっとそう思っていました。
でも最近助産所の利用者さんの中に
子育て中のわずかな空き時間を見つけて
自分時間を楽しんでいる方をよく見かけます。
ちょっとご紹介してみましょう。
<手芸>
ミシンや型紙の準備、しつけ縫いなど不要の
赤ちゃん小物の手縫いは 人気のようです。
スタイ一つとっても、布選びや刺繍などのワンポイントは
ママのセンスがきらっと光ります

<ブログ・FB>
空き時間に子育てブログやFBを
日記代わりに書いている方もみえます。
子どもさんの成長の様子がわかって
読んでいる方も楽しいです♪
<おやつ作り>
子どもが生まれたことをきっかけに 食に興味が出て
おやつ作りにはまる方も大勢みえます。
「あんこも手作りだよ~」 というママも

<写真・アルバム作成>
子どもの日常を写真におさめ
冊子にまとめてみえたり、カレンダーにしたり。
新城にはスクラップブッキングを教えてくれる子育てサークルもあり、
ママたちとのおしゃべりも 楽しいそうですよ

その他にも 「ママヨガ」 や 「ポーセラーツ」 「絵本作り」
「子ども同伴OKのカフェめぐり」 という話も聞きます。
わずかでも自分の時間が持てると 心に充実感が・・・

家事や子育てに忙しいママたちに
リフレッシュ方法が見つかるといいね

2015年05月28日
オープンシステムを利用する助産所のお産

出産を扱う助産所は、産婦人科の嘱託医や入院、治療のできる連携医療機関がないと
開設できません。
助産所の出産を支える安全の鍵はこの医療機関との連携。
しんしろ助産所の場合は、浜松市北区にある聖隷三方原病院とそこで働く産科医師の
U先生が受けてくださってます。
連携のきっかけになったのは、嘱託医のお願いに伺った折のU先生の
“家にも院内助産所があって助産師主導のお産をしているから、研修にきてみては・・・”
の一言平成21年の話です。
今でこそ院内助産所のある病院が増えてきましたが、その頃、既に、聖隷三方原病院
には院内助産所があって、年間150人位の方がお産をしていました。
初めて見学させていただいた日の衝撃は今も忘れません。
お産の部屋(分娩室)は和室仕様で分娩台がなく、明かりの調節がきいて落着ける雰囲気、
物品はチェストや洗面台の下に収納されているので、家の居間で寝ているよう
中央にある柱には、たった今生まれたばかりの赤ちゃんを抱くママを中心にパパや
子ども達と一緒の写真が一杯貼られていて、喜びの声が聞こえてくるようでした。
今では、私たちも出産後のバースレビューで
“今回は布団の上で、産むまで自由に動けて楽だった”
“ずっと傍にいてくれたので安心できた” “みんなで応援してくれたので頑張れた
”
などと書いていただけるようになりました。
オープンシステムは妊婦健診は地元で受けて、リスクの高い出産は施設やスタッフの
充実した病院ですることをさします。
聖隷三方原病院のオープンシステムでは、クリニックの場合、妊娠20週、30週の健診は
病院で受け、妊娠36週以後はクリニックと病院を交互に、出産時は病院が対応します。
助産所の場合は、侵襲検査(血液検査やおりもの検査)や治療ができないので、クリニック
より病院を受診する回数が2回増えますが、病院での健診には助産師が付き添います。
長い妊娠経過中には、お腹が張ったり、出血がみられるなど、思わぬ事態が起きることも
ありますが、U先生はいつも真摯に対応してくださり、出産時のサポートも厭わず応じて
くださるのがありがたいです。
今月の掲示板は、聖隷三方原病院や嘱託医のU先生、院内助産所スタッフとの連携や
オープンシステムを利用したお産の掲示をしてます。
リスクのある出産は病院やクリニックを選択するのが一般的ですが、ローリスクの方なら
助産所を選択しても、産むときはリスクに対応できる病院で、家族に囲まれて、好きな姿勢で
出産することもできます。
是非、お立ち寄り下さい。
2015年05月27日
こどもの手づかみ食べ
こんにちは しんしろ助産所です
子どもが1歳を過ぎるころになると離乳食もすすみ、いろいろなものが食べれるようになります。
でもせっかく買ったかわいいスプーンやフォークを使わず、手づかみで食べて、
最後は こねて遊んでぐちゃぐちゃということも・・・
1歳から2歳にかけては、美味しいものがわかるようになり
自分で手を伸ばして食べることができるようになる時期。
自分で食べようとすることは、 うれしい成長の証ですが
手づかみは汚れるし、ずっとこのままじゃあ・・・とママは心配になってしまいますね。
ただ手づかみ食べは、子どもの成長にとって とても重要です。
目で大きさをみて、手で触って硬さや温度を知り、
どのくらいの力でつぶせるかを体験したり、 口に入れて味や食感を楽しむ
五感が上手くつながっていかないとそうはいきません。
生きていく上で基本となる行動の一つです。
手づかみ食べの体験が、食に対しての喜びにつながり、
食べることが好きになり、スプーンやお箸を使って食べることにつながっていきます。
手づかみ食べは、目と手と口の協調運動なんです。
こどもが食べているとき、
『汚さないように!』 『スプーンを使って食べる!』 『残さない!』 『遊ばない!』など
注意ばかりしていませんか?
小言ばかりでは、楽しい食事もこどもにとって苦痛の時間になりかねません。
食事が楽しいと思えるように ママもゆったり構えてほしいと思います。
手づかみ食べの時期は、テーブルの下にシートや新聞紙を敷くなどして
汚れても片付けやすく備えましょう。
食べこぼしをキャッチできるエプロン等の利用も便利です。
あまり食べなかったり、遊んでしまうような場合は、
お腹が空くよう、体をよく動かし、おやつやおっぱいを控えるなど
美味しく食べれる習慣づくりをこころがけましょう
今日のおきゃくさま
9ヶ月のNちゃん
この頃バイバイやハァーイが
できるようになったそう。
助産所では緊張したのか
見ることができなかったけど
今度きたら また披露してね
2015年05月26日
あかちゃんと帽子

今日もまるで夏のような1日でしたね

この季節、あかちゃんのお出かけには
暑さ対策、紫外線対策に「帽子」が必需品です。
あかちゃんはまだ髪の毛が少なく、直射日光・紫外線の刺激を
受けやすくなります。
熱中症や脱水にもなりやすいので日差しへの対策は大切ですね。
今はあかちゃん用の帽子にもいろいろな種類があるので
迷ってしまいそうですが、ただ、「かわいい」とデザインだけで選ばず
暑くなるこれからの時期に合った帽子を選んであげましょう。
暑い時期の帽子選びのポイント

1.つばが広いもの
2.首の後ろまで日よけがあるもの
3.ゴム、紐がついているもの
4.通気性のいいもの
5.ジャストサイズのもの
でも、帽子をかぶせたいと思っても、1歳前後になると
嫌がってすぐに取ってしまい困ってしまうことがよくあります

この帽子嫌いへの対策も必要ですね。
生後3~6ヶ月頃の早い時期から
「お出かけ=帽子」を習慣にすると帽子嫌いにはなりにくいようです。
すでに帽子嫌いの子には、おもちゃなど
何かに関心が向いているときに時にかぶせてみるのもひとつ。
繰り返すうちに少しずつ慣れてきます。
その他には、ママも一緒に帽子をかぶる、帽子をかぶった姿を褒める、
お友達がかぶっているのを見せる・・・など
急には無理かもしれませんが、焦らず少しづつ慣らしていくようにしましょう。


11ヶ月のKちゃんとママ。
助産所オープンシステムを利用して生まれた
Kちゃんも こんなに大きくなりました。
生まれた時の写真を手にパチリ
「しっかり面影が残ってるね」
というみんなの声を聞きながら
不思議そうに写真を見ていました。
5ヶ月のKちゃんと2歳のYちゃん姉妹
「助産所に行く~!」 とYちゃんが言ってくれたそうで
児童館の帰りに寄ってくれました
こちらのKちゃんも助産所オープンシステムを利用して生まれました。
2人とも素敵な笑顔 パパによく似てるね。
2015年05月25日
主婦も健診(検診)を受けましょう!
こんにちは しんしろ助産所です
世の中にはいろんな日がありますが、
今日は「主婦休みの日」って知ってました?
(わたしは初めて知りました)
2009年4月に認定されたそうで、
1月25日、5月25日、9月25日と年3回あるそう。
・家事や育児に毎日頑張る主婦がリフレッシュできる日
・家族が元気になってニッポンも元気になる日
・夫や子どもが家事にチャレンジする日
と提唱されているようです。
常に忙しい主婦にとってはうれしい提案ですが、
実際には小さな子どもの世話は休めないし
平日は夫も仕事だったり・・・と
理想通りの 「主婦休み」 とは なかなかいかないかも
そこで 「主婦の元気はニッポンの元気!」
この日を 「健康を意識する日」 ととらえてみてはどうでしょうか?
お勤めをされている方は
定期的に職場で健診を受けられますが
仕事をやめてからは健診を受けていない
という方は大勢みえます。
でも 「症状がなければ大丈夫」 という訳ではありません。
「主婦も健康診断 (+がん検診) を受けましょう!」
① 夫の会社の「主婦健診」を利用する
ぜひ主婦健診を利用しましょう。
費用を会社が一部負担してくれる場合もあります。
② 市町村健診を利用する
市町村が行っている健診を利用しましょう。
地域によって、内容や費用も異なるため、
公報誌やHPなどで確認をしたり、市町村役所などで相談してみましょう。
また病院に直接問い合わせて、健診(人間ドック)を受けることも可能です。
最近ではワンコイン健診など、気軽に受けられるものも増えているようです。
③ 市町村がん検診を受ける
普段の健診に加えて、がん検診も受けましょう。(ちなみに新城市はこちら)
特に女性特有の検診もおすすめします。
「乳がん」や「子宮がん」は年々増えているため
「がん検診無料クーポン券」などが
対象年齢の女性に対して配布されます。
また対象年齢でなくても、2年に1度くらいの頻度で
乳がん・子宮がん検診を受ける事をおすすめします。
主婦の健診受診率は30%台とのこと
健診を受けない理由は
「きっかけがない。」「お金がかかるから。」
というのが主なものだそう。
でも 身体が資本!!
おかあさんが健康でないと家族も元気が出ません。
健康に自信があるとどうしても面倒なものと捉えがちですが
健康な時こそ健康診断を受けて、身体のメンテナンスを行ないましょうね
2015年05月22日
子育てに思うこと
こんにちは しんしろ助産所です
今日も暑い一日でしたね。
さて、最近は以前には思いもつかないような虐待のニュースを見ることがあります。
そのせいか、“子どもを叱れない” “泣かせてばかりいると虐待かと思われちゃう
”
と話すおかあさんが増えているように感じています。
優しいおかあさんでありたい
周りに虐待と思われたくない
叱って子どもを傷つけたくないなどの理由があるようですが、
子どもは親を見て育つもの。
何をしても叱らなければ伸び伸び育つかといえばそうでもありません。
子どもだから何にも分からないというのは大人の一方的な見方です。
育つ過程で、泣けばいうことをきいてくれるのなら、いつも泣くようになるでしょうし、
嫌がって欲しいものを買ってもらえるなら、泣いたり、寝転がったりして困らせることでしょう。
子どもが小さいうちはまだ対応できても、成長につれてどんどん大変な状況は出てきます。
行動範囲も広がり、育てるのが難しいと感じるのは1才を過ぎたころから。
子育ては育児書通りにはいかないことは知っていても、子どもの特徴を知らないと
物でつったり、言う通りにしたりなど、その場しのぎの誤魔化した対応をして過ごしがち・・・
時間をかけて子どもと向き合い、やり取りを楽しんだり、子どもの表情や行動を見守る余裕があると
子どもの状況がみえてきます。
何でも早くできるようになることだけが優れているわけではありません。
この時期、子どもの目線で、子どもの興味や関心に向き合うことも大切です。
個人主義やスピード感が主流になっていますが、子育てには余裕が必要です。
小さなお子さんを育てるご家族への思いやりが求められているように思います。
今日のおきゃくさま
OちゃんとNちゃん(2歳)姉妹Oちゃんの2週間チェックにきてくれました
おっぱいをお腹一杯飲んで 気持ちよさそうに眠るOちゃんとWのお姉ちゃん
生まれてまだ日も浅いけど 大きく育っていたね
2015年05月21日
産後ケアのすすめ
こんにちは しんしろ助産所です
先日の中日新聞に産後ケアの特集がのっていたので
ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
『産後ケア』とは、出産した病院を退院後に、専門のケア施設や助産所などで
専門スタッフにより、出産後の女性をサポートすることをいいます。
女性の社会進出や晩婚化に伴い、第1子出産時の母親の年齢も上がっています。
統計をみると、今から20年前のH7年には27.5歳でした。
H23年に初めて30歳を越え(30.1歳)、以後、H24年30.3歳、25年30.4歳と上昇
核家族化がすすみ、両親の高齢化といった家族をめぐる状況も変わってきました。
こうした中で、出産後も実家に頼らず、自宅に帰って生活する方も増えてきました。
昔と比べると、お産のできる施設が減って、入院期間が短くなり、育児に自信をもてない
ないまま退院を迎える場合もあります。
産後の母親が最も不安を感じる時期は産後3ヶ月頃までといわれますが、
初産のママでは、産後2週間頃がピーク
自宅に帰り、慣れない育児や睡眠不足から疲れて精神的にも不安定に
なってしまうのでしょうね。
新聞にも書かれていましたが、今、産後ケアが注目されている背景には、こうした
諸事情があります。
母親が大変な時期に専門スタッフが関わり、身体を休めながら、支援を受けることで
安心でき、育児不安を軽減できます。
産後うつや産後クライシス、ネグレクト予防にも役立つそう
しんしろ助産所も産後ケアを行ってます。
出産施設に関わらず、どなたでもご利用いただけ、利用の仕方もいろいろ。
ご家族の仕事の時間に合わせたデイケア(日帰り)や
夫や上のお子さんも一緒に宿泊する家族入所などライフスタイルに応じて
お使いいただけます。
赤ちゃんがおっぱいを飲んでくれるようになった
母乳育児の仕方が分かった
産後、ずっと眠れなかったけど、安心して休めた・・・など
評判も上々
出産も一つのゴールですが、産後の生活もエネルギーが必要です。
助産師がお世話する産後ケア
産後療養、産後静養・・・施設によっていろいろな呼び方がありますが
関心のある方は助産所のブログや市のHPをご覧下さい。
2015年05月20日
お産が近づくと胎動は減る・・・?

「あかちゃん、よく動くからまだ産まれませんよね・・・」
出産予定日が近づいてきても、いつものように
お腹の中であかちゃんが元気に動いていると
そういわれる方がみえます。
「お産が近づくと胎動が減る」 と昔からよく言われるためですね。
あかちゃんはいつ産まれてもいい時期に入ると、
骨盤内に頭が下がってきて固定されるようになってきます。
そのために胎動が少なくなると言われます。
でも、ここでちょっと注意!
だからといって
「最近、動かなくなってきたからもうすぐ産まれるかも・・・」
と思うのは危険です。
あかちゃんは陣痛が始まってからも産まれるまで動くからです。
人によって感じ方は違い、
「胎動はあるけど、動きがおとなしくなった」
という表現をされる方もみえるし、
「産まれるまでよく動いてお腹が痛いくらいだった」と
言われる方もみえます
でも、お産が近づいたから胎動がなくなるということはありません。
胎動が減ったり、感じられなくなるということは
あかちゃんにトラブルが起こっている可能性もあり、
心配な症状です。
急に胎動が減った、何時間も胎動がないなど、
「いつもと違う」と感じたらかかりつけ医を受診しましょう。
胎動はあかちゃんの元気度のバロメーター。
「今日も元気

大切に過ごしましょう

2015年05月19日
子どもの日焼け止め

毎年この時期 話題にのぼるのが
「子どもの紫外線対策」
適度な紫外線は骨形成を助けたり
皮膚の殺菌作用などの良い面ももっています。
しかし、紫外線は1日10分あたれば効果は充分。
18歳までに、生涯における紫外線量の
約半分を浴びるそうなので、
やはり積極的な日光浴よりも
紫外線対策の方が大切かも知れません。
紫外線対策には
帽子・日よけ等がありますが、日焼け止めを塗るのも大切。
では、何を基準に選んだら良いのでしょうか?
項目別にまとめてみました。
<何歳から塗ッた方がいいの?>
皮膚トラブルを考慮すると
一般的には生後6ヵ月からが良いようです。
それまでは日焼け止め以外の紫外線対策をしましょう。
<SPF・PAはいくつがいいの?>
SPF値(日焼け止め指数)は10~20程度
PA(UVA遮断効果)は+以上のものが良いようです。
<成分で気をつけることは?>
紫外線吸収剤は子どもによっては
刺激が強いこともあるそう。
紫外線反射剤の方が刺激は少ないようです。
無香料・無着色・低刺激と書かれた
べたつかないタイプの 子ども用日焼け止めが安心ですが、
中には肌に合わない子もいるので、
少量を試しに塗ってから使用しましょう。
<その他>
お湯や石けんで簡単に落とせるものが良いですね。
また、肌トラブル予防のためにも
外から帰ったらすぐに落としてあげましょう。
日焼け止めさえ塗っていれば安心ということはありません。
小さい子ほど 皮膚が薄く紫外線の防御機能も弱いため、
午前10時ごろ~午後2時ごろの外出は
なるべく避けるようにしましょうね。
今日のおきゃくさま
8ヵ月のSくん
カメラが大好きで
ママが自然体を撮ろうとしても
ついついカメラ目線になってしまうそう。
今日も決まってるね
小学生のお兄ちゃんが
お風呂に入れるのを手伝ってくれるので
とっても助かっているそうです。
仲良し兄弟だね
2015年05月18日
虫刺されに注意
こんにちは しんしろ助産所です
外遊びが気持ちの良い季節になってきました。
でも、これからの季節、虫刺されにも注意を払いたいもの。
蚊やぶよ、毛虫にムカデ、蜂・・・
中には、刺されなくても触っただけでひどい皮膚トラブルをおこす虫もいます。
蚊に刺されると、大人は直ぐ刺された場所が赤くなったり、痒くなって、治まりますが、
乳幼児では刺されて1~2日たってから症状があらわれ、痒みが1~2週間続くこともあるよう。
「掻いちゃ ダメ!」といくらいっても掻いてしまい、中には、掻き壊して黄色ブドウ球菌などに
感染して“とびひ”になってしまうお子さんもいます。
刺されないためには、皮膚の露出を避けるのが一番。
外遊びをする時は、長袖、長ズボンに靴下、帽子をかぶりましょう。
こうすれば、虫刺されだけでなく紫外線もカバーしてくれます。
暑くてお子さんが嫌がるような場合は虫除けのシールやスプレー、携帯用の蚊取り器も
効果があります。
虫除け剤に多用される成分のディートには、小児では「顔に使用しない」「生後6ヶ月以内
には使用しない」「2歳未満では1日1回、2歳以上12歳未満は1日1~3回の使用にとどめる」
という制限もあります。
使用する際は使用説明書にそった適正な使用が大切です。
スプレーは、使用したときにお子さんが吸い込まないよう、大人が1度手のひらに吹き
つけたものを塗るくらいに
山茶花やお茶の木などには、触っただけで強い痒みを引き起こすチャドクガ(毛虫)が
寄生しています。同様に、梅や桜にはイラガ(毛虫)、ダニがいることも・・・
好奇心旺盛な乳幼児ですが、植え込みや垣根にむやみに触らないようにしましょう。
刺されてしまったら早くから、赤みや痒みといった炎症症状を鎮め 掻き壊して悪化させ
ないように対処しましょう。
ムカデに刺されたときは温熱療法がベスト。
蜂に刺されたときはまずその場を離れ(20~30m、)安全を確保。
それから、刺された場所を洗い蜂の毒を洗い流しましょう。
自然の多い公園や広場での遊びは楽しい一方で、無防備だと大変な思いをしてしまう
ことになるかも知れません。
虫の増えるこれからの季節。
戸外では安全に遊べるように備えをして、お子さんを思いっきり遊ばせてあげてね
かわいいお客さま
昨日の開所日にきてくれたHちゃんと1才のMくん姉弟
ママとお話ししている間、お姉ちゃんは、弟のお世話をしてくれ、
帰るときにはお片付けも率先してやってくれました。
さすが~お姉ちゃん ありがとう
2015年05月15日
かわいいお客さま
こんにちは しんしろ助産所です
今日は昨日に比べて雲が多いですが、外に出ると暑いですね。
今夜から明朝にかけまたとか・・・
体調管理に留意してくださいね。
今日の助産所はかわいいお客さまでとても賑やかでした
11ヶ月のSちゃんと5ヶ月のHちゃん
児童館に遊びがてら、
体重チェックにきてくれました。
お家も近くで、同級生の仲良しさん。
ふたりがを見た瞬間のショットです
10ヶ月のAくんと9ヶ月のNちゃん
今日助産所で初顔合わせ。
生まれた時期も同じくらいのふたり
仲良く遊べるかな~
生後3週間のSくん
おばあちゃんとのツーショット
体重増加も順調で
すくすく育ってま~す
2015年05月14日
昼寝の短いあかちゃん

「昼寝の時間が短いのですが、足りているのでしょうか?」
という相談を受けることがあります。
「昼寝の時間はあかちゃんによって違うけれど、
機嫌がよく 活気があれば大丈夫!」 と説明しています。
新生児の睡眠時間は、およそ1日の65~80%。
時間にして15~20時間くらい。
眠りと目覚めを短いリズムで繰り返します。
さらに月齢を重ねるごとに目を覚ましている時間が徐々に増え、
生後6ヵ月を過ぎる頃には 午前と午後の昼寝を合わせて
1日の睡眠時間は50%(12時間)前後に減ってきます。
ただ、あかちゃんの睡眠リズムには個人差があり、
びっくりするほどよく眠る子もいれば、
心配するほど短い睡眠で足りてしまう子もいます。
みんなが同じ時期に同じような睡眠パターンになるとは限りません。
だから、他の子と比較して心配をする必要はないのです

ただし
「7~8ヵ月を過ぎても昼寝のリズムができず、短い昼寝を何度も繰り返す」
「昼寝から短時間で目を覚まし、その後機嫌が悪い」
などの場合は 昼寝の時間だけに注目するのではなく、
夜間睡眠や生活リズムも合わせて考える必要があります。
それは睡眠リズムは単独で整うものではなく、
授乳や離乳食などの生活リズムや、
運動発達・知的発達などが大きくかかわっているからです。
ある程度決まった時間に授乳や離乳食を食べさせ、
好奇心を刺激する遊び・身体をつかった遊びを 十分にして
心地よく疲れて眠る・・・というリズムが大切なのですね。
あらかじめ睡眠時間や昼寝の時間を決めて、
それを守ろうとするのではなく、
生活自体に目を向けられるといいですね



5ヵ月のMちゃんと7ヵ月のAくん

Mちゃんはママバッグの肩ひもを
興味深そうに触っていたね

活発に動き回るAくんは
足腰も強く、今にも飛び跳ねられそう

2人揃ってパシャッ


あれ? 視線の先は・・・
カメラよりスマホの方が
気になっちゃったかな

2015年05月13日
妊娠中と産後のむくみ
こんにちは しんしろ助産所です
妊娠中や産後に多い症状のひとつに「むくみ」があります。
足がむくむと重だるく、疲れやすくなったり、
こむら返りを起こしやすくなったりしてつらいですね
妊娠中にむくみがひどくなってくると、
『これって妊娠高血圧症候群・・・?』
と、不安になってしまう方もみえるかもしれません。
むくみは、血液中の水分が血管の外にしみだして
皮膚の下にたまった状態のこと。
妊娠するとむくみやすいのは
妊婦さんは赤ちゃんに栄養を送るため、
非妊娠時と比べて血液量が約40%も増えること、
また、大きくなった子宮の重みで静脈が圧迫され、
下肢に血液がたまりやすくなることが大きな要因です。
妊娠中のむくみが出産によって改善される方もいれば
産後も症状が続く方、妊娠中はなかったのに産後になって
むくみが出る方もみえます。
産後のむくみは出産によって多くの水分を一気に排出してしまい、
身体の水分バランスが崩れてしまうことで起こります。
体内の水分が一時的に不足し、それを補うために体が
必要以上に水分を溜め込もうとする事でむくんでしまうという訳です。
むくみ解消法のいろいろ。
滞りがちな下肢の血流を改善
●足を高くして休む
仰向けに寝て、両手両足を天井に向かってあげ
ブラブラさせる運動も効果的です。
●足湯
●着圧ソックスを活用する。
●下肢のマッサージをする。
●ウォーキングをする。
体に水分をためない食事
●塩分を控える。
塩分を取りすぎると体内の塩分濃度を下げようと
水分を溜めこみ、むくみやすくなります。
●カリウムを摂取する。
カリウムは尿として水分を体外へ出す働きがあるのでむくみ解消に効果があります。
昆布やわかめなどの海藻類、豆類、瓜科の野菜、バナナやキウイなどに
多く含まれているので、積極的に摂りたいですね。
●利尿効果のある飲み物。
はと麦茶、ルイボスティー、黒豆茶、杜仲茶など
利尿効果の高いお茶を温かくして飲むのもおすすめです。
むくみがみられても、高血圧や蛋白尿のない
生理的なむくみも多いのですが、
やはり 「ちょっと注意!」のサイン。
「妊娠中や産後はむくみやすいんだからしょうがない・・」
と決めつけず、健診をきちんと受け 経過を見守りながら
ひどくならないようにしましょう。
2015年05月12日
赤ちゃんもイライラする?
こんにちは しんしろ助産所です
生まれた頃にはおっぱいを飲めばすぐ寝てくれたのに、成長につれて
夜間ずっとぐずりっぱなしだったり、
手にするものを何でもポイポイほかしてしまったり・・・
こちらのいうことを聞いてくれなくて 「何とかしてほしい」「もう、どうしちゃった
」
といいたくなるような気持ちになったことはありませんか。
月齢にもより現れ方もことなりますが、
動けるようになって動きたかったのに少ししか動けない
赤ちゃんの気持ちがおざなり、歯がはえかけた
など
成長の節目には、赤ちゃんも思い通りにならないことで、グズグズ、イライラするよう。
1、2週間もして、赤ちゃんができるようになると このイライラが落ち着きます。
赤ちゃんはしてあげるばかりで何にもできない、分からないと思いがちですが、
赤ちゃんの表情や、行動をよくみていると、赤ちゃんの成長(気持ち意思)が育まれてきた
と感じられる時があります。
イライラも成長の証と思えば気持ちに余裕もでてきます。
時には赤ちゃんにジッとみられている自分を意識してみましょう。
赤ちゃんは周囲の大人を見て育ちます。何でも先回りしてしてしまうのも問題ですが
赤ちゃんの成長に応じて、声をかけたり、赤ちゃんの気持ちを代弁してかかわり方を
かえていけるといいですね
2015年05月11日
ママからの免疫

この頃、日中は気温が上がり汗ばむ

水分補給をしっかり行ない、熱中症予防に努めましょう。
さて
『生後6ヵ月くらいまでの赤ちゃんはママから免疫をもらっているから、病気になりにくい 』
といわれます。
免疫とは、病気に対する抵抗力のことで、一度かかった病気は身体が覚えていて
次にはかかりにくくなるという機能のことです。
赤ちゃんは、お腹の中で胎盤を通してママの持つ免疫をもらい、
加えて母乳中にある免疫グロブリンをもらいます。
胎盤を通して移行した免疫は
母親が幼少時にワクチンを打っただけでは不十分なことも多いため、
原則として母親が実際に罹患した経験がある場合に獲得できます。
ただその免疫も生後6ヵ月を過ぎると効果が薄れてきますし、
インフルエンザなどのウイルス感染に対しては、免疫はつきません
『6ヵ月未満は熱を出すことはないですよね』
とおっしゃるママさんが見えますが 過信は禁物!
特に兄弟がいる赤ちゃんや保育園に通う赤ちゃんは、病原体に接する機会が多いため、
生後早い時期に熱を出してしまうことも・・・
普段から、手洗いやうがいを励行し、風邪症状がある人との接触を避けるなど
できることから始め、感染を防ぐようこころがけましょう
2015年05月08日
おかあさんへ
『今日』 (伊藤比呂美訳)
今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう
人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの?とか
わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた
ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?
今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって
そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ
-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-・-
これは作者不明のまま ニュージーランドから
世界中に広まった詩だそうです。
わたしはこの詩を facebookを通して初めて知りました。
国や文化が違っても
子育てに対する 悩み・喜び・もどかしさ・愛情・・・
みんな同じなんですね。
頑張るおかあさんたちに
この詩が届くといいな。


5ヶ月のKちゃん
ママの抱っこでご満悦
Kちゃんもお姉ちゃんのYちゃんと
よく似ています。
先日もYちゃんが赤ちゃんの頃のビデオを
見ていて「Kちゃんが映ってる」
って間違えちゃったんだって
1ヶ月のYくん
母乳をよく飲んですくすく成長してます。
今日はお兄ちゃんがいないけど、生まれた時も
1ヶ月たった今も
お兄ちゃんによく似ているね
2015年05月07日
「子どもの救急講座」開催のお知らせ
こんにちは しんしろ助産所です
長年にわたり変わらず、子どもの死因の上位は
「不慮の事故」 であることをご存知ですか?
その中でも乳幼児に多い事故が 「窒息」 です。
乳幼児期には何でも口入れてしまう時期があります。
手や指先よりも口の感覚が発達しているあかちゃんは
口に入れることで物の感触を確かめるからです。
歯が生える時期にも歯茎がむず痒くて
何でもカミカミして、口に入れることもあります。
口に入れるのをやめさせることは難しいので、
誤嚥や窒息を防ぐためには、子どもの手の届くところに
危険なものを置かないように予防策をとることが大切ですね。
でも、いくら気をつけていても不測の事態が起きないとは限りません。
万一のどにつまらせてしまったら・・・
そんなとき、大事ないのちを救うには初期対応が大切です。
すぐに窒息解除を行なうことで救命率が格段に上がります。
あかちゃんに携わるしんしろ助産所では
多くの人に子どもの救命について伝えたいという思いから、
子どもの救急講座を行なっています。
前回の子どもの救急講座を開催後、
助産所に来てくれたママたちから
「この間の子どもの救急講座行きたかったんだけど都合が合わなくて・・・」
「今度はいつありますか・・・?」
という嬉しい声を多数頂きました。
今回は下記の日程で開催します。
日時; 5月21日(木) 10:00~11:00
内容; 乳幼児の窒息時の対応・心配蘇生法 (講義・実習)
対象; 関心のある方ならどなたでも
費用; 無料
持ち物; ハンカチ1枚
定員; 6名。 事前申し込みが必要です。 定員になり次第締め切ります。
その他; お子様連れの方は申し込みの際にお申し出ください。
問い合わせ; しんしろ助産所
TEL:0536-32-1050
ご参加をお待ちしています。
2015年05月01日
赤ちゃんがうまれました♪

5月に入った今日 赤ちゃんが生まれました。
昨日妊婦健診だったママは、その後から少しずつお腹が張りはじめたそう。
この日の健診はパパも一緒だったから 心強かったね

夜になって「陣痛がきたみたい・・・

まだまだ余裕があったママだけど、
助産所から聖隷三方原病院に向かう山中のドライブが効いたのか
病院についてからはとても順調Σ(´∀`;)
パパは赤ちゃんが生まれるまでの間も団扇でママを扇いだり、励ましてくれたり・・・
終始ママをリードしてくれました。
元気な赤ちゃんの誕生にホッとするママと笑顔いっぱいのパパ
おめでとうございました
