2016年05月31日
新生児のうなり

新生児がいるママから 『赤ちゃんがうなっていて苦しそう

小さな赤ちゃんが、『う~う~』とうなったり、いきんだりしていると、苦しそうで心配です。
さらに泣き出したりするとどうしたらいいかわからなくなることもありますね。
うなったり、いきんだりする原因としては、
・ゲップやおならが出ない
・便秘の時
・うんちが出るとき
・飲みすぎ
などが考えられます。
寝てばかりいる赤ちゃんは、腸の発達も未熟でお腹にガスや便がたまりやすく、
おっぱいやミルクを飲むときに空気も一緒に飲み込んでしまうため、
お腹が張って苦しくなります。
また、3ヶ月未満の赤ちゃんは、まだ満腹中枢の発達が未熟なため、
お腹がいっぱいになっても与えられただけ飲んでしまう傾向があります。
空気でお腹が張る上に、飲み過ぎの満腹で苦しいというのが、うなりの多くの原因といわれます。
うなったり、いきんだりすることで、ガスや便を出そうとしているんですね。
対処法としては
・授乳の合間や、最後にしっかりゲップを出す。
・うまく出ない場合は、授乳後5~10分が縦抱きで抱っこで様子を見る
・赤ちゃんの機嫌のいい時におへそのまわりにのの字を書くようにマッサージをする
(腸の運動を促進させ、便やガスを出やすくする)
・手足の運動やベビーマッサージを行なう
(軽い運動や、全身のベビーマッサージは赤ちゃんもリラックスでき、腸も刺激されます)
・飲みすぎが考えられる場合は、泣いたらすぐにあげるのではなく、あやしたりして様子を見る
(病院や助産所、保健センター等で体重や哺乳量チェックを受け、判断してもらってもよい)
新生児の時期のいきみやうなりは心配ですが、その多くは生後3~4か月ごろには
自然と良くなるといわれます。
これも成長の過程と考え、神経質になりすぎないようにしましょう。
判断に迷う場合は、医師や助産師などにご相談ください。

2016年05月30日
祖母との想い出

昨日は亡くなった祖母の誕生日でした。
かなり高齢だったため、
私が小学生の時はすでに80代。
小学校から帰宅し、両親が留守でも
必ず家にいてくれることに
とても安心感をおぼえました。
高齢の祖母は布団に入っていることが多かったため
帰宅後はいつも一緒に布団に入り、
学校での出来事を話したり
昔話を聞かせてもらったり
布団の中で 内緒で一緒にお菓子を食べたり・・・。
親とはできない経験もしました。
私が中学生の時に亡くなりましたが、
自宅で家族全員で看取ったことは
今も忘れられません。
看護学生の頃、初めて立ち会ったお産に感激し、
助産師になろうと思った時に
母から
「昔おばあさんは 『産婆になりたかった』 と言ってたなぁ。
私にも 『産婆になれ』 ってよく言ってたよ。」
と聞きました。
祖母と私は血液型も、干支も同じ。
合格した時には
祖母が応援してくれたのかな・・と感じました。
今でもお産のたびに
「おばあちゃん、お守りください

おばあちゃん、私なりにがんばっているよ。
これからも 見守っていてね。
2016年05月27日
赤ちゃんの首すわり

「首すわり」 は赤ちゃんの成長発達の目安。
ママたちの間では 「3ヵ月」 ですわらないと
心配される方が多くみえます。
首すわりの完了には個人差がありますが、
一般的に4ヶ月後半にはだいたい完了します。
個人差も大きいため、他の赤ちゃんと比べて
焦ったり、落ち込んだりしないでね
助産所でも 「うちの子の首って もうすわってますか?」
と聞かれることがよくあります。
首がすわったかどうかの目安は以下のとおりです。
●腹ばいにさせたとき、自分から頭を上げてくる
●赤ちゃんを縦にして体を傾けてみても、首をまっすぐに保てる
●仰向けに寝かせ、両手を引いて起こすと首がしっかりついてくる
⋆ママの親指を赤ちゃんに握らせ、
赤ちゃんの手と手首全体を包み込むように握ります。
そして、ゆっくりと座らせるイメージで引き起こします。
赤ちゃんの頭が後ろに倒れることなく、
余裕をもっておすわりの体勢になれれば
首すわりが完了したと判断できます。
反対に引き起こす途中で顎が上に上がっていれば
まだ首はすわっていません。
その時は無理させずに頭を支えてあげましょう。
首がすわれば抱っこも楽になるし
おんぶもできるようになり、
生活も楽になりますね

でも首がすわっていないことにも 意味があるんです。
生まれて間もない赤ちゃんの身体はやわらく、
頭蓋骨や骨格もまだグラグラと頼りない・・・。
でもこれは 身体をママの産道にあわせながら
懸命に産まれてくるためです。
骨格が頑丈で首がすわっていては
狭い産道を無事にくぐり抜けることは不可能です。
頑張って産まれてきた赤ちゃんの
頼りなくも やわらかな感触を味わえるのは
ほんのわずかな間だと思うと
ちょっぴり寂しくも貴重な気がしますね

2016年05月26日
赤ちゃんと日焼け止め

赤ちゃんのいるママから
「日焼け止めを塗った方がいいですか

そんな相談を受けることが増えてきました。
確かに、ここ数日の夏のような陽ざしと暑さに「紫外線

が気になりますね・・・
そして、赤ちゃんの場合には紫外線の影響も気になるけど、
日焼け止めを使うこと自体も心配されるママが多くみえます。
赤ちゃんの皮膚の厚さは大人の半分。
紫外線の影響も日焼け止めの刺激も受けやすくなります。
赤ちゃんへの日焼け止めの使用は
「生後すぐからOK」「3ヶ月から」「6ヶ月から」
といろいろな意見がありますが、
やはり塗らなくてすむのなら塗らないのが一番!
帽子をかぶせたり、長袖を着せる、
ベビーカーの幌や日傘、日陰を利用し、
日光が当たらないようすること。
そして、紫外線量の多い時間、長時間の外出を
避けるようにしましょう。
それでもやむを得ず、長時間外出する時など、
日焼け止めを使用する場合には
商品の表示をよく見て
赤ちゃんの肌に負担の少ないものを選びましょう。
●紫外線吸収剤が入っていないもの(ノンケミカル)
●紫外線散乱剤が主成分のもの
●合成界面活性剤、防腐剤、香料が使われていないもの
●お湯や石鹸で落とせるもの
いくら負担の少ない日焼け止めといっても、
赤ちゃんによっては肌トラブルを起こすこともあります。
初めて使用する時には腕の内側などでテストをして、
問題がないことを確認してから使うようにしましょう

2016年05月25日
赤ちゃんがうまれました♫

昨日の夜、赤ちゃんが誕生しました

今年度に入って7人目の赤ちゃんです。
『パパの都合がつく、23日以降の出産がいいな』 との
ママの願いどおり、いろいろな予定が済んだのを見届けて
陣痛がきました。
ママは24日にうまれると思っていたそう

パパもお仕事終了後に すぐに駆けつけてくれ、
一緒に誕生の瞬間を迎えることができました。
『陣痛の時は私だけじゃなくて、赤ちゃんも苦しいし、辛いんですよね

痛みが強い時にも、お腹の赤ちゃんに 『がんばれ~

とても印象的でした。
おめでとうございます。
2016年05月24日
産後のママがパパに望むこと
こんにちは しんしろ助産所です
赤ちゃんが生まれて、喜びやうれしさいっぱいのはずが・・・
待ったなしの育児に追われる毎日
十分に休む時間もとれず、疲れがたまっていませんか?
出産後の6週間から8週間を産褥期といい、
女性の身体が妊娠前の状態に戻っていく時期です。
この時期は出産後の疲労、ホルモンバランスの急激な変化、
授乳による睡眠不足などにより、ストレスを感じやすく、
体調をくずしたり、気分が落ち込んだりしやすいと言われています。
産後のママは周りが思っている以上に不安定。
ちょっとのことで落ち込んだり、イライラしたり、泣けちゃうことも・・・
自分でも感情のコントロールがつかず、戸惑う方も多いよう。
マタニティーブルーもそのような状態から起こります。
この時期のママが望むのはパパのサポート。
家事や育児を一緒にしながらパパがママのちょっとした変化をキャッチして、
気にかけてくれるだけでも気持ちが楽になるそう
そこで、パパにお願いしたいこと
・産後の回復に時間がかかることを理解する
・可能な範囲で一緒に家事や育児を行なう
・お互いを理解するよう会話する
・感謝やねぎらいを言葉にして伝える
パパの思いやりと手助けは、ママには最高の贈り物
お互いに思いやりを持って育児を楽しみましょう。

2016年05月23日
オープン病院を利用するお産
こんにちは しんしろ助産所です
今日も暑い一日ですね
13時の室温は なんと28.4℃!
まだ5月なのに・・・
熱中症にならないよう気をつけましょうね。
さて、しんしろ助産所は浜松市北区にある
聖隷三方原病院のオープン助産所システムを
利用したお産をしています。
聖隷三方原病院ではもう10年も前からオープンシステム
を取り入れたお産をしています。
オープンシステムというのは、健診はクリニックでうけて、お産は
病院で行うというもの。
経過が順調でも、何が起きるか分からないお産は
施設やスタッフのそろった病院なら安心できます。
病院内に助産師が中心になってお産をする院内助産所が
できたのはH21年3月。
病院のオープン助産所システムができたのはH23年から。
しんしろ助産所は開設時からずっと、オープン助産所システム
を利用しています。
病院には助産所に来ていただくとすぐ受診予約をとって
分娩を予約するために受診します。
助産所と病院の距離は約26kmあるので車だと30,40分。
病院に向かう道路は、三遠南信道や新東名高速道路の関係
でとても整備されて四季折々の変化が楽しめます。
病院には他に、妊娠20週、妊娠30週で嘱託医の先生のリスク判定、
妊娠34週で GBS検査のために受診。
臨月に入ってからは助産所と病院を交互に受診します。
病院を受診する際にはいつも、助産所の助産師も
病院から付き添います。
オープン病院の案内や説明、ご家族ともすっかり親しくなって
出産を迎えることができます。
他に、健診にも参加するので経過がよく分かり、医師や病院の
助産師との連携もとれます。
そして、出産の日にはまず助産所が対応。
進行状況に応じて助産所で過ごしたり、自宅で様子をみてもらう
場合もあります。
お産が進行していれば、助産師が横に寄り添って病院に向かい
院内助産所で出産を迎えます。
出産は2人以上の助産師で対応するのがガイドライン。
助産所の助産師ももう1人、車で病院に向かいます。
病院に向かう車中、1人の助産師が横に寄り添うのは
進行状況によって陣痛が頻繁になったり、破水や陣痛が強まって
出産が迫った場合に備えるため。
早い出産が予測される場合には、携帯電話から病院に
分娩室の受け入れ準備を依頼します。
今までの方では、院内助産所に到着して15分という方が最速。
病院スタッフと連携がとれているのでスピーディなお産にも
対応できます。
院内助産所のお産の部屋は和室仕様なので、人数を選ばず、
横になって休むこともできます。
お子さんは玩具で遊んだり、絵本をみたり、長い時間がかかっても
あれこれしながら赤ちゃんの誕生を待つことができます。
今、助産所の掲示板には、聖隷三方原病院院内助産所の
開設から6年間の実績としんしろ助産所のオープンシステムを利用
した出産を張り出しています。
是非お立ち寄りください。
かわいいお客さま
3ヶ月のTくん
帽子がよく似合ってるね。
体重の増えも順調ですくすく育っています
2016年05月20日
揺すぶられっこ症候群

祖母が自分に懐かない1歳の孫にイライラし、
揺さぶるなどの暴行を加え、
重傷を負わせた事件が最近ありました。
いわゆる 「揺さぶられっこ症候群」 です。
このネーミングから
「夫のあやし方が激しい気がする・・・」
「ベビーカーの振動は大丈夫?」
と心配される方もいらっしゃいます。
「揺さぶられっこ症候群」 は、
赤ちゃんを揺らすことが主な原因ですが、
どの程度揺すると発症するのでしょうか?
①身体を20分間以上、左右に揺する。
②身体を10秒、5回以上過剰に揺する。
③赤ちゃんを空中に投げてキャッチするのを繰り返す。
④頭を2秒間に5回以上急速に揺する。
⑤両手で赤ちゃんを掴み、急激に持ち上げて下ろすことを何度も行う。
⑥揺りかごに入れて激しく何度も揺することを繰り返す。
⑦肩をつかんで前後に激しく揺する。
このように激しい揺すり方をした時に
発症すると言われています。
ですから、意図的に強くゆすらない限り
あまり心配はありません。
車や電車に揺られても、基本的には問題ありません。
ひどい砂利道や険しい道を、長時間激しく走ると危険ですが、
乳児を連れてそのように走ることはありませんよね

ベビーカーに乗せて移動する場合は
長時間ひどくガタガタと揺れると、
揺さぶられっこ症候群になる可能性もゼロではないそう
ガタガタ道での 長時間の使用は控えた方が無難かもしれません

バウンサーを心配される方も多いようですが、
首や頭などの限局した部位ではなく
全身が揺れるバウンサーでは、
揺さぶられっこ症候群の心配はないようです。
赤ちゃんをあやそうとして揺らし過ぎた・・・
これは、育児に慣れていない父親がやってしまいがち。
加減が分からずに、無意識のうちに力が入ってしまい、
つい乱暴に扱ってしまうケースもあります。
またある程度月齢がたち、笑うようになる頃に
揺すってあげると赤ちゃんは喜びます。
その笑顔に大人も嬉しくなって
ついつい力が入りがちですが、
加減を忘れないよう心がけましょうね

2016年05月19日
助産所ブログ アクセス数の多い記事

しんしろ助産所がブログを始めたのは平成24年1月。
「助産所のことをもっと知って欲しい

そんな気持ちで始めました。
助産所の開所日には毎日更新し、
助産所の活動、妊娠・出産・子育て・健康に関する情報、
助産所にいらしてくれたかわいいお客さまの紹介など、
約4年半でこれまでに公開した記事は1000件を超えます。
そこで、これまでの記事の中から
“アクセス数トップ10” の記事を発表したいと思います。
1.母乳やミルクを吐いてしまう赤ちゃん
2.赤ちゃんの夜泣き
3.赤ちゃんが夕方寝たら起こした方がいいの?
4.オッパイのかゆみ
5.赤ちゃんが泣くのは飲みすぎ? 足りない?
6.歯が生え出す頃の授乳トラブル
7.赤ちゃんが泣き止まない!!
8.授乳中に噛む赤ちゃん
9.妊娠中に体脂肪計は使ってもいい?
10.赤ちゃんが急に育つ時期があります♪
こうしてみてみると、
母乳育児や乳児期の育児に関する記事にアクセスが多く、
多くの方が不安や疑問に思われることなんだなと分かります。
妊娠中には出産がゴールと思われがちですが、
出産は育児のスタート。
現代の核家族化、少子化社会では
初めて見る赤ちゃんが自分の子どもという方も少なくありません。
子育てには不安や疑問がいっぱい

助産所のブログが 少しでも
そんなおかあさんたちの育児のヒントになればいいなと思いつつ
今後も情報発信していきたいと思います

2016年05月18日
妊娠中の車の運転

妊娠週数が進み、おなかが大きくなってくるにつれて車の運転が気になりますね。
交通事情にもよりますが、妊娠中も変わらず普段通り、車の運転をする妊婦さんもいらっしゃいます。
ただ、妊娠中の運転は、ホルモンの関係で眠気に襲われたり、とっさの判断力が鈍ったりしがち

妊娠中、車の運転をする際に注意してほしい事を挙げてみました。

妊娠初期には、個人差がありものの、つわりがみられます。
その時体調が良くても、突然気分が悪くなることも…
運転中は気分が悪くなってもすぐ停止できないことも多いので
つわりがみられる時期には運転を控えるのがベストです。

妊娠中には強い眠気を感じることがあります。運転中に眠気が強くなったら大変。
通勤などの場合でも時間に余裕をもって出発し、適宜休憩を取りリラックスするのも一つ。

安定期に入っても、長時間の運転は心身ともに疲れます。同じ姿勢でいるのもデメリット。
車の一定の振動が刺激となる場合もあるので、やむを得ず車に長く乗る時には
休憩をはさみながら、無理のない範囲で運転しましょう。

妊娠中のシートベルトは免除されますが、本来シートベルトは身体を守るために必要なものです。
妊婦さん向けのシートベルトの付け方を参考にしたり、マタニティシートベルトや
専用のストッパーなどの活用も考えましょう。

妊娠後期はいつ分娩兆候が出るかわかりません。
また車の振動などが赤ちゃんにも伝わりやすい時期です。
大きいお腹で足元がみえにくかったり、ハンドルにつっかえたりすると危険です。
車に乗っていると事故やトラブルに巻き込まれる可能性があり、妊娠中の女性が運転する
車の事故率は、妊娠していない女性が運転するよりも4割も多いとも言われます。
なるべくなら乗らない、運転しないのがベストですが、生活上やむを得ない場合も多いもの。
妊娠中の身体には、突然の変化もありうることを想定し、体調管理と安全運転を心がけましょうね。

2016年05月17日
助産所の春ご飯
こんにちはしんしろ助産所です
朝まで降り続けた雨も昼には上がって
風が心地よいですね。
さて助産所では出産施設に関係なく、産後療養を
お受けしています。
出産を終えたママと赤ちゃんだけでなく、上のお子さんや
パパも一緒にご利用いただけます。
詳細は市のHPをご覧ください。
今日は、ジャガイモや玉ねぎ、アスパラなど旬の野菜
を多用した助産所の春ご飯を紹介します。
ふくさ寿司と鶏のさっぱり煮
卵に飾ったのは桜の塩漬け
鶏はお酢をいれて柔らかい仕上がり。さっぱりと美味しくいただけます。
キャベツハンバーグとオニオンスープ、ハーブ&ガーリックポテト
材料は春野菜。
春キャベツ、新玉ねぎ、新じゃがをふんだんに食べてもらえる献立です。
新じゃがはバジル、ローズマリー、パセリといった香草が美味しさを
引き立ててくれました。
トマトも砂糖とポン酢につけて美味しさをアップ
アスパラの肉巻フライ、白玉団子の桜薄くずあん
できたてのアツアツを食べてほしい献立。
サラダもいいけど、豚肉で巻いて揚げたアスパラも美味しいです。
くずあんには筍のみじん切りが入っています。
さくらの香りがほんのり漂って、桜の季節には思い出してほしい一品です。
チキンドリアとジャガイモスープ、大根サラダ
上に乗せたチーズがほんのり焦げたらできあがり。 大根もジャガイモも今年とれた新ものばかり。
お子さん用には大好きなソーセージをのせました。
お出しする食事はすべて助産所で調理しています。
美味しく召し上がっていただけるのが嬉しいです。
2016年05月16日
赤ちゃんが産まれました♡
こんにちは しんしろ助産所です
嬉しいお知らせです。
先週末と昨日、2人の赤ちゃんが産まれました
上のお子さんたちの時、
お産が始まってからの経過が早かったので
今回もとてもドキドキしていたそう。
でも、車中で陣痛が強くなることもなく一安心
夜中の入院にもかかわらず、
ご家族みんながかけつけてくれ、
賑やかに過ごせたので、不安も少なかったかな。
思ったよりゆったりとお産が進行したので
夜中も頑張ってくれたお姉ちゃんとお兄ちゃんは一休み
その間もママは応援を胸に頑張りましたよ!
お兄ちゃんによく似た元気な赤ちゃんです。
おめでとうございます。
「パパのいる時に生まれてほしいな」 と願っていたママ。
残念ながら、パパは仕事で立ち会えなかったけれど
その分2人のお兄ちゃんとママの弟さんが大活躍
ママに付き添ってしっかり応援してくれました。
おかげでママも頑張れましたね。
とっても順調な経過で元気な赤ちゃんが誕生
出産の知らせを聞いたパパもビックリしたのと同時に
安心されたことと思います。
お兄ちゃんたちは 「かわいい~」 と
嬉しそうに赤ちゃんを抱っこしたり、頭をなでたり。
すでに頼もしいお兄ちゃんっぷりが何とも微笑ましかったです。
おめでとうございます。
2016年05月13日
かわいいおきゃくさま♪

今日も気持ちのいい良い天気

日中の陽ざしは汗ばむほど・・・

朝晩との気温差に体調を崩されませんように。
今日は助産所に来てくれたかわいいおきゃくさまをご紹介します


助産所オープンシステムを利用して生まれた
Hくんはもう少しで2ヶ月になります。
順調に体重も増え、すくすくと成長中

毎日ばあばが会いに来てくれて
抱っこしてくれるんだって。
嬉しいね


こちらも助産所オープンシステムを利用して
生まれたHくん。 1歳になりました

笑った顔がお兄ちゃんによく似てるね。
最近ちょこちょこと歩けるようになったそうですが、
移動はまだスピード抜群のハイハイがメイン。
カメラに向かって一直線のHくんです。

3ヶ月のKくん、3歳のYちゃん姉弟

「大きくなったかな~?」と
体重測定に来てくれました。
すくすく成長していてママもひと安心

Kくんの計測の間、Yちゃんはアンパンマンの
絵本を読んで待っていてくれました。
偉かったね

2016年05月12日
出産直前の眠気

強い陣痛が続き、「もうダメ!限界~

と思っている頃に
なんだかとっても気持ちのいい眠りに誘われる・・・
そんな経験をされた方はみえませんか?
26~27年前、まだ助産師学生だった頃、
日本で助産師の国際学会がありました。
その時に
「陣痛中の産婦が眠り始めると
1時間程で分娩に至る」
というような演題がありました。
まだ出産経験がなかったため
陣痛がマックスの状態での眠気に
半信半疑でしたが、なぜか強く印象に残りました。
同じ頃、助産雑誌にも
以下のような論文がありました。
「児娩出の3時間前にみられる 『眠気』 は
全産婦の67%見られ、1時間ほど持続する。
そして 『眠気』 の消失後は速やかに分娩に至る」
私は3回目の出産時に この睡眠を体験しました。
強い陣痛が引いてゆくと同時に、
何とも言えない気持ちの良い眠気が襲ってきて
寝息を立てながら いつの間にかウトウト、
痛みで目が覚めるのに、間歇時にはまたウトウト・・・。
これを繰り返しているうちにいきみが出現し、
無事出産

なんだか痛みに耐えたことへのご褒美のような感覚でした。
これらは昔 「眠り産」 と呼ばれ、
否定的にとらえられていたそうです。
「眠ったらダメ」 「目を開けて!」
と叱責されながら出産したという話を
聞いたことがあります。
しかし現在この眠気は
肯定的にとらえられるようになりました。
●陣痛が有効に来ている状態で眠気が来るのは
順調に進行しているサイン。
●筋緊張がとれて脱力し、
子宮や産道・全身の力が抜けて進行を助ける。
●眠りが良い休憩になって
その後は分娩がぐっと進行することが多い。
分娩直前の眠気は
リラクゼーションが保たれた理想的な状態であり、
お産の進行に有効だといわれています。
陣痛の痛みの中、正常分娩になるように
身体自身が導いてくれる・・・
やっぱりお産って奥が深くて、神秘的ですね

2016年05月11日
赤ちゃんが生まれました♪

昨日、元気な赤ちゃんが生まれました♪
上のお子さんたちが予定日よりも前、
しかも夜間に生まれているため
パパもママも予定日前から
「そろそろかな?」 「今夜かな?」
と待っていたそう。
でも赤ちゃんは予定日通りに、
しかもお兄ちゃん・お姉ちゃんに
立ち会ってもらえる時間を選んでやってきました。
生まれる直前
お兄ちゃんは赤ちゃんに向かって
「こっちだよ。こっちにおいで!」
と呼びかけてくれました。
きっとその声も聞こえたね。
みんなに迎えられて
仲良しファミリーの仲間入り

おめでとうございます

2016年05月10日
産後は便秘になりやすい

妊娠中は便秘になりやすいといわれますが、
実は、産後も便秘に悩まされる方が少なくありません。
もともと便秘とは無縁な方でも、
また、便秘がちな方はなおさらです。
なぜ、産後は便秘になりやすいの・・・?
どうしたら予防できるの・・・?
原因と対策についてまとめました。
●筋力の低下
妊娠・出産による骨盤の緩み・ゆがみ、骨盤底筋や腹筋の
筋力の低下などにより、腸の働きが鈍くなってしまいます。
↓
骨盤ベルトの使用により緩んだ骨盤をサポートしたり、
産褥体操などにより骨盤底筋や腹筋を鍛える。
●母乳育児による水分不足
お母さんの体内の水分が母乳を作るために消費され、
便が硬くなり、出にくくなってしまいます。
↓
こまめに水分を摂りましょう。口渇を感じたり、
尿回数が少ない・濃縮尿などの場合には「もっと!」のサインです。
●不規則な生活リズム
昼夜を問わない赤ちゃんのお世話で生活リズムが乱れがちです。
睡眠不足や疲れから自律神経が乱れると腸の働きが鈍くなってしまいます。
↓
・食事は3食きちんと。
食物繊維・乳酸菌、発酵食品や海藻類などの食品を摂り入れる。
・忙しくても便意を我慢しないようにする。
・昼寝や気分転換をして、疲れやストレスを発散をする。
●傷の痛みでうまく力が入らない
出産時の傷の痛みがあると、怖くて力を入れられず、
便意はあってもうまく出せないことがあります。
↓
排便によって会陰の傷が開くことはまずありません。
恐怖心や緊張もあると思いますが、便意は我慢しないようにしましょう。
それでも不快が強い場合には、市販薬に頼るのではなく
医師に相談するようにしましょう。
妊娠中から産後、大人も赤ちゃんも悩ましい便秘。
不快を解消して、気持ちよく過ごしたいですね

2016年05月09日
新城市母子愛着推進事業
こんにちは しんしろ助産所です
暖かい日が続いていましたが
朝からの雨で 今日はなんだか肌寒い日になりました。
日中と朝、晩では気温差も随分みられます。
体調を崩さないよう気をつけましょうね
さて、新城市では昨年度から母子愛着推進事業がスタートしました。
対象になるのは産後6ヶ月以内の初産婦さん。
母乳育児や育児相談等で市内の助産所を利用した際にかかる費用の一部を
1人1回に限って、3000円の助成がうけられます。
しんしろ助産所に限っていえば、母乳外来や相談は、3000円の助成が
あれば負担金はかかりません。
初めての母乳育児って分からないことばかりではありませんか。
母乳は足りている?
ミルクはどの位あげたらいいの?
授乳するとオッパイが痛い
乳頭に傷ができた
寝てばかりいて吸ってくれない・・・
寝かすと泣くしずっと抱きっぱなし?
ゲップがでない
いつまでも黄色い(黄疸がひかない)
などなど
お母さんの心配ごとに助産師が対応します。
直接、助産所で哺乳していただくと、吸着具合や抱き方、哺乳量など
いろんなことが分かります。
助産所には様々なデバイスもそろっており、それらを使うことで授乳が
スムーズにできるようになる場合もあります。
昨年度、助産所でこの制度をご利用になられた方は10名程。
市内のすべての助産所の利用者をあわせてもまだまだ活用されていないことが
分かります。
母乳の分泌量を増やしていくには産後間もない方が効果があります。
いつか困った時に使うといのもよいですが、母乳分泌量がグーンと増える
産後数か月の間に是非ご利用ください。
2016年05月06日
かわいいお客さま♫

大型連休の中の平日の今日。
昼前からは雨がパラパラ

あいにくの天気でしたが、
助産所にはかわいいお客さまが来てくれました。

1才のSくん
先日、初めての誕生日を迎えたばかり

ママの手作りケーキやお餅を背負って
お祝いだったそう。
おめでとうございます

今は何にでも興味津々。
今日も助産所の中をハイハイで探検していたね。

もうすぐ2ヶ月のEくん
お兄ちゃん、お姉ちゃんが
とってもかわいがってくれるそう。
泣いているとすぐに抱っこしてくれるんだって

みんなにかわいがってもらえて嬉しいね


2歳3ヶ月のTくん
最近、お兄ちゃんになったTくん。
赤ちゃんの存在もちゃんと
受け入れているそうです。えらいね

今日は、児童館が初めてのパパと一緒に
楽しく遊んで、助産所にも寄ってくれました。

11ヶ月のKくん。
人見知りもないそうで
向けられた

応えてくれました

もうすぐ1歳の誕生日。みんなでお祝いかな?
おめでとうございます

2016年05月02日
赤ちゃんが産れました♫
こんにちは しんしろ助産所です
GW初日の昭和の日、聖隷三方原病院のオープンシステムを
利用して赤ちゃんがうまれました。
里帰り出産のママは
“パパが休みに入るGWに生まれてほしい”とずっと願っていたそう。
出産に立ち会ってほしいし、病院で過ごす間 パパっ子のお兄ちゃんが
さみしい思いをしなくてもすむようにというのがその理由。
だって、初めてママと離れて過ごすんだものね。
ママのそんな気持ちを他所に
夜が明けて明るくなった頃の出産にもかかわらず、
お兄ちゃんは少しも眠らず、ずっとご機嫌
さすがママ
パパならお兄ちゃんを安心して託せるものね。
今日を選んで生まれてきてくれてありがとう
おめでとうございます。