2016年05月18日

妊娠中の車の運転

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


妊娠週数が進み、おなかが大きくなってくるにつれて車の運転が気になりますね。
交通事情にもよりますが、妊娠中も変わらず普段通り、車の運転をする妊婦さんもいらっしゃいます。
ただ、妊娠中の運転は、ホルモンの関係で眠気に襲われたり、とっさの判断力が鈍ったりしがちface08
妊娠中、車の運転をする際に注意してほしい事を挙げてみました。


kinokoつわりの時期は運転を避ける
   妊娠初期には、個人差がありものの、つわりがみられます。
   その時体調が良くても、突然気分が悪くなることも…
   運転中は気分が悪くなってもすぐ停止できないことも多いので
   つわりがみられる時期には運転を控えるのがベストです。

kinoko余裕を持って行動し、適宜休憩をとる
   妊娠中には強い眠気を感じることがあります。運転中に眠気が強くなったら大変。
   通勤などの場合でも時間に余裕をもって出発し、適宜休憩を取りリラックスするのも一つ。

kinoko長時間の運転は避ける
   安定期に入っても、長時間の運転は心身ともに疲れます。同じ姿勢でいるのもデメリット。
   車の一定の振動が刺激となる場合もあるので、やむを得ず車に長く乗る時には
   休憩をはさみながら、無理のない範囲で運転しましょう。

kinokoシートベルトの適切な使用
   妊娠中のシートベルトは免除されますが、本来シートベルトは身体を守るために必要なものです。
   妊婦さん向けのシートベルトの付け方を参考にしたり、マタニティシートベルトや
   専用のストッパーなどの活用も考えましょう。

kinoko妊娠後期の運転はできるだけ避ける
   妊娠後期はいつ分娩兆候が出るかわかりません。
   また車の振動などが赤ちゃんにも伝わりやすい時期です。
   大きいお腹で足元がみえにくかったり、ハンドルにつっかえたりすると危険です。

   
車に乗っていると事故やトラブルに巻き込まれる可能性があり、妊娠中の女性が運転する
車の事故率は、妊娠していない女性が運転するよりも4割も多いとも言われます。
なるべくなら乗らない、運転しないのがベストですが、生活上やむを得ない場合も多いもの。
妊娠中の身体には、突然の変化もありうることを想定し、体調管理と安全運転を心がけましょうね。



  


Posted by しんしろ助産所 at 18:33Comments(0)その他