2015年02月27日
赤ちゃんの靴
こんにちは しんしろ助産所です
よちよち歩きの赤ちゃん
つまづいたり、立ち止まったり、突然ハイハイになったり・・・
危なっかしいですが、一生懸命歩こうとしている様子に
愛おしさを感じます。
赤ちゃんが初めて履く靴は、ファーストシューズと呼ばれ、サイズや種類が
豊富にあります。
足にしっかりフィットする安定性のいい靴がベスト。
その子に合ったものを、お店の人と相談しながら選ぶといいでしょう。
でも、赤ちゃんに靴をはかせてみたら・・・
『嫌がって泣く』
『靴は履くけど、まったく歩かない』
『外で下そうとしても嫌がって離れない』
など予想とは異なる反応に
赤ちゃんは今まで靴を履いたことがないため、足が窮屈に感じたり、
重かったりなどが原因かもしれません。
またお家のフラットな場所で歩いていたので、外の地面の少しのでこぼこが
気になったり、街中での人の往来が怖いということも・・・
赤ちゃんの目線に立って、歩く場所を選んでみるのも一つ。
靴をはいて外出できる準備には
・外出時は、抱っこでもベビーカーでも靴を履かせる
(靴に慣れさせ、お出かけ時には靴を履くという意識を持たせる)
・お家に入って玄関で靴のままおろしてみる
(家だという安心感からか、玄関で歩くかも・・・)
・ベランダや玄関前の三和土などでも靴を履かせてみる
・屋根のあるフラットな場所で、立たせてみる
・公園などで、ほかの子が歩いている姿を見せる など
そうこうするうちに、きっと初めの一歩が踏み出せるようになりますよ
2015年02月26日
受動喫煙っておそろしい

先日いただいた資料に気になる項目がありました。
この地域(新城市・設楽町・東栄町・豊根村)は
同居家族による 子どもの受動喫煙率が高いというのです

平成25年度の 「子育て中の家庭における受動喫煙者割合」
3~4ヶ月児を持つ家庭では
県 : 38.8%
この地域の平均 : 46.0%!
1歳6カ月児の場合も同様に高く、
県 : 35.4%
この地域の平均 : 48.9%!!
3才児ではさらに受動喫煙率が増え、
県 : 35.4%
この地域の平均 : 53.1%!!!
この数字には正直びっくりしました

たばこの煙には 喫煙者が吸う 「主流煙」
喫煙者が吐き出した 「呼出煙」
たばこから立ち上る 「副流煙」 があり、
受動喫煙は これらが混ざった中古の煙を吸うことをいいます。
恐ろしいのは たばこを吸っている本人よりも
受動喫煙者の方が健康被害が大きいということ。
主流煙に比べ、副流煙は
タール:2.5倍
ニコチン:2.5倍
一酸化炭素:4.7倍
アンモニア:46倍 なのだそう・・・。
子どもの場合、喘息をはじめとする呼吸器疾患や
中耳炎、SIDS (乳児突然死症候群) などのリスクが格段に上がります。
むし歯になりやすかったり、歯肉が黒ずむことも。
換気扇の下でも有害物質はとりきれませんし、
その場に子どもがいなくても
カーテン・ソファなどに付着した有害物質は
健康に悪影響をあたえます。
吸う時だけ外に出ても、
喫煙後4分間は 呼気からたばこの成分が排出されますし、
その後も微量ながら排出され続けます。
空気清浄機でもガス成分は素通りしてしまうので
受動喫煙を防止することは不可能です。
調べてみると、改めて煙草の怖さを実感しますね

「子どものためにも たばこを吸わないで!」
言いたいけれど なかなか言いにくい・・・
そんな時は こちら をダウンロードして
目につくところに置いてみてはどうでしょうか。
百聞は一見に如かず・・・かもしれません。
2015年02月25日
かわいいおきゃくさま♪

ここ数日、寒さの穏やかな日が続いていますね。
明日は雨

その後はまた冬の寒さが戻ってくるのだとか・・・
体調を崩さないよう気をつけてくださいね。
さて今日は、偶然にも助産所のオープンシステムを利用して
生まれたお子さん達が来てくれました。
もうすぐ10ヶ月のSちゃん
「こちょこちょするよ~」と
くすぐるまねをするとニコニコ
穏やかな笑顔を見せてくれました。
寝返りもはいはいも早かったけど
今はもう伝い歩きもばっちりなんだって
2ヶ月のKちゃんと1歳10ヶ月のYちゃん姉妹
「お姉ちゃんにそっくり~」
Kちゃんの顔を見るなり、
みんなでそう言ってしまいました
「ア~ア~」と話す声までそっくり。
ママも泣き声を聞いて「どっち?」って
思うことがあるんだって
生後3週間のYくん
顔つきもふっくらしてきたね。
お父さんやおばあちゃんにも見るたびに
「大きくなったな~」って言われるんだって。
ちなみに、Yくんもお姉ちゃんにそっくり。
きょうだいっていいね
2015年02月24日
揺さぶられっ子症候群・・・
こんにちは しんしろ助産所です
この頃よく耳にする 『揺さぶられっ子症候群』 って
どんなものなのでしょうか?
揺さぶられっ子症候群とは、乳児の身体を大きく揺することによって
「網膜出血」 「硬膜下血腫」 または 「くも膜下血腫」 が引き起こされることを言います。
揺さぶられっ子症候群になりやすいのは新生児から生後6ヶ月未満の乳児
その理由としては、
①頭が体に比して大きく重いこと
②首の筋肉が弱く頭を支えることが難しい
③脳が未発達のため、くも膜下腔が大きく、揺さぶられることによって脳組織の移動が大きい
④脳の表面の血管などが構築が弱い
などがあげられます。
『パパが たかいたかいをして揺すった』 、『ベビーカーでガタガタ道を通った』 など
大丈夫かしら・・・と心配はつきません。
普段のお世話やあやし方では揺さぶられっ子症候群になることはありませんが、
子どもを投げるような遊び方や長時間の車に乗せっぱなしなどは気をつけましょう。
上半身をもって頭を大きく揺らすことも注意が必要です。
もし、揺らしてしまった場合には、以下の症状をよくチェックしてください。
・おっぱいやミルクを飲まない、もしくは吐く
・笑わない
・けいれん
・長時間眠り続ける 等です。
おっぱいやミルクが飲める状況ではなく、こんこんと眠り続けるような場合は注意が必要です。
赤ちゃんが泣き止まないとイライラして 『どうして~??』 と揺すりたくなることもあります。
そんな時は、まず深呼吸
赤ちゃんを安全なところに寝かせて、少しその場を離れましょう。
別の部屋でもいいし、ベランダや外に出て大きく空気を吸い込むのもいいでしょう。
わずかの時間でも一呼吸置くことで冷静になることができます。
育児がつらいと感じたときには、ひとりで悩まずに、周囲に助けを求めることも大切です。
身内や友人、保健センターや助産所に相談してくださいね
2015年02月23日
あかちゃんの手袋・靴下

今日は 寒さの緩やかな日になりましたね。
春一番ももうじきとか



春の訪れはうれしいものですが、花粉が飛ぶのは・・・

春めいてきたとはいえ、赤ちゃんの手足が
びっくりするほど冷たいことが良くあります。
こんなに冷たくていいの?
手袋や靴下は必要?
いろいろ考えてしまいますね。
赤ちゃんの体温調節機能は、少しずつ育っていくものの、
真夏や真冬は、乳幼児にとって適応しにくい季節です。
なにもかも、未熟な赤ちゃん。
外気温が低かったり高かったり、着せすぎ・薄着・・・。
ちょっとしたことが体温調節に影響します。
特に1歳未満の赤ちゃんは体温調整がうまくできません。
赤ちゃんは 体に熱をためやすいため、
着せすぎれば熱がこもってしまいますし
大人に比べて、皮下脂肪が少ないため
皮膚から熱が逃げやすくて低体温にもなりやすいのです。
手足は特に外気温の影響を受けやすい反面
体温調節の役割も担っています。
そのため、むやみに手足を覆いすぎるのもあまりよくありません。
一般的には、手足が冷たくてもお腹や背中に手を入れて
あたたかいようなら、赤ちゃんは快適だと判断してよいと思います。
実際、手足が冷たく感じても 体は意外に温かいことが多いのでは。
加えて手足は赤ちゃんにとって発達を促す大切な場所です。
手を口に持っていったり、ものに触れることで脳に刺激を与えます。
その感覚を大切にするためにも
常には手袋・靴下は必要ないかもしれません。
ただし、寒い時期の外出時や
色が悪くなるほど冷えが強い時は 温かくしてあげましょうね。
2015年02月20日
妊婦さんの静脈瘤

足が重い、だるい・・・

ピリピリ痛い感じがする・・・

そう思ってふと気がつくと、ひざの裏やふくらはぎ、外陰部などが
ポコポコと膨らんでいたり、血管が浮き出ているということがあります。
これは静脈瘤というもので、妊娠中に起きやすい
マイナートラブルのひとつです。
妊娠すると全身の血液量が増え、ホルモンの影響で血管壁が緩みます。
また、子宮が大きくなってくると子宮に圧迫されて、
下半身から心臓へ戻る血液の流れが悪くなります。
これが、妊娠中に静脈瘤ができやすい大きな原因。
なかでも静脈瘤になりやすい人は・・・
●下半身の筋力が弱い → 血管周囲の筋肉の力も血液の流れに必要
●高齢妊婦 → 加齢とともに血管も老化する
●経産婦 → お産のたびに血管が弱く傷つきやすくなる
●長時間立ち仕事をしている → 血液の戻りが悪くなる
●肥満 → おなかの中の圧力も高くなり、静脈を圧迫する
●喫煙 → ニコチンが血管を収縮させ血流を悪くする
●便秘がち → いきみを繰り返すことや便の貯留により血流が悪くなる
静脈瘤ができないように、また、できてしまった場合には
それ以上ひどくならないようにするために
下肢に血液をためず、循環を促す対策が効果的です。
☆体を締め付けるようなきつい下着やガードル、服装を避ける。
☆寝るときにはクッションなどを使い足を高くして休む。
☆弾性ストッキングをはく。
☆五本指ソックスをはく。
☆立ちっぱなし、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢でいるのを避ける。
☆体を冷やさない
☆散歩やストレッチなど適度に運動をする。
☆静脈瘤の部分は避け、足先から心臓に向かって足をマッサージする。
静脈瘤はひどくなると炎症を起こすこともありますが、
妊娠中にあわてて治療が必要になる例は少なく、
産後にはよくなることが多いものです。
「出産すれば治る」と安心せず、予防策をとりましょう。
ただ、痛みが強くなったり、腫れて熱をもつといった
症状が出る場合には病院を受診しましょう。
2015年02月19日
いのちの授業を行ってきました♥
こんにちは しんしろ助産所です
今日市内の学校で 『いのちの授業』 を行なう機会をいただきました。
いのちの授業では、超音波の動画や出産場面の写真を見てもらいながら、
いのちのルーツ、胎児の成長や発育、妊娠中の親の思い、出産の大変さなどを
助産師の視点から伝えています。
妊婦体験ジャケットの着用やあかちゃん人形の抱っこ体験では
恥ずかしがりながらも着用し、お腹を重そうに抱えたり、
あかちゃん人形を大事に抱いてくれたり 気分はパパとママ。
とても盛り上がりました。
テレビや新聞では虐待やいじめ、殺人などの報道が後を絶ちません。
その中で いのちの大切さ、生きることの素晴らしさに気付き、
自尊感情をはぐくむきっかけになってくれればと思います。
『おもい~(笑)』
明日から妊婦さんに
やさしくできるかな
2015年02月18日
オープンシステムを利用したお産の安全、安心
こんにちは しんしろ助産所です
日も長くなり、徐々に春めいてきました。
水仙や梅の花も早いところでは咲き出して
近くの河津桜は遠目にも蕾が膨らみ色づいてきました。
3月に入るころにはお花見でにぎわいそう
さて、しんしろ助産所は浜松市北区にある聖隷三方原病院院内助産所
のオープンシステムを利用したお産ができます。
助産所にいらした方から、よく “ここで産めるの?”とか “先生がきてくれるの?”
ときかれますが、それはきっと“赤ちゃんは無事に生まれるのがあたりまえ” のように
思われている方が多いからでしょうか・・・。
実際にお産に関わってきたものとすれば、
“お産は産まれてみるまで何が起こるかわからないリスキーなもの”というのが
率直な感想です。
しんしろ助産所で今までに出産された方たちをみても、分娩数は53件と少ないですが
ローリスクで妊娠経過も順調な方ばかりなのに
分娩経過中に赤ちゃんが苦しくなって緊急帝王切開になった方や、産後の出血が
おさまらず1300gもの大量出血があった方、赤ちゃんがNICUにお世話になった
方がいます。
他に、骨盤位から頭位に胎位を治してもらったり、回旋を治してもらったり・・・
嘱託医の先生に助けてもらったことも数え上げればきりがありません。
そのたびに “オープンシステムでよかった” “院内助産所でよかった
” と思ってきました。
いくら施設や設備が整備されていても、助産師には手術も治療もできません。
病院内だからこそ、異常時にもタイムラグなく、すぐ対応していただける安全、安心
を大切にしていきたいと思います。
ただ、そうした異常も抽選会で当たりをひくようなもので、
“なんとなく 自分は大丈夫!!” と考えている方が多いように感じているのも事実。
安全は出産において最優先にしたいもの。
妊娠経過が正常だからといって、分娩に異常がないとは限りません。
同様に赤ちゃんが元気に生まれることも生まれてみるまでわからないのが分娩です。
加えて安全は重要だけれど、女性にとって産み方も大事なこと。
出産への思い入れやこだわりを汲みとり、助産師だけでなく
家族が一緒に励ましたり、手をかけてくれる院内助産所のお産は温もりがあり、
にぎやかで、幸せや頑張り、感謝など家族みんなで喜びを共有できます。
病院で産む安心、安全と助産所の家庭的なかかわりがマッチした院内助産所。
出産の多様性に応え、出産施設のない地域でもオープンシステムを利用して
安心、安全で満足感の高いお産ができます
2015年02月17日
あきらめないで!

先日のブログで
「あかちゃんの風邪が原因で 乳腺炎になることも」
というお話をしました。
実はこれには続きがあります。
授乳中のママには
ぜひお伝えしておきたいことです。
それは 乳腺炎をおこすと、多かれ少なかれ
「一時的に母乳の分泌量は低下してしまう」 ということ。
・張らなくなってしまった・・・
・いつまでも吸いついて離さない・・・
・乳首をひっぱって怒る・・・
・搾ってもあまり出ない・・・
どれを見ても不安になってしまうかもしれません

でも、これらの症状はあくまでも 「一時的」 なもの。
あきらめずに吸わせていれば、必ずもとに戻ります。
先日も助産所に
乳腺炎後に分泌が減ってしまったママがいらっしゃいました。
あかちゃんの体重も減ってしまい、
おっぱいの張りも今一つ・・・
1回哺乳量を測定しても あまり増えていません。
1日の必要量を計算し、哺乳の必要回数と
ミルクを足す場合の 最低限の補足の目安を
説明させてもらいました。
でも、一番大切なことは
「あきらめないこと」 と伝えました。
おっぱいは可逆性であり、
一旦分泌量が減っても 吸わせ続けていれば
もとのような分泌が期待できます。
もともとおっぱいで育てていた方はなおさらです。
ただ あきらめて、ミルクの量を一気に増やしてしまうと
分泌量は回復することなく 減少してしまうのです。
さて、分泌量の減ってしまったママですが
あきらめずにがんばってくれました

5日が経過した頃から
回復の兆しをみせていたおっぱいですが、
さらに5日が経過した頃、
夜間 急におっぱいが張るのを感じた途端
乳汁がしみだしていたそうです。
自信がもどれば 身体の回復は一気に進みます。
こうなればもう安心ですね

実は私自身も 乳腺炎後の分泌量低下に
泣かされた経験があります。
哺乳瓶とミルクを嫌がり、
絶え間なく泣きじゃくる娘を抱きながら
1日中おっぱいを飲ませ続けました。
「どうしたらいいの?

困り果てていた頃、次第にじわじわと張りの戻る感覚が!!
そんな経験をもとに、
乳腺炎後のママたちに
「あきらめないで」 のエールを送り続けています。
一人で不安と戦うのはとても大変なこと。
ミルクに逃げてしまいたくなることもあります。
反対におっぱいにこだわりすぎても
あかちゃんの体重が減少してしまい、危険です

バランスをうまくとることが大切。
困った時は 近くの助産師に助けを求めてみてください。
きっと糸口が見つかりますよ

2015年02月16日
赤ちゃんのげっぷはいつまで?
こんにちは しんしろ助産所です
授乳した後、背中をトントンと軽くたたいたり
さすったりしてだしてあげる赤ちゃんのげっぷ。
赤ちゃんの成長とともに
「これっていつまでやってあげたらいいの・・・?」
と疑問に思うママもいらっしゃるのではないでしょうか。
実際に、助産所でもよくたずねられます。
授乳後にげっぷを出すのは、おっぱいやミルクを飲む時に
一緒に飲み込んでしまった空気を出すため。
胃に空気がたまると、ミルクや母乳を吐きやすかったり、
お腹が張って不機嫌やうなり、きばりの原因になるからです。
授乳後、赤ちゃんがすぐ横になって眠ることが多い月齢では、
吐き戻した際に窒息の心配があるのでげっぷをだしてあげましょう。
お座りができるようになって、
飲み終わってもそのまま遊びに入るような月齢になれば
体を動かすうちに自分でゲップを出せるようになるので
げっぷをさせなくても大丈夫になります。
ただ、授乳してそのまま寝かせるような場合には
バスタオルなどで頭の方を高くしたり、
背中にタオルやクッションを当て、横向きに寝かせるなどして
窒息しないよう注意しましょう。
やめ時は「ゲップをさせなくても吐かなくなった時」
遅くても4、5ヶ月ころにはゲップの心配もなくなります。
それまで大変ですが、排気は大切なケアの一つ。
頑張ってね ママ
2015年02月13日
妊娠中に歯の健診を受けましょう
こんにちは しんしろ助産所です
昔、『1回妊娠すると歯が1本なくなる・・・』と聞いたことがあります。
実際なくなることはほとんどないのですが、妊娠中はカルシウムなどの摂取を
意識的にしようという先人の知恵から出た言葉かもしれません。
妊娠中は
1.妊娠によるホルモン変化のため、唾液の分泌が減り口腔内の
防御機能が低下し、虫歯や歯周病が発生しやすい
2.中等度以上の歯周病にかかっている女性が妊娠すると
早期低体重児出産のリスクが高くなる
3.妊娠中は、ホルモンの関係で歯ぐきが腫れやすくなる
といわれます。
妊娠中でも、おなかの赤ちゃんに影響がない程度の歯科治療は可能です。
産後の受診は身体的にも大変なので妊娠中に治療しておきましょう
また、最近では予防歯科という考え方が注目されています。
テレビでもよく耳にしますね。
実はおかあさんに虫歯があると、子どもが2歳の時に虫歯になる確率が
高いそうです
おかあさんの虫歯菌が口を介して子どもに移行してしまうとか・・・
子どもが虫歯にならないためには、おかあさんの虫歯予防が肝心です。
虫歯予防のための第一歩は、自分で行なうセルフケア
ていねいなブラッシングはもちろんのこと、デンタルフロスやデンタルリンス等
の活用も有効です。
定期的に歯科健診を受け 歯垢を除去してもらうのもおすすめです。
生まれてくる赤ちゃんのために、ママが今できることしていきたいですね
きょうのお客さま
6ヶ月のNちゃん
ママと掲示板を見に来てくれました。
笑った顔がママにそっくり
向き合っていろんな表情をすると
ニコニコして喜んでくれました。
膝に抱っこされてのお馬さんも
気に入ってくれたね
2015年02月12日
子育てに行き詰まったら・・・

子どもはかわいくて、何でもしてあげたくなるような存在ですが、
育ってくるにつれて、夜泣きや、ぐずったりして、なだめても、あやしても
一向におさまらず 困ってしまった・・・

夜泣きやぐずりがひどかったり、しばらく続くような場合には、疲れも手伝って
子育てが辛くなったり、いつまで続くのか不安になってしまいますね。
一昔前なら、同居の祖父母もいて
「わたしが見てあげるから、おかあさんは少し休んで

「そういう時もあるよ!お父さんにドライブに連れ出してもらったら・・・」
など教えてくれたりしたものです。
核家族が増え、両親が高齢だったり、遠方だったりすると
助けてほしい時に困ってしまいますね。
まして、おかあさんの気持ちに余裕がないような時には一層不安がつのって
しまうのも無理からぬこと。
そんな時は、「子どもは自分で育てなければいけない!」
「家事もちゃんとしないといけない!」など一人で頑張りすぎないようにしましょう。
近所や地域に知り合いや友達をつくって、一緒に協力しながら子育てできると
いいですね。
同じ時期子育てに励むおかあさんなら、きっと今の行き詰まった気持ちを
わかりあえます。
何気ないあいさつや話ををするだけでも、気持ちが切り替わってスッキリしますよ。
近くに子育てに協力してくれる人をつくりにくい時代といわれますが、
一人悶々と悩まず、家族や周りの人に協力してもらいながら、
生活にゆとりがもてるように心がけましょう。
助産所や保健センターでも、子育ての相談ができます。
子育てサークルもたくさんあります。
行き詰まってからでも遅くはありませんが、今から出かけてみませんか

2015年02月10日
あかちゃんの風邪にご用心

突然ですが、
みなさんはお茶を飲みながら 鼻で呼吸ができますか?
実際にやってみると 意外に難しいことに気づくと思います。
実はあかちゃんは これを難なくおこなうことができます。
だからこそ息苦しくならずに
長時間おっぱいを 飲み続けることができるのです。
そんなあかちゃんにとって 「風邪」 は大ピンチ!!
うまく鼻呼吸ができないと おっぱいを上手に吸えません。
それが原因で ママが乳腺炎になってしまうこともあるんですよ。
たとえば・・・
あかちゃんの鼻が詰まると
上手におっぱいが飲めなくなってしまう

↓
飲みとられなかったおっぱいは
しこったり、詰まりやすくなる(うっ滞性乳腺炎・乳管閉塞)
↓
また、溜まったおっぱいは 味が悪くなるので
あかちゃんは飲むのを嫌がる
↓
咬まれたり、ひっぱられたりすることで
乳頭に白斑やキズができる

↓
そこから感染をおこし、高熱が出ることも(感染性乳腺炎)
↓
母乳分泌量が減少し、体重増加不良に・・・

必ずしもこのようになるとは限りませんが
あかちゃんが風邪をひいたら
① こまめにおっぱいを与えましょう
・息苦しいため、1回に飲みとる量が減少します
その分は回数でカバー!
② 溜まってしまったおっぱいは 搾乳しましょう
・特にしこった部分は丁寧に
③ 授乳前にはあかちゃんの鼻水を吸ってあげましょう
・薬局で鼻吸い器は売られています
これらを試してみてくださいね。
きょうのおきゃくさま
8ヵ月のRくん
二人でいる時はママがいないとみるや
ママを探してソワソワするRくんですが・・・
ママがいない時は
じいじ や ばあば がいてくれるとニコニコ
今日もかわいい笑顔をみせてくれました

生後15日のKちゃん
2週間チェックにきてくれました。
おっぱいをもらってスヤスヤ

ママは現在実家に帰省中

パパ、健やかに育っているから
安心してね

2015年02月09日
こどもの風邪とお風呂
こんにちは しんしろ助産所です
体調を崩しやすいこの季節。
お子さんが風邪をひいたとき、お風呂に入っていいかどうか
迷ってしまう方がみえるのではないでしょうか。
「風邪をひいたときはお風呂に入ってはいけない!」
常識と言っていいくらい昔からよく言われてきました。
これは、昔は家にお風呂がなく銭湯に通ったり
あっても離れにある家が多かったことに加え、
部屋は隙間風が入り、暖房設備も整っていなかったので
湯冷めしてしまうというのが大きな理由。
現代の日本では暖房設備も整い、家にお風呂がある家がほとんど。
入浴が風邪の経過に悪影響を及ぼすという根拠もないので
一概に入浴を禁止することはなくなってきました。
こどもの場合はただでさえ新陳代謝が活発で、
特にオムツをしている子どもの皮膚は汚れがちです。
何日もお風呂に入れないのは不快ですね
熱が下がり元気があれば、お風呂に入ることにより
体も温まり、肌を清潔に保つことができます。
ただ、お風呂に入る際は以下の注意を守りましょう。
●熱が高くつらそうなとき、熱がなくても嫌がるときは
無理に入れないようにする。
●悪寒を伴う発熱初期は避ける。
●熱い湯、長湯は体力を消耗するのでしない。
●湯冷めしないように、部屋は予め暖めておく。
●お風呂から出たら体の水分はしっかりと拭き取る。
●入浴後は、すぐに布団に入る。
●嘔吐や下痢があるときは避ける。
風邪の症状や、機嫌、活気、食欲など お子さんの体調と
相談しながら判断しましょう。
迷う場合はかかりつけ医に相談してくださいね
2015年02月06日
一升餅

子どもが満1才の誕生日を祝う伝統行事の一つに
一升餅(一生餅)があります。
1才まで無事に成長したことを祝い、これからも健やかに成長することを
お祈りする行事です。
お餅の 「一升」 と人間の 「一生」 をかけて
一生食べるのに困らないように

お餅が丸いことから 一生丸く長生きできるように

との願いが込められています。
一升餅の他に 「誕生餅」 、 「背負餅」 など
地域によって呼び方も様々で、
一升餅を風呂敷やリュックに入れて背負わせてお祝いします。
2kg近いお餅を背負うのは、1才の赤ちゃんにとっては大変なこと
ふらついたり、転んだり、ハイハイしたり、泣いたり・・・
それもいい思い出になりますね

大切な赤ちゃんの初めてのお誕生日、楽しくお祝いしましょう

2015年02月05日
助産所の冬ごはん
こんにちは しんしろ助産所です
夜 天気予報を聞きながら今日は雪かも・・・と覚悟していましたが
今朝 外を見て 霙混じりのお天気にホッとした方も多いのではないでしょうか。
午後からは雨も上がって、空に雪雲らしき雲がでているものの
気持ちよく帰路につけそうです。
さて助産所では、泊まったり、デイのご利用などがあるときにご飯をつくります。
“旬のものを、手作りして、美味しく食べてもらいたい”というのが こだわり
今日はそんな助産所の冬のご飯を紹介します。
ご飯、豆腐ラザニア、ブロッコリーと玉子のサラダ
オニオンスープ
ミートソースにホワイトソース
を重ね、パスタの代わりに豆腐を使って
焼いたラザニアはとろけるチーズとの
相性もピッタリ
焼き立てのアツアツを召し上がって
もらいます。
雑穀ご飯、大根ステーキのハンバーグのせ、
キノコとしょうが豆乳スープ、キャベツの塩昆布もみ、果物
旬の大根にのせたハンバーグから
うまみがしみた大根ハンバーグ
見た目よりとってもヘルシー
身体を温める“しょうが”で風味づけした
キノコのスープ。
シメジにまいたけ、えのきの3種類の
キノコが入って味わいも最高!
玄米ご飯、白身魚の春巻き、かき玉汁
里芋と鶏ひき肉の揚げまんじゅう、切り干し大根、果物
この日は
タラに長ネギやさやえんどうを
線切りにした春巻きと
ペースト状に伸ばした里芋に
野菜をいっぱい入れた鶏団子を
包んで揚げ、餡かけにした献立。
“美味しくな~れ” が合言葉
利用者さんに美味しいと食べてもらえるのが喜びや意欲につながっています。
2015年02月04日
おやこで室内遊び

寒さに負けずに外で遊ぶ子ども・・・ は理想ですが、
現在インフルエンザはまだまだ流行中。
加えてPM2.5や花粉症も気になるところ。
現時点でのPM2.5の飛散量は まだ少ない状況ですが
例年の傾向では2月ごろから日本への飛散がはじまり、
4~5月にピークを迎えるようです。
花粉も2月半ばから飛びはじめ、3月にピークを迎えます。
例年並みの飛散量ですが、昨年に比べると多めという予測が出ています。
いよいよ PM2.5や花粉症の足音が聞こえてきそうです

ピーク時に 戸外や人ごみに出かけるのは考えものですが
テレビやDVDばかりに頼るのも・・・
そこで今月の助産所掲示板は 「おやこで室内遊び

子どもが楽しい遊びだけでなく、お手伝いごっこや
子どもの身体を生かした ママのエクササイズなど
自宅で楽しく遊べるアイデアをご紹介。
掲示板のほかにも 本もご用意しています。
ぜひお近くにお越しの際は お立ち寄りください

2015年02月03日
赤ちゃんが産まれました♫
こんにちは しんしろ助産所です
昨日も寒かったですね。
助産所では オープンシステムを利用して 今年3人目の赤ちゃんが誕生しました
ママは妊娠中から “よく動く” をモットーに、ヨガ教室に通ったり、お腹が大きくなってからも
生活の中に歩くことを取り入れて頑張ってきました。
出産は“家族が揃う 土、日、祝日か夜だと嬉しいいなぁ・・・” と願っていたとおり。
病院に向かう車の中でも、陣痛の合間をぬって “頑張って生まれてきてね”
お腹の赤ちゃんに優しく話しかける姿が目に焼きついています。
元気に生まれた赤ちゃんを挟んで、赤ちゃん誕生を待ち焦がれていたお兄ちゃんも
まだまだママに甘えたい年頃のお姉ちゃんも嬉しそう。
おめでとうございます\(^o^)/
2015年02月02日
こどもとマスク
こんにちは しんしろ助産所です
全国的にインフルエンザが大流行しています。
最も基本的な予防策として、手洗い・うがいに加えて
飛沫感染を防ぐには "マスクの着用” が効果的。
とはいっても、子どもの場合はいざマスクを着けようと思っても
嫌がってしまうことが多いですね
こどもがマスクを嫌がる理由で多いのは
慣れていないからうっとおしい
息苦しい感じがする
ゴムで耳が痛い・・・など
嫌がらずに着けてもらうには『慣れ』や『楽しさ』が欠かせません。
☆まずは気に入ってもらう工夫をしてみましょう。
◎好きなキャラクターの絵が描かれたものや香りのついたマスクを試してみる。
◎マスクに好きな絵柄を描く。
◎好きな色や柄の布でマスクを手作りする。
◎息苦しく感じにくい立体構造のものを試す。
◎耳のゴムが痛くならないようにする。
・ゴムを数回軽く引っ張って伸ばす。
・耳に当たる部分にガーゼやティッシュを薄く巻く。
・左右のゴムを輪ゴムなどでつなげて耳にかけず、
お面のように頭にかける。
☆楽しく慣れる工夫をしてみましょう。
◎親も一緒になって着ける。
◎少しでも着けることができたら大げさに褒める。
◎戦いごっこで“変身~!”といってマスクを着けるなど
マスクの装着を遊びの中に取り入れる。
そろそろ花粉シーズンもやってきます。
PM2.5や黄砂も気になります。
マスクをつける習慣が楽しく慣らしながらつくれるといいですね。