2015年02月26日

受動喫煙っておそろしい

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


先日いただいた資料に気になる項目がありました。
この地域(新城市・設楽町・東栄町・豊根村)は
同居家族による 子どもの受動喫煙率が高いというのですicon


平成25年度の 「子育て中の家庭における受動喫煙者割合」
3~4ヶ月児を持つ家庭では
県 : 38.8%
この地域の平均 : 46.0%!

1歳6カ月児の場合も同様に高く、
県 : 35.4%
この地域の平均 : 48.9%!!

3才児ではさらに受動喫煙率が増え、
県 : 35.4%
この地域の平均 : 53.1%!!!

この数字には正直びっくりしましたicon


たばこの煙には 喫煙者が吸う 「主流煙」
喫煙者が吐き出した 「呼出煙」
たばこから立ち上る 「副流煙」 があり、
受動喫煙は これらが混ざった中古の煙を吸うことをいいます。

恐ろしいのは たばこを吸っている本人よりも 
受動喫煙者の方が健康被害が大きいということ。

主流煙に比べ、副流煙は
タール:2.5倍
ニコチン:2.5倍
一酸化炭素:4.7倍
アンモニア:46倍     なのだそう・・・。

子どもの場合、喘息をはじめとする呼吸器疾患や
中耳炎、SIDS (乳児突然死症候群) などのリスクが格段に上がります。
むし歯になりやすかったり、歯肉が黒ずむことも。


換気扇の下でも有害物質はとりきれませんし、
その場に子どもがいなくても 
カーテン・ソファなどに付着した有害物質は
健康に悪影響をあたえます。

吸う時だけ外に出ても、
喫煙後4分間は 呼気からたばこの成分が排出されますし、
その後も微量ながら排出され続けます。

空気清浄機でもガス成分は素通りしてしまうので
受動喫煙を防止することは不可能です。

調べてみると、改めて煙草の怖さを実感しますねicon10


「子どものためにも たばこを吸わないで!」
言いたいけれど なかなか言いにくい・・・
そんな時は こちら をダウンロードして
目につくところに置いてみてはどうでしょうか。
百聞は一見に如かず・・・かもしれません。

  


Posted by しんしろ助産所 at 13:55Comments(0)こそだて