2015年02月20日
妊婦さんの静脈瘤
こんにちは しんしろ助産所です
足が重い、だるい・・・
ピリピリ痛い感じがする・・・
そう思ってふと気がつくと、ひざの裏やふくらはぎ、外陰部などが
ポコポコと膨らんでいたり、血管が浮き出ているということがあります。
これは静脈瘤というもので、妊娠中に起きやすい
マイナートラブルのひとつです。
妊娠すると全身の血液量が増え、ホルモンの影響で血管壁が緩みます。
また、子宮が大きくなってくると子宮に圧迫されて、
下半身から心臓へ戻る血液の流れが悪くなります。
これが、妊娠中に静脈瘤ができやすい大きな原因。
なかでも静脈瘤になりやすい人は・・・
●下半身の筋力が弱い → 血管周囲の筋肉の力も血液の流れに必要
●高齢妊婦 → 加齢とともに血管も老化する
●経産婦 → お産のたびに血管が弱く傷つきやすくなる
●長時間立ち仕事をしている → 血液の戻りが悪くなる
●肥満 → おなかの中の圧力も高くなり、静脈を圧迫する
●喫煙 → ニコチンが血管を収縮させ血流を悪くする
●便秘がち → いきみを繰り返すことや便の貯留により血流が悪くなる
静脈瘤ができないように、また、できてしまった場合には
それ以上ひどくならないようにするために
下肢に血液をためず、循環を促す対策が効果的です。
☆体を締め付けるようなきつい下着やガードル、服装を避ける。
☆寝るときにはクッションなどを使い足を高くして休む。
☆弾性ストッキングをはく。
☆五本指ソックスをはく。
☆立ちっぱなし、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢でいるのを避ける。
☆体を冷やさない
☆散歩やストレッチなど適度に運動をする。
☆静脈瘤の部分は避け、足先から心臓に向かって足をマッサージする。
静脈瘤はひどくなると炎症を起こすこともありますが、
妊娠中にあわてて治療が必要になる例は少なく、
産後にはよくなることが多いものです。
「出産すれば治る」と安心せず、予防策をとりましょう。
ただ、痛みが強くなったり、腫れて熱をもつといった
症状が出る場合には病院を受診しましょう。

足が重い、だるい・・・

ピリピリ痛い感じがする・・・

そう思ってふと気がつくと、ひざの裏やふくらはぎ、外陰部などが
ポコポコと膨らんでいたり、血管が浮き出ているということがあります。
これは静脈瘤というもので、妊娠中に起きやすい
マイナートラブルのひとつです。
妊娠すると全身の血液量が増え、ホルモンの影響で血管壁が緩みます。
また、子宮が大きくなってくると子宮に圧迫されて、
下半身から心臓へ戻る血液の流れが悪くなります。
これが、妊娠中に静脈瘤ができやすい大きな原因。
なかでも静脈瘤になりやすい人は・・・
●下半身の筋力が弱い → 血管周囲の筋肉の力も血液の流れに必要
●高齢妊婦 → 加齢とともに血管も老化する
●経産婦 → お産のたびに血管が弱く傷つきやすくなる
●長時間立ち仕事をしている → 血液の戻りが悪くなる
●肥満 → おなかの中の圧力も高くなり、静脈を圧迫する
●喫煙 → ニコチンが血管を収縮させ血流を悪くする
●便秘がち → いきみを繰り返すことや便の貯留により血流が悪くなる
静脈瘤ができないように、また、できてしまった場合には
それ以上ひどくならないようにするために
下肢に血液をためず、循環を促す対策が効果的です。
☆体を締め付けるようなきつい下着やガードル、服装を避ける。
☆寝るときにはクッションなどを使い足を高くして休む。
☆弾性ストッキングをはく。
☆五本指ソックスをはく。
☆立ちっぱなし、座りっぱなしなど長時間同じ姿勢でいるのを避ける。
☆体を冷やさない
☆散歩やストレッチなど適度に運動をする。
☆静脈瘤の部分は避け、足先から心臓に向かって足をマッサージする。
静脈瘤はひどくなると炎症を起こすこともありますが、
妊娠中にあわてて治療が必要になる例は少なく、
産後にはよくなることが多いものです。
「出産すれば治る」と安心せず、予防策をとりましょう。
ただ、痛みが強くなったり、腫れて熱をもつといった
症状が出る場合には病院を受診しましょう。