2017年05月31日
お子さんを褒めていますか
こんにちは しんしろ助産所です
20~60歳代の男女5000人を対象に調べた調査で、
子どもの頃に褒められたことの多かった人ほど
大人になって困難な状況に直面しても“へこたれない”傾向に
あったそう。(国立青少年教育振興機構)
子ども時代に親や先生から褒められた経験が
多いと、一度失敗してももう一度挑戦したり、厳しく叱られた
経験が多くてもへこたれない力が育ち、
褒められたり、厳しく叱られた経験が少ないとあきらめる
のも早いというのは分かる気もします。
何をしても、周囲の反応が希薄な中では、大人でも
やる気がおきません。
子どもは置かれた環境の中で育っていきます。
俗に、親に背中を見て育つ…といわれたりもしますが、年齢が
小さければ小さいほど、そのかかわりも大きいのですね。
成人したうちの子どもは、叱られた記憶ばかりが残っていて
お母さんは怒ってばかり…と笑いながらに話しますが
褒められた記憶は乏しいよう。
きっと褒められた記憶が残るくらいだったら
その後の展開も違っていたのかなぁ…
やりすぎも考えものですが、無関心や放ったらかしでは
子どもの力は眠ったまま。
活発だったり、おとなしかったり、個人差はあるものの
よい事をした時には大いに褒め、悪いことはしっかり叱る
一貫した姿勢が子どもをたくましく育ててくれるのですね。
2017年05月30日
背中スイッチ
こんにちは しんしろ助産所です
ようやくた赤ちゃん、布団に下ろした途端、
目がパチッとあいてしまい、まるで背中にスイッチがあるような感じ
これを 『背中スイッチが押された』 と表現することがあります。
抱っこをしていればスヤスヤなのに、布団に寝かせようとしたら起きる…
ママとしては、『どうして?? いつまでこれが続くの??』
と身体的にも精神的にもストレスを感じることも・・・
この背中スイッチは、新生児期から生後4~5ヶ月くらいに多くみられます。
しかし個人差もあり、1歳になっても背中スイッチがあると感じるママも・・・
背中スイッチの原因としては
・抱っこから降ろされた時の姿勢の変化
抱っこで寝るとき赤ちゃんは、身体を丸くCのようなカーブの形になっていることが殆ど。
これはママのお腹にいた時とよく似ている姿勢で、赤ちゃんが心地よい。
ベッドや布団に寝かすと、体がまっすぐになるので起きてしまう。
・ママと離れたくない
抱っこはママの温もりや、心臓の鼓動を感じることができ、お腹の中の環境と一緒で安心。
ママのにおいや声、気持ちよさから離れるのが嫌で起きてしまう。
・眠りが浅い
月齢が低い赤ちゃんは眠りが浅く、目が覚めやすい。
などがあげられます。
対策としては、
・おひなまき
助産所のブログおひなまきをご参照ください。
・トッポンチーノなどを使い、くるんだタオルや布団ごと寝かす
ママや家族のにおいの付いたトッポンチーノやタオルなどは赤ちゃんの安心材料です。
抱っこする前にくるんだり、トッポンチーノごと抱っこしてそのまま寝かすのも一つ。
・一定時間抱っこをする
寝付いてから一定時間抱っこして深い眠りにつくまで様子を見る。
背中スイッチは個人差があり、いつまでとは言えませんが、
スイッチが押されなくなる時期は必ず来ます。
『今は抱っこでしか寝れないんだ』 と割り切るのも一つの方法
抱っこしながら、添い寝してママも寝てしまってもいいし、
パパや家族に頼んだりなど、ママが休息できる時間を取ることも必要です。
子どもが大きくなると懐かしく思えるくらいの背中スイッチ
上手に付き合っていけるといいですね。

2017年05月29日
バイバイ・パチパチはいつ頃?

お母さんに抱っこされて
にこにこしながら バイバイをする赤ちゃんって
かわいいですね~

最近まで何もわからないような 赤ちゃんだったのに、
もうこんなことが出来るようになって!
と感心してしまいます。
いつの間にできるようになるのでしょうか?
赤ちゃんが物をつかむようになるのは4ヵ月頃ですが、
まだまだ思うように 手を動かすことが出来ません。
個人差もありますが
意図して動かせるようになるのは7ヵ月頃で
さらに器用に手指を動かせるようになるのは
10ヵ月頃と言われています。
また 赤ちゃんは早い時期から
身近な大人の動きを よく観察しています。
そして 大人のマネを始める時期は
生後7~8ヵ月頃が一般的。
その頃からバイバイ・パチパチを覚えはじめ
多くの赤ちゃんができるようになるのは 10ヵ月頃です

時々、「うちの子 まだできません

「どうやって教えればいいですか?」
と聞かれることがあります。
親のマネから覚えていくことなので、
必死に教える必要はありません。
たまたまできた時に 全力でほめられたり
周りのみんなの嬉しそうな笑顔がきっかけになって
それが何度も繰り返されるうちに
身についていくのではないかな、と思います。
また、母子手帳の
「バイバイ・コンニチハなどの身振りをしますか」
というチェック項目は1歳の時。
10ヵ月はあくまでも目安です。
赤ちゃんの成長速度には個人差があります。
マネが得意な子もいれば あまり得意でない子もいます。
一生懸命教えても、全くマネをしない子もいますし、
ある日突然するようになることもあります。
お母さんたちが必死になりすぎると、
赤ちゃんは何かを察し やらなくなることもあるので、
発達が順調であれば焦らず様子をみてくださいね

2017年05月26日
子どもの歯の着色汚れ
こんにちは しんしろ助産所です
子どもの水分補給に
甘いジュースを飲ませるよりも
お茶の方がいいだろう
と思って飲ませていたら、
前歯に茶色っぽく色がついてしまった
ようなことがあります。
ジュースの糖分や虫歯になるのを気にして
お茶を飲ませていたのに・・・
目立つ前歯が茶色く着色すると
一見虫歯にも見えたりして、
親としては気になってしまいますね。
歯についた茶渋などの着色汚れのことを
「ステイン」といいます。
ステインの原因になりやすいのは
コーヒー、紅茶、緑茶やウーロン茶などの他、
チョコレートやココアなどが代表的。
たくさん飲むために付いてしまうこともあれば、
飲む量にかかわらず、体質によって
付きやすいなどの個人差もあります。
ただ、気になる歯の着色ですが、
歯の健康に悪影響があるわけではなく、
様子を見ていても問題ありません。
歯に付着したばかりの色素や汚れなら
うがいや歯磨きで取ることができますが、
日常的に蓄積したステインはなかなか取れないもの。
何とかしようと、ゴシゴシ歯を磨きすぎると
かえって歯の表面に傷が付いて、
余計に汚れが付きやすくなってしまいます。
市販のステインクリーナーや
食用の重曹でのうがいも効果があるようですが、
歯医者さんに行けば簡単に落としてくれます。
そんな時は
かかりつけの歯医者さんで診てもらうといいですね。
今日のおきゃくさま
ベビーマッサージにきてくれた2ヶ月のNちゃん
終始、にこやかな表情をみせてくれました。
気持ちよかったね
2017年05月25日
みんなで子育て、孫育て
こんにちは しんしろ助産所です
子育ての考え方も今と祖父母世代が子育てをしていた頃とは
だいぶ変わってきました。
そのギャップを知って対応できれば子育てにも積極的にかかわれますね。
助産所では祖父母世代を対象とした、“今の子育て” についての
勉強会も開いています。
考えたかの違い(子育て世代の常識)の説明や育児グッズの紹介、
お人形を使っての体験などがその内容です。
ママだけでなく、周囲も同じように分かっていれば
子育ての応援もスムーズです。
例えば “抱っこ”
昔は抱き癖がついて赤ちゃんがしょっちゅう泣くようになるので
抱いてあやすことは良くないこととされていました。→
今では泣きに反応してくれることで信頼感が育つ、心の成長に大切
といわれており、抱き癖は気にしないというのが常識。
“卒乳の時期”
1才までに断乳する→子どもが自然に離れていくまで授乳を続けてよい。
“離乳食の進め方”
3.4ヶ月になったら、いろんな味やスプーンに慣れるように
果汁やスープを飲ませる→
6か月までは母乳やミルク以外のものは不要。スプーンの
使用も離乳食を始める5.6ヶ月でよい。
“虫歯予防”
箸やスプーンの共有→
虫歯菌がうつらないよう周囲の大人は虫歯を治療し、箸や
スプーンを共有しない。乳歯が生えたら、毎日歯磨きを
丁寧にして、定期的に歯科健診を受ける。
などなど
今のことは分からないから…としり込みされたり、
私はこう育ててきた!という前に、変化や進歩してきた
子育ての方法に触れてみてはいかがでしょうか。
助産所では祖父母教室を下記の日程で開きます。
6月18日(日)10:00~11:30
お気軽にお申し込みください。
連絡先 しんしろ助産所 (0536)32-1050
2017年05月24日
哺乳瓶の消毒はいつまで?

助産所に来たママから、
「哺乳瓶や搾乳器の消毒っていつまでするの?」 と
きかれることがあります。
直接口に触れるものは消毒しないと 赤ちゃんに雑菌が入ってしまうかも…
と心配されているのですね。
ただ、成長して、寝返りができるようにようになるころには
床にあったおもちゃをなめたり、口に入れたりすることもあって、
哺乳瓶だけ消毒しても意味がないことに気づかれるのではないでしょうか。
あるミルク会社が行ったアンケートでは、
「哺乳瓶を使い続けている場合は消毒を続けている」というママが多く、
その理由は、はっきりとしたやめ時がわからないというものでした。
一般的に離乳食が始まる生後6か月ごろになると、
赤ちゃんには雑菌に対する抵抗力もつくといわれています。
実際に、いつまでという時期が決まっているわけではありませんが
離乳食がはじまれば、消毒の必要はありません。
ただし、消毒をやめるときは、子どもの体調がベストな時を選ぶのが基本。
風邪をひいたり、おなかがゆるいなどの時には様子を見て、
体調がしっかり回復してからにしましょう。
哺乳瓶などのおっぱいグッズは特殊な形で、溝等の汚れが取れにくい場合もあります。
洗い残しやすすぎ残しなどに注意して、しっかり乾燥させてから使うなど、
清潔に心がけてくださいね


2017年05月23日
冷たい飲み物はいつから?

まだ5月だというのに
ここのところ真夏日や猛暑日といわれ、
日差しも強く、暑くなってきましたね

そんな暑い日には、よく冷えた飲み物がおいしく、
さっぱりクールダウンしたくなるものです。
生後しばらくは母乳やミルクで育ってきた赤ちゃんも
離乳食が始まると、お茶や水で水分補給が
できるようになってきます。
そんな時、大人と同じように
冷たいものを飲ませてあげたい

赤ちゃんも冷たいものの方が喜ぶのでは・・・
と思われる方もみえるかもしれません。
実は、
赤ちゃんがおいしいと感じる温度は
大人に比べ幅がとても狭く、
冷たいものは好みません。
常温から人肌程度のぬるいものを
おいしいと感じるのだそう・・・
消化機能の未熟な赤ちゃんでは
冷たい物は胃腸を刺激して、
下痢を引き起こすこともあります。
冷たい飲み物を飲ませるのは
離乳食が進んで、胃腸が発達してくる
1歳以降を目安にしましょう。
人肌程度から常温へ、常温から冷たいものへ、
また、少量から始め少しずつ量を増やすなど、
徐々に慣らしていけるといいですね。
暑いからと言って、大人も
冷たいものの摂り過ぎには気をつけましょうね

2017年05月22日
子どもは なぜ 「うんこ」 が好き?

「うんこ漢字ドリル」 が流行っているようですね。
すべての例文に 「うんこ」 の文字が入っているため、
子どもたちは面白おかしく 漢字を覚えるようです。
これは大発明ですね!
でも、なぜ子どもはこんなに
「うんこ」 が好きなのでしょうか?
子どもが 「うんこ」 を好きな理由には
いくつかの説があるようです。
有名な精神医学者 「フロイト」 が唱えた
「精神分析理論」によると、
1歳半~4歳くらいの子どもたちは
「肛門期」 という発達段階にいるそうです。
その時期の子どもたちにとって
便を出すことは快感なのだそう。
「『うんこをすると心地良い』 と思うことが
子どもがうんこを好きな理由の一つである。」
と分析しています。
フロイトの時代から 真面目に分析されていたということは
昔から世界中の子どもに うんこは大人気だったのでしょうね。
また、大人はうんこを汚いものと感じますが
子どもは自分の体から生まれたものとして
愛着を持つとも言われています。
でも一番有力な理由は
「うんこ!」 と言うと 「ダメダメ

パパママが慌てる姿を見るのが楽しい!
というものじゃないのかな・・と思います。
子どもは 「うんこ!」 と言うだけで、
大人たちから注目される

子どもにとって注目されたり
大人が慌てる姿を見たりするのは
楽しくて仕方がないのでしょうね

でも、「恥ずかしい言葉」 と教えすぎると
園でうんこがしたくても、先生に言えずに
困ってしまうことがあるかもしれません。
それでもやっぱり よそで大きな声で連呼されると
親としては困ってしまいますね

そういう場合は、大げさに反応しないことが一番。
そして 子どもがこういう言葉を言うようになるのは
自分の身体に興味を持ちはじめた良い機会と捉え、
絵本などで一緒に調べてみるのも一法です。
子どもたちは、成長する中で自然とわきまえて
それらの言葉を口にしなくなっていくものです。
いつまでも続くことではない、子どもの 「うんこ好き」。
「今だけ」 とあきらめて 楽しんでくださいね!
2017年05月19日
赤ちゃんの食事を始める前に
こんにちは しんしろ助産所です
東京でジュースにはちみつを混ぜて飲ませていた赤ちゃんが
死亡したニュースを覚えている方は多いのではないでしょうか。
原因は、はちみつに混入していたボツリヌス菌による乳児ボツリヌス症。
“どうしてはちみつを飲ませたのかなぁ…” と思われた方も多いはず。
大人にとって、はちみつは優れた食材でも
身体の未熟な乳児(ボツリヌス菌は腸内細菌の働きで繁殖がおさえられる
)にとっては、危険な食べ物になることは知っておきたいですね。
ただ、はちみつだけがリスクの高い食品というわけではありません。
消化や吸収する能力が未発達な乳児期には他にも、離乳食の食材に
注意したいものです。
厚生労働省の“授乳・離乳の支援ガイド”には
・離乳食の開始時は、食物アレルギーを起こす恐れのある
食品は避ける。(小麦、そば、イカ、えびなど)
・卵は最初、固ゆでした卵黄だけを使い、進み具合で
全卵に移行する。
・魚は白身魚からから始め、赤身魚、青魚と移行する。
・塩や砂糖など調味料は使いすぎない
と書かれています。
離乳食はいろいろ気を使うことも多いと思いますが
お子さんの発達段階にあわせて進めていきましょう。
今月の助産所の掲示板のタイトルは“乳児ボツリヌス症”
赤ちゃんをお世話する人みんなに知っておいてもらいたい
乳児ボツリヌス症の説明や注意、Q&Aをまとめています。
お気軽にお立ち寄りください。

2017年05月18日
妊娠中の紫外線対策

『妊娠中には日焼けしやすい、シミができやすい

聞いたことがありませんか?
シミは、紫外線を受けた肌の内部でメラニン色素が作られてできます。
通常メラニンも約4週間で肌の表面に押し出され、角質になって剥がれ落ちるのですが、
頻繁に紫外線を浴びてメラニンが多くなり、肌がダメージを受け続けると、
肌が生まれ変わるのに間に合わず、メラニンが色素沈着してシミになるのです。
妊娠中の女性ホルモンの中には、メラニンを増加させるプロゲステロンという
ホルモンがあるため、妊娠中に紫外線を浴びるとメラニンが生成されやすく
シミができやすいようです。
紫外線というと真夏

実際は4~5月から増えてきており、曇り

対策としては
・紫外線量の多い時間帯の外出はできるだけ控える
1年のうちで春から初秋にかけて強い(4~9月に1年間のおよそ70~80%)
1日のうちで10時~14時(1日のおよそ60~70%)
曇っている日でも紫外線量は晴れた日の5~6割、雨でも3割程度ある
・日焼け止めの使用
SPF(紫外線B波を防ぐ) SPF1は20分の効果
PA(紫外線A波を防ぐ)
どちらも指数の高い日焼け止めが良いと思われがちですが、
妊娠中の肌には数値が高いほど負担が大きいため、少ない指数を
こまめに塗ることがおすすめ
・UVカット加工の服や帽子・日傘の利用
日傘と帽子で直射日光の95%を遮ることができる
衣類に加え、室内でUVのカーテン等も活用するといい
・紫外線対策に有効な栄養素を摂取
ビタミンC(みかん・イチゴ等の果物類)
ビタミンB2(たまご・納豆・牛乳)
βカロテン・ビタミンE(カボチャや人参等の緑黄色野菜)
リコピン(トマト・スイカ等)
セレニウム(ニンニク・玉ねぎ等)
ボリフェノール(ブルーベリー・葡萄・大豆等)
・十分な睡眠をとる
睡眠不足は、シミに大敵。
肌の新陳代謝を促進するホルモンは夜間の22時~2時の間にもっとも
盛んに分泌される。
その時間に寝ていないと、紫外線に対するバリア機能が低下する
・ストレスをためない
ストレスがたまると自律神経系が乱れ、胎内に老廃物をためこんでしまい
シミが悪化することも…
音楽を聞いたり、笑ったり、アロマを利用、リフレッシュ時間を作るなど、
自分なりのストレス解消法を見つける
等々
天候の良いこの時期、気軽に外出したくなりますが
紫外線対策をお忘れなく~



2017年05月17日
子どもの好きなものあるある

子どもって 「なんでそれを・・・?」
と思うものが大好きだったりしますね。
<子どもの好きなものあるある>
石ころ : 助産所の植木場にある白い石は 子どもたちに大人気です!
どんぐり : どんぐり虫が もれなくついてきます

アンパンマン : 泣いている子も見ればにっこり

納豆 : 納豆ご飯ならOK!小児科病棟の冷蔵庫にはいつも入っていました
BB弾 : ただただ無心で拾ってしまうようです
ダンゴムシ : ビニール袋にうじゃうじゃ・・・


水たまり : わざとバシャバシャ

長靴 : 晴れた日だって平気!



大人になると苦手になってしまうもの、
興味がなくなってしまうもの、
なぜ好きだったのか理由も思い出せないものも・・・
子どもは大人よりも
わくわくするような好奇心と
たくさんの宝物に囲まれて生活しているのでしょうね

ちょっとうらやましいような。
頭ごなしに否定せず
少しの間 付き合ってあげてくださいね

2017年05月16日
赤ちゃんの髪の毛玉

赤ちゃんの髪って細くて柔らかくて
気持ちいいですね。
生まれてまもなくすると
赤ちゃんは自分で頭を左右に
よく動かすようになるため、
布団との摩擦で髪が抜けてしまったり、
チリチリと絡まって、
時には布団の繊維を巻き込んで
毛玉ができてしまうことも・・・

毛玉をほどこうと思っても
無理に引っ張ると痛そうだし、
髪を切ってしまうのも何だか気が引ける・・・
となかなかうまくいかないものですね。
そこで、毛玉対策をいくつか紹介します。
毛玉のほどき方
毛玉をもって、毛玉から数本ずつ髪の毛を
引っ張り出していくと、
意外と簡単にほどけることもあるそう。
ブラッシングする
毛玉になっている髪の根元をつかみ、
引っ張られないようにしてブラッシング。
小さな毛玉はこれで解消、予防にも効果があります。
リンスを使ってみる
絡まった髪周辺だけにリンスを揉みこんで
よく流します。
クシ通りがよく、ホロホロっと毛玉がほぐれることも・・・
毛玉を切る
最後の手段というか、一番早い方法ではありますが、
毛玉そのものに少しずつハサミを入れると
少しのカットで毛玉がほどけることがあります。
絡みにくい素材の敷物を選ぶ
赤ちゃんの頭の下に敷くタオルに
パイル地などのふわふわ繊維のものより
手ぬぐいやガーゼタオルなどを選ぶと
繊維が絡みにくくなります。
赤ちゃんの毛玉ができやすいのは限られた時期です。
寝返りやおすわりができるようになれば
自然と解消されてくるので、あまり気にせず、
絡みや毛玉がうまくほどけない場合には、
そのまま様子を見ても問題ありませんよ

2017年05月15日
子どもの健康記録
こんにちは しんしろ助産所です
曇天だと朝から肌寒いなぁ…と思っていたら
午後になってまさかの
室温もどんどん上がって所内の温度計も16時には24.2℃
天気予報通りになりました。
晴れて嬉しいけれど、暑かったり寒かったりで
体調も心配ですね。
子どものが病気になった時の観察のポイントは
食べる、寝る、遊ぶ、排泄(うんち、おしっこ)がいつもと
同じかどうか。
親のできることは 観察、記録に経過を医師に正しく伝えること。
おかしいと感じた時はどこが違うのか書き出してみましょう。
発熱や咳、嘔吐など経過をグラフにすると見やすく、
伝わりやすいもの。
子どもが病気にかかると、親は平素に増して忙しく、疲れもたまりがち。
子どもの様子を記録して、診察にもっていけば、医師に状態が
よく伝わり、聞きたいことも整理できます。
こうした記録はスマホにもありますが
「知ろう小児医療 守ろう子どもの達の会」 製作の
「こどもからだノート」があります。
後から“聞いておけばよかった” というような思いをしない
ためにもノートを試してみてはいかがでしょうか。
2017年05月12日
授乳記録をつけましょう♪

授乳中のママ、授乳記録をつけていますか?
授乳記録とは、毎日の授乳回数やうんち、おしっこの
排泄状況、育児のこと等を記録するもの

出産した病院で、ミルクやおっぱいの量、排泄の状況を
記録したのを覚えているのではないでしょうか?
産後は慣れない育児や授乳で、毎日が精一杯

書く暇がない~と思われるかもしれません。
でも…
授乳記録をつけることで、授乳のリズムやペース、赤ちゃんの状況など
お世話するコツがつかめることもあります

授乳ノートや育児日記など書きやすく工夫されたものも市販されており、
月日、時間軸、授乳状況、排泄状況などの項目が書かれているので、
簡単な記入ですみます。
欄外には、育児の思いや日々の状況等記入できるものも多く、
日々の状況を記録に残せます。
自分なりの方法でマークを決めたり、シールを活用したりと
工夫もできますよ

その記録は体重増加や哺乳状況の判断指標にもなり、
2週間健診や1ヶ月健診等のチェックでも、役立っています

欄外にはママが気になったことなども書かかれているので、
ママの心配や困っていることが他者からみても分かるなど利点はいっぱい

毎日が忙しいといつウンチが出たかなんて忘れてしまうことも多いもの、
毎回の授乳後にすぐ記録する癖をつければ、思ったより簡単~

今では携帯のアプリで記録している方も…
何年かたって見返すと、赤ちゃんの頃の状況が手に取るようにわかり、懐かしいものです

まだの方がいたら、自分にあった方法ではじめてみてはいかがでしょうか。

2017年05月11日
授乳中のおっぱいの左右差

母乳育児をしていると、
左右のおっぱいの大きさに
差が出てくることがあります。
もともと多少の左右差があることは少なくありませんが、
大きな差が出てくると心配になってしまいますね。
おっぱいの大きさに左右差が出る原因で多いのは、
●お母さんが抱っこしやすい方だから
●飲ませやすいから、飲ませにくいから・・・
●赤ちゃんが好むから、嫌がるから・・・
●片方のおっぱいの方が出がいいから、悪いから・・・
といった理由から、
いつも同じ側のおっぱいから飲ませるなど
左右のおっぱいの飲ませ方に偏りがあることです。
おっぱいは左右それぞれ
独立したおっぱい工場のようなもの。
両方のおっぱいから同じように
母乳が作られるのではなく、
左右それぞれの需要に合わせて母乳が作られます。
よく飲ませる方のおっぱいは乳腺が発達し、
母乳がたくさん作られ、
あまり飲ませない方のおっぱいは萎縮して小さくなり、
母乳の分泌も減ってきてしまいます。
そこで・・・

両方のおっぱいをなるべく均等に飲ませるようにしましょう。
授乳毎に先に飲ませるおっぱいを交互にしたり、
片方がうまく吸いつけないという場合には
搾乳をして分泌を維持します。

毎回、小さく分泌の少ない方のおっぱいから
先に飲ませるようにしましょう。
先に飲んでもらうことで強い刺激が加わり、
分泌が促進されます。

そんなときは、左右差があるままでも問題はありません。
おっぱいを卒業し、時間が経てば
おっぱいの左右差も自然ともとに戻りますが
心配な時はご相談くださいね

2017年05月10日
子どもの5月病

連休明けの疲れや 生活リズムの乱れも
そろそろ通常仕様に戻ってきた頃でしょうか?
それともまだ 少し憂鬱な気分?
俗に 「5月病」 と言われるこの時期、
大人と同じように 気持ちが不安定になってしまう子どももいます。
今までは元気に園に行っていたのに
休み明けに 泣いて行くのを嫌がったり
精神的な理由から 腹痛を訴えたり・・・
2.3日たてば元気に通えるだろうと思ってはみても
子どもがそんな風だと親としては心配や不安が募りますね。
・周りからしっかり者と見られており、それを自覚している子
・頑張り屋でつい無理をしてしまう子
・感情を表に出さずに我慢してしまう子
・周囲の期待に応えようとしてしまう子
・完璧主義な傾向にある子
このようなタイプの子に
5月病にかかるお子さんが見られやすいそう

きっと頑張り過ぎて疲れてしまったのですね。
「無理をさせたのかな・・・」
「気持ちに気づいてやれなかった・・・」
と落ち込むかもしれませんが
今まで我慢していた気持ちを表出できたことは
むしろ前進であり、良かったこと!
これもまた親子にとって一つの成長だと
前向きにとらえてみましょう。
我が家の娘も連休明けから
泣いて登園を嫌がるようになった経験があります。
いつ治まるのかわからず
焦ったり、不安になったり、悲しくなったり、苛立ったり・・・
先が見えないのは 本当につらいですね。
元気に登園できるようになったきっかけは
生活発表会で演じた劇で 自信がついたこと。
その間先生方には 話を聞いてもらったり
園での様子を教えてもらったり
励ましてもらったり・・・本当に感謝しています。
その時は 長くつらかったけれど、
同じように苦しんでいるお母さんの
気持ちを共有できるこの経験は今では
無意味ではなかったな、と思います。
・子どもの話しを聞き、気持ちに寄り添う
・たくさんスキンシップを取る
・時間がかかっても焦らず見守る
特効薬はありませんが、どれも大切なことです。
言葉で表すのが未熟な分、子どもは態度や感情で表現します。
親も大変ですが、子どもも「子どもの世界」の中で
精一杯 戦っているのでしょうね

2017年05月09日
お風呂上りに湯冷ましは必要?
こんにちは しんしろ助産所です
暑い日が続いていますね。
まだ5月なのに、もう熱中症に注意しないといけないよう
水分補給や陽ざしの強い日中は休憩するなどして熱中症にかからないよう
気をつけましょう。
さて、かつては“お風呂上りに赤ちゃんも喉が渇くので麦茶をあげましょう。”
と、あたりまえのように説明していたのですが、
今では、医学的にも、生後6ヶ月未満までの元気な赤ちゃんに
母乳や粉ミルク以外のものをあげるのは不要と考えらています。
お風呂上りや暑くて喉が渇いていそうな時も、母乳や粉ミルクでOK
ただ、赤ちゃん用の麦茶やスポーツ飲料なども売られているので
“あげなくていいの?”と悩んでしまうのも無理はありません。
ただ、こうした飲み物は、母乳に比べると水分補給がメインで
赤ちゃんを感染から守ってくれる免疫も含んでいません。
また、湯冷ましや麦茶、スポーツ飲料などでお腹を一杯にしていると
その分、母乳やミルクを飲む量が減って体重増加不良になってしまうかも…。
母乳の87%は免疫を含む水分で、赤ちゃんの喉の渇きをいやしてくれます。
お風呂上りだけでなく、何かのみたがっているようなときは
栄養もあげることのできる母乳をあげましょう
2017年05月08日
赤ちゃんの春の肌トラブル

明るい太陽


春ですね~。
この時期、外の陽気に誘われて外出したくなりますね。
ところで、過ごしやすい気候の春にも
赤ちゃんの肌トラブルが起こりやすいのをご存じですか?
春は、朝晩と日中の寒暖差が激しく、風も強く、花粉や黄砂、ほこりなどの
刺激物が空中にたくさん舞い上がっています。
赤ちゃんの肌は、きめが細かく、大人と違って皮膚が薄く、
皮脂の分泌も少ないのが特徴です。
空中に漂う刺激物が赤ちゃんの肌に付いて
皮膚炎を起こしたり、肌の水分バランスも崩れやすい時期

肌トラブルをおこさないよう
対策としては、
【紫外線対策】
春になると紫外線は一気に増えるといわれ、
夏よりも月の方が紫外線量が多い時期もあるそう

赤ちゃんの皮膚は敏感で紫外線が増えるとすぐに反応します。
外出時は赤ちゃん用の日焼け止めや、帽子、衣類などで日焼け対策を忘れずに

【帰宅後の清拭】
外出後には赤ちゃんの肌の露出していた部分を濡れタオルなどで清拭し、
汚れをふき取りましょう。
日焼け止めも肌に負担になることがあるので、ふき取るといいでしょう。
特に汗をかいたあとは、かゆみを引き起こしたり、あせもになることも…
汗の汚れもふき取りましょう。
たくさん汗をかいた時は、シャワーなどの利用も考慮してください。
【しっかり保湿】
赤ちゃんは乾燥肌、どの時期も保湿が重要です。
保湿剤は肌のバリア機能を助けてくれます。
春は、油分少な目のローションタイプがおすすめで。
すお風呂上りにもお忘れなく!!
赤ちゃんの肌はデリケート

こまめなケアをしてくださいね。

2017年05月02日
外遊びの効果

すっかり暖かくなり、
外遊びが気持ちよい季節になりました。
児童館やこども園の園庭でも
元気に遊ぶ子ども達の声が聞こえてきます♪
家でTVやゲームばかりしているよりも
外で元気に遊ぶ方がよいことは言うまでもありませんが、
親としては子どもの外遊びに付きあうのが大変なときも…
でも、外遊びで得られる効果はこんなにたくさんあります


・雑菌への抵抗力がつく
・日光を浴びてビタミンDの形成が促され、骨が強くなる
・疲れるまで遊ぶことで心肺機能が高まり、体力がつく
・皮膚が強くなる

遊びの中で自然とさまざまな動きを経験するため。


同世代や異世代の人と関わることで
コミュニケーションやルールを学びます。

限られた人や物でいかに楽しく遊ぶかなどを
考える想像力や発想力が鍛えられます。

意思や集中力、忍耐力をつかさどる前頭葉が
刺激されます。
なるべく時間と機会を見つけ、
外遊びの時間を作ってあげたくなりますね。
ただ、日中は暑いくらいの日もあります。
紫外線対策や水分補給を忘れないようにしましょう。
2017年05月01日
子どもを迷子にさせないために



