2017年05月30日
背中スイッチ
こんにちは しんしろ助産所です
ようやくた赤ちゃん、布団に下ろした途端、
目がパチッとあいてしまい、まるで背中にスイッチがあるような感じ
これを 『背中スイッチが押された』 と表現することがあります。
抱っこをしていればスヤスヤなのに、布団に寝かせようとしたら起きる…
ママとしては、『どうして?? いつまでこれが続くの??』
と身体的にも精神的にもストレスを感じることも・・・
この背中スイッチは、新生児期から生後4~5ヶ月くらいに多くみられます。
しかし個人差もあり、1歳になっても背中スイッチがあると感じるママも・・・
背中スイッチの原因としては
・抱っこから降ろされた時の姿勢の変化
抱っこで寝るとき赤ちゃんは、身体を丸くCのようなカーブの形になっていることが殆ど。
これはママのお腹にいた時とよく似ている姿勢で、赤ちゃんが心地よい。
ベッドや布団に寝かすと、体がまっすぐになるので起きてしまう。
・ママと離れたくない
抱っこはママの温もりや、心臓の鼓動を感じることができ、お腹の中の環境と一緒で安心。
ママのにおいや声、気持ちよさから離れるのが嫌で起きてしまう。
・眠りが浅い
月齢が低い赤ちゃんは眠りが浅く、目が覚めやすい。
などがあげられます。
対策としては、
・おひなまき
助産所のブログおひなまきをご参照ください。
・トッポンチーノなどを使い、くるんだタオルや布団ごと寝かす
ママや家族のにおいの付いたトッポンチーノやタオルなどは赤ちゃんの安心材料です。
抱っこする前にくるんだり、トッポンチーノごと抱っこしてそのまま寝かすのも一つ。
・一定時間抱っこをする
寝付いてから一定時間抱っこして深い眠りにつくまで様子を見る。
背中スイッチは個人差があり、いつまでとは言えませんが、
スイッチが押されなくなる時期は必ず来ます。
『今は抱っこでしか寝れないんだ』 と割り切るのも一つの方法
抱っこしながら、添い寝してママも寝てしまってもいいし、
パパや家族に頼んだりなど、ママが休息できる時間を取ることも必要です。
子どもが大きくなると懐かしく思えるくらいの背中スイッチ
上手に付き合っていけるといいですね。
