2017年05月18日

妊娠中の紫外線対策

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


『妊娠中には日焼けしやすい、シミができやすいicon10』 と
聞いたことがありませんか?

シミは、紫外線を受けた肌の内部でメラニン色素が作られてできます。
通常メラニンも約4週間で肌の表面に押し出され、角質になって剥がれ落ちるのですが、
頻繁に紫外線を浴びてメラニンが多くなり、肌がダメージを受け続けると、
肌が生まれ変わるのに間に合わず、メラニンが色素沈着してシミになるのです。


妊娠中の女性ホルモンの中には、メラニンを増加させるプロゲステロンという
ホルモンがあるため、妊娠中に紫外線を浴びるとメラニンが生成されやすく
シミができやすいようです。

紫外線というと真夏icon01の感じがしますが、
実際は4~5月から増えてきており、曇りicon02の日でも肌に届いています。



対策としては
・紫外線量の多い時間帯の外出はできるだけ控える
  1年のうちで春から初秋にかけて強い(4~9月に1年間のおよそ70~80%)
  1日のうちで10時~14時(1日のおよそ60~70%)
  曇っている日でも紫外線量は晴れた日の5~6割、雨でも3割程度ある

・日焼け止めの使用
  SPF(紫外線B波を防ぐ) SPF1は20分の効果
  PA(紫外線A波を防ぐ)
  どちらも指数の高い日焼け止めが良いと思われがちですが、
  妊娠中の肌には数値が高いほど負担が大きいため、少ない指数を
  こまめに塗ることがおすすめ

UVカット加工の服や帽子・日傘の利用
  日傘と帽子で直射日光の95%を遮ることができる
  衣類に加え、室内でUVのカーテン等も活用するといい
 
・紫外線対策に有効な栄養素を摂取
  ビタミンC(みかん・イチゴ等の果物類)
  ビタミンB2(たまご・納豆・牛乳)
  βカロテン・ビタミンE(カボチャや人参等の緑黄色野菜)
  リコピン(トマト・スイカ等)
  セレニウム(ニンニク・玉ねぎ等)
  ボリフェノール(ブルーベリー・葡萄・大豆等)

・十分な睡眠をとる
  睡眠不足は、シミに大敵。
  肌の新陳代謝を促進するホルモンは夜間の22時~2時の間にもっとも
  盛んに分泌される。
  その時間に寝ていないと、紫外線に対するバリア機能が低下する

・ストレスをためない
  ストレスがたまると自律神経系が乱れ、胎内に老廃物をためこんでしまい
  シミが悪化することも…
  音楽を聞いたり、笑ったり、アロマを利用、リフレッシュ時間を作るなど、
  自分なりのストレス解消法を見つける
                                    等々


天候の良いこの時期、気軽に外出したくなりますが
紫外線対策をお忘れなく~heart

妊娠中の紫外線対策






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Posted by しんしろ助産所 at 13:47│Comments(0)その他
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