2016年08月08日

ヘルパンギーナ

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


ヘルパンギーナは、手足口病、プール熱と並ぶ夏風邪の一つicon10
昨夏は手足口病が流行しましたが、今年は全国的にヘルパンギーナが流行しているようです。


ヘルパンギーナは、4歳以下の小児、特に1歳児に流行することが多く、
症状としては
  ・39度前後の発熱が2~3日続く
  ・のどに小さな水疱ができ、よだれが増える
  ・飲み込むときに喉を痛がる
  ・食欲不振
  ・腹痛
  ・嘔吐
などで、高熱とのどの痛みが特徴といわれます。

特に、のどの水疱が痛みを伴うため、食べたり飲んだりするのを嫌がる子kaoもいます。
味の濃いものや刺激物、熱いものは痛みが強くなるため、薄味の軟らかいものがいいでしょう。
アイスクリームやプリンなどは刺激も少なく、口当たりがいいといわれます。
水分は白湯や麦茶等が飲みやすいようです。

へルパンギーナは、ウイルス性の疾患のため特効薬はなく、ワクチンもありませんicon
そのため、症状に応じた対応で回復を待つのが基本です。
しかし、乳幼児では脱水や、痙攣などを起こすことがあるため、
食べ物や水分がほとんど取れないような場合は、早目に病院iconを受診しましょう。


予防としては
・手洗い、うがいを励行
・流行が見られた場合は、人ごみを避ける
・子どもが同じものを使う施設などの出入りを控える    など

ヘルパンギーナに罹り症状が治まっても、便に1カ月近くウイルスが潜伏していることがあります。
排便時やおむつ交換の後に手洗いを徹底しましょう。
乳幼児ではよだれや咳でウイルスがおもちゃ等に付着し、そこから感染することも。
流行中は、共有のものを使わない、接触を避ける等の工夫をしましょう。

感染予防の基本は手洗いからicon
手洗いの歌などを参考に、子どもと一緒に感染を防いでいけるといいですね。


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Posted by しんしろ助産所 at 15:01│Comments(0)健康
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