2017年11月24日
調乳の仕方
こんにちは しんしろ助産所です
毎日寒い日が続いていますね。
暖房を使うせいもあって乾燥がすすみ
湿度計をみると40%を切ることも
これから冬に向かって体調を崩さないよう
衛生慣行を守りましょうね。
さて、ミルクや混合栄養で育てているママだけでなく
母乳で育てているママもミルクの作り方を知っているほうが
助かる場合があります。
母乳のよさが強調されている昨今
調乳指導が行われない施設もあります。
そんな方に向けて調乳方法をまとめました。
ミルクの作り方
1.手を洗う
2.消毒した哺乳瓶を用意する
3.ミルク缶や箱にかかれているミルクの分量とお湯の量を守り
勝手に濃くしたり、薄めたりしない
4.一度沸騰させた70度以上のお湯でつくる
(製造過程で混入することのある“サカザキ菌”や開封後に
混入することある“サルモネラ菌”の混入を防ぐため
5.哺乳瓶に分量のミルクとお湯を入れ、蓋をして振り混ぜる
6.流水やボールなどに水をはり冷やす。
注)作ってから室温に2時間以上置いたミルクは細菌が急激に繁殖する
ことがあるので破棄する。
飲み残したミルクも同様に破棄する
ミルクを飲ませる際には、基本的には缶や箱にかかれた
量や回数を守る。
ただ、かかれている分量や回数は目安なので、それでは多い、少ない
という赤ちゃんもいます。
赤ちゃんの様子を見て、赤ちゃんが満足する量や回数、あげ方を
調整しましょう。
混合栄養の場合は哺乳回数が減らないよう、できるだけ母乳を
吸わせた後にミルクを飲ませるようにしましょう。
分量の目安は赤ちゃんが満足する量になります。
難しいと思われる方もいるでしょうが、哺乳量や
体重をみながらすすめていくとうまくいきます。
お困りの際は、助産所もご利用ください。