2023年02月17日
妊娠初期の卵巣の腫れ
こんにちは しんしろ助産所です
妊娠初期の健診で
「卵巣が腫れている」と言われ、
不安になる妊婦さんはけっこう多くみえます。
妊娠の喜びの一方で、
卵巣が腫れているなんて大丈夫かな
妊娠経過への影響はないのかな
と心配になってしまいますね。
妊娠中に卵巣の腫れを指摘される妊婦さんは
約5%、20人に1人ほど。
その多くは「ルテイン嚢胞」といって
妊娠によるホルモンの影響で起こるものです。
妊娠により分泌されるホルモンが
卵巣を過剰に刺激することで
余分な水分がたまってしまうためで
通常、排卵した側の片方の卵巣に起こります。
胎盤ができあがる妊娠16週頃までには
自然に消失することが多いため、
まずは経過観察となります。
ただ、卵巣の腫れは
5~6cm以上の大きさだと
卵巣の根元がねじれる捻転や
腫れが破れて破裂してしまう可能性があります。
下腹部痛などの症状が出現したときは
かかりつけ医に連絡しましょう。
卵巣の捻転や破裂が起きた場合、
また、経過を見ても腫れが引かない、大きくなる、
10cm以上の大きさがあるという場合は、
妊娠とは関係のない卵巣の腫瘍、
出産時の障害となる可能性もあり、
手術が考慮されるケースもあります。
「卵巣が腫れている」と言われたら、
妊娠初期の健診で
「卵巣が腫れている」と言われ、
不安になる妊婦さんはけっこう多くみえます。
妊娠の喜びの一方で、
卵巣が腫れているなんて大丈夫かな
妊娠経過への影響はないのかな
と心配になってしまいますね。
妊娠中に卵巣の腫れを指摘される妊婦さんは
約5%、20人に1人ほど。
その多くは「ルテイン嚢胞」といって
妊娠によるホルモンの影響で起こるものです。
妊娠により分泌されるホルモンが
卵巣を過剰に刺激することで
余分な水分がたまってしまうためで
通常、排卵した側の片方の卵巣に起こります。
胎盤ができあがる妊娠16週頃までには
自然に消失することが多いため、
まずは経過観察となります。
ただ、卵巣の腫れは
5~6cm以上の大きさだと
卵巣の根元がねじれる捻転や
腫れが破れて破裂してしまう可能性があります。
下腹部痛などの症状が出現したときは
かかりつけ医に連絡しましょう。
卵巣の捻転や破裂が起きた場合、
また、経過を見ても腫れが引かない、大きくなる、
10cm以上の大きさがあるという場合は、
妊娠とは関係のない卵巣の腫瘍、
出産時の障害となる可能性もあり、
手術が考慮されるケースもあります。
「卵巣が腫れている」と言われたら、
過剰に心配する必要はありませんが、
体調に注意しながら、
きちんと健診を受け経過をみてもらいましょう
Posted by しんしろ助産所 at 16:31│Comments(0)
│お産
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