2017年02月27日

赤ちゃんの歯磨き

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


赤ちゃんの歯は生後半年頃、下の前歯から順に生えだします。
歯が生えてきたら歯磨きが必要です。

まずは顔や口周りを触られることから慣らしていきましょう。
慣れてきたら、口の中を清潔な指でなでたり、ガーゼで拭いたり
ママやパパの歯磨きをしているところを見せたり…と
いろいろやってみましょう。

赤ちゃんだって、いきなりお口の中にブラシを入れられたりしたらビックリicon10
泣き出したり、不快感が先行してしまいます。

始めから歯磨きありき!というスタイルよりも無理がなく、
お子さんの受け入れができ 歯磨きが上手くいきます。


歯の生え始めのころは母乳やミルクが食事の主体。
一番先に生えだす下の前歯についた汚れは、唾液が落としてくれるので
上手く磨けなくても虫歯にはなりにくいといえます。

徐々に受け入れができてきたら
歯磨きや仕上げ磨きが 習慣づけられるようにかかわりましょう。

仕上げ磨きは子どもの歯が永久歯に生えかわってからも
3年くらいは必要といわれます。
子どもだけでは歯の汚れをきれいに落としにくいということもあるし
永久歯に生えかわっても、生えたばかりの永久歯は未成熟で抵抗力が弱く
虫歯になりやすいからです。
(成熟した永久歯になるには3年くらいかかるそう)


H27年度新城保健所管内の虫歯のある子どもの割合は
1才6ヵ月健診では新城市1.3%、東栄町、設楽町、豊根村0%。ですが
3才児健診では新城市19.9%、設楽町34.4%、東栄町22.7%、豊根村0%
と、県内ワースト5に東栄町、設楽町、新城市がランクインicon

少子化の影響で1人当たりの数が大きいことを加味しても
虫歯の多い地域といえます。
子どもが自分で歯の汚れを落とすことは難しいので
大人が守ってあげましょう。


仕上げ磨きのポイントは
1.前歯は上唇小体(上唇の裏にある、歯茎と唇をつなぐ筋)にあたると
  痛みから嫌がるようになるので、 歯ブラシをあてないよう、
  空いている方の指で上唇小体を 押さえながら ゆっくり磨く。

2.奥歯や奥歯のかみ合わせ部分は汚れが特にたまりやすい場所なので
  手前にかきだすように磨く。

3.小さい頃から口元を触ったり、顔をなでたりして、
  仕上げ磨きを嫌がらないよう慣らしていく。


遊び心も入れたり、上手にできたら褒めてあげることで、
歯磨きの習慣をつけ、歯の健康が守れるようにしていきましょうねflower01




Posted by しんしろ助産所 at 16:14│Comments(0)
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