2022年09月09日

見守ることの大切さ

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02



子どもへの言葉がけって難しいですよね。

特に要求や怒りに対して、
共感してあげたいと思う反面、
わがままを助長しないよう、きつく叱った方が良いの?
と悩む場面もあると思います。

ラジオで1歳7か月の子を持つ
ママからのお悩みが紹介されていました。



散歩の好きな息子さんと外を歩くとき、
人に迷惑のかからないことなら
一緒に触ったり、観察させてあげているそうです。

ただ最近自己主張が強くなり、
エレベーターのボタンを何度も
「押したい、乗りたい!」と大泣き。

まだ言葉は話せないものの、言っていることは
半分くらい理解している様子の息子さんに
「乗りたい人が乗れなくて 困っちゃうからまた今度ね。」
「もっと押したかったんだね。」
と声をかけたものの、
しばらく大泣きだったそうです。

どのような言葉がけがベストだったかとの相談。



それに対し、先生からは
普段から大変上手に関われていて、
エレベーターボタンに対しての言葉がけも
とても良かったとのこと。

本当にそう思います!

この方に限らず 最近のお母さん方は
急かすことなく、子どもの気持ちに
寄り添ってあげる方が多い印象です。
「根気よく子どもに関わっているなぁ」と
感心する場面が多々あります。



その上で「なるほど!」と思ったのは
以下の先生の言葉でした。

「1歳児のお子さんが泣くということは
 保護者にとっては困ったことなのですが
 子どもにとっては 自分の感情を受け止め、
 『自分は悲しいんだ』と実感している時間となっています。

 だから『泣いているから早くあやしてあげないと』
 ということではなく
 泣いている子がどう自分で泣き止み、
 感情を受け止めているのか、その様子を
 しっかり見守ってあげればいいと思います。」

なるほど!
泣き止ませることが大切なのではなく
気持ちを受け止め、落ち着いていく過程を
見守ってあげればいいんですね。

とても勉強になりましたflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 09:27Comments(0)こそだて