2015年01月07日
妊娠中からの乳頭痛予防は必要?

元旦には雪が降って、昨日は激しい雨が降ったりして
今年も気候の変化が激しそうですね。
寒に入って 冬の寒さも本格的になりそう
厚着もよいけど、適度に体を動かして、何事もほどほどに
寒さに負けない体を作りましょうね
さて以前は、赤ちゃんはおっぱいを吸う力が強いので乳頭を痛めないよう、
“妊娠中から乳頭を刺激して鍛えるとよい”といわれていました。
様々な研究 (同じ女性乳房の片方を刺激し、片方を何もしない )が行われ、
明らかな効果がでなかったことをうけて
“大切なのは乳頭を鍛えることではなく、乳頭の傷ができないようにすること”
といわれるようになってきました。
妊娠中に乳頭を鍛えることで乳頭に痛みを感じたり、母乳で育てることを
躊躇してしまうようでは何にもなりません。
同様に、産後乳頭痛や乳頭に傷ができないようにするために
短い時間でおっぱいを吸わせては離し、反対側のおっぱいを吸わせること
を繰り返すのも効果がないといわれています。
妊娠中に乳カスがつかないよう綺麗に洗うことは大切ですが、乳頭の
手入れをしないと授乳中に乳頭に痛みを感じるということはありません。
乳頭が痛いときには授乳後の乳頭をよくみて、痛みの原因を探ることが
大切です。
おっぱいを歪んで飲んだり、浅くふくんだりしていないか、乳頭に傷や水泡が
できたりしていないかなど、その状況にあった対応が痛みを軽減して
くれます。
母乳育児は今もその効果が解明され、進歩しています。
はじめ大変に思われることがあるかもしれませんが、確立してしまえば
こんなに楽で、安心、安全にあげられる赤ちゃんの栄養はありません。
妊娠中は、赤ちゃんの抱き方やおっぱいの含ませ方、母乳分泌の
仕組みなどを学習しておくとよいスタートがきれますよ
今日のおきゃくさま
いとこ同士のHちゃんと
Kくん・Mちゃん兄妹
お互いのママの間を行ったり来たり。
息を合わせて 3人でパチリ
ポーズもバッチリ決まりました。