2015年01月14日

インフルエンザの出席停止期間は・・・

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今大流行しているインフルエンザ
インフルエンザにかかった際の子どもの出席停止期間は
「発症してから5日を経過し
        かつ、解熱した後2日(幼児の場合は3日)を経過するまで」
となっています。

インフルエンザウイルスの感染力が最も強いのは
発症から3日程度
まだ感染力の強いウイルスを保持しているにもかかわらず、
抗インフルエンザ薬を使用することで早くから熱が下がります。

これを回復したと思いこみ、登校・登園してしまうと
子どもの咳やくしゃみ、接触などを通じて
感染力の強いウイルスが周囲にまき散らされ、
ほかの子どもにうつしてしまうのですkao

研究の結果では、インフルエンザを発症後5日間を経過すると、
ウイルスの排出量はある程度収まるとの報告があります。
そのため2012年4月に学校保健法により
上記のように出席停止期間が改正されたのです。

幼児が1日多く登園できない理由は、
低年齢の子どもほど ウイルスの排出期間が長いこと、
またこれまでインフルエンザに感染したことが無い子どもが多いために
免疫がなく、簡単に感染が広まってしまう可能性が高いことがあげられます。

そのために小学生の子どもよりも1日多い、
3日の出席停止期間が設定されました。


出席停止中は、感染予防のために
友達と遊ばせることは避け、自宅で過ごすようにしましょう。

また、熱が下がっていても体力が落ちていることがあるので、
水分と栄養をしっかりとり、なるべく安静にして過ごすことが大切です。

幼児では一旦熱が下がっても再度熱が上がることが多いため、
きちんと子どもの様子を見守るよう心掛けましょう。

また基準の日数を経過しても子どもの体調がすぐれない場合には、
登校・登園は控えるようにしましょう。

以下は出席停止早見表
インフルエンザに「かからない」「うつさない」ための対策です。

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:23Comments(0)健康