2019年12月11日

ヤドリギの言い伝え

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


緑のボール、まるでマリモのような植物が
木の枝にくっついているのを
見たことはありませんか?

これは「ヤドリギ」という植物で
比較的背の高い落葉樹に多く、
葉っぱの落ちたこの時期は よく目立ちます。
























(*MUSASHIさんの隣で見つけましたwakaba

ヤドリギは葉緑素も持っているため
木から養分を分けてもらいつつ
自分でも光合成をしている「半寄生」。

「寄生」というと良いイメージが浮かびませんが
大地に根を張らず、冬でも緑を保っている姿に
「ヤドリギには特別な力が宿っている」
と信じられ、海外では大切にされてきたそうです。


そんなヤドリギはクリスマスに縁のある
植物だということを最近知りました。

「クリスマスの季節にヤドリギの下で
   キスを交わした2人は幸せになれる」とか
「恋人同士がヤドリギの下でキスをすると
   結婚の約束を交わしたことになり、
      ヤドリギの祝福が受けられる」など。
ちょっと日本には定着しにくそうですねicon10

クリスマスにヤドリギを玄関につるし
「魔除け」や「雷避け」としたり、
ヤドリギの生命力にあやかって
「幸運と長寿」を願う風習もあるそうです。

また「ヤドリギは悪い存在から子どもを守る魔除けなる」
という言い伝えもあります。


この時期 外は寒いけれど、子どもと一緒に木々を見上げ、
ヤドリギに家族の幸運を願ってみてはいかがでしょうかflower01
  


Posted by しんしろ助産所 at 13:57Comments(0)その他