2021年08月17日

あせもの予防と対処

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02



夏になると、赤ちゃんのお肌には
皮膚の重なった部分が蒸れて赤くなったり、
プツプツと赤いあせもができるなど、
トラブルが多くなります。

赤ちゃんは汗腺の密度が高く、
新陳代謝も活発なため汗っかきicon10

乳児期特有のムチムチとした体つきから
首のしわ、脇の下や肘・膝の裏側など
皮膚の重なるところは
汗をかきやすく、蒸発しにくいため
あせもができやすくなります。

おむつのウエスト部分や後頭部、背中なども
蒸れやすいところなので注意が必要です。

子育て中のママからあせもの予防、
できてしまったときの対処について
よく聞かれるのですが、
どちらも「清潔」と「保湿」がポイントicon
あせも以外の普段のスキンケアも
「清潔」と「保湿」が基本になります。


●衣類は吸湿性の良い素材を選ぶ。
●適度な室温調整をする。
●汗をかいたらタオルで拭く、
 こまめに着替えをして、
 汗をかいたままにしないようにする。
●たっぷり汗をかいたらシャワーで流す、
 蒸しタオルで拭くのもいいですが、
 洗いすぎは皮脂を落としてしまい
 乾燥してしまうので注意です。
●清潔にした後は必ず保湿をする。

ベビーパウダーの使用について
聞かれることもあるのですが、
パフではたいたときにパウダーの粒子を
赤ちゃんが吸い込んでしまうことがある、
粒子が汗腺をふさいでしまうことがある、
パウダーと汗がダマになって
不潔になってしまうこともあるため
今はあまりすすめられていません。


清潔と保湿に心がけても
改善しない場合は
医療機関でみてもらいましょうflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 15:57Comments(0)こそだて