2022年06月07日

「発熱」と「うつ熱」

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


少し前にこたつをしまったと思ったら
もう日中は扇風機が必要な暑さicon10
なのに朝晩はまだ少し冷える日も…。
目まぐるしく変わる気温に
本当に驚いてしまいますね。

急な気温の変化に驚くのは身体も同じです。
体温調整の苦手な乳児期は特にそう。

急な寒さもこたえますが、
暑さに慣れない時期は それほど気温が高くなくても
身体が適応できないことがあります。
そのように環境に影響されて熱が高くなることを
「うつ熱」といいます。


子どもの体温は大人と比べると0.5~0.6℃高く、
個人差はありますが、
平均体温は36.5~37.5℃と言われています。

また、午後になると高くなる傾向があり、
暑い日や着せ過ぎ、車中の直射日光のために
37.5℃を超えることもしばしばあります。

そのため37℃を超えていても、
必ずしも熱があるとはいえません。

では「発熱」と「うつ熱」は
どうやって見分ければよいのでしょうか?


急いで受診をした方がよいか見分ける方法は
37.5℃以上の発熱だけでなく
 ●元気がない
 ●ぐずってばかりいる
 ●飲みが良くない
 ●泣き声がおかしい(あまり泣かない)
などの症状とあわせて判断することです。

37.5℃以上であっても、
 ●機嫌が悪くない
 ●十分に水分(母乳・ミルク)が摂れている
 ●オシッコもいつも通り出ている
 ●着せ過ぎ・室温が高い・日に当たっていた
などであれば、一旦涼しくして
もう一度体温を測ってみましょう。

さらにいつもより意識的に水分を与え
注意深く様子をみてましょう。

その上で、
 「いつもと違う」 「何かおかしい」
という感覚を大切にしてくださいねflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 13:42Comments(0)健康