2018年02月13日
乳幼児の誤飲

今日も風が冷たく寒いですね。
インフルエンザの流行もまだ続いているようです。
体調管理に気をつけましょう。
赤ちゃんには 何でも口に入れてしまう時期があります。
これは、哺乳を通して口周りの感覚や筋肉が一番最初に発達するため
だからだそう。
口にくわえてみて、硬い、柔らかい、熱い、冷たい、味がする…といった具合。
口唇探索期とも言われます。
ただ、スリッパやリモコン、ボールペンなど何でも口に入れてしまうので
病気にならないか心配になりますね。
加えて、誤飲もきになるところ…
“食品以外のものを飲み込んでしまった!”
“百均のライターやジェルボールを飲んでしまった!” 例など
ネットで調べるとビックリすようなケースが載っています
誤飲は中毒や消化器の異常、窒息などにつながる恐れがあり、
生命にかかわる危険性もあるので、この時期の子ども
には誤飲しないよう注意が必要です。
そして乳幼児の誤飲で多いのはタバコ!
近頃では加熱式タバコも普及してきました。
火を使わず、煙も出ず、吸い殻も出ないので、小さい子がいても安心と
思っている方がいるかもしれません
しかし、国民生活センターの調査によると、加熱式タバコの多くは
こどもの口に収まるサイズだそう
乳幼児にしてみれば、誤飲の危険性は従来の紙巻タバコと変わりません。
乳児の最大口径は約32mm
子ども目線で子どもの手が届くところにこれより小さいものは置かないように
気をつけましょう。
しんしろ助産所では、
毎月第3木曜日の10時~1時間程度 『子どもの救急』の勉強会を行なっています。
蘇生人形を使った演習もあるので、参加希望の方はご連絡ください。
(TEL 0536-32-1050)