2018年05月08日

かこさとしさん

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


昨日耳にした「かこさとしさん」の訃報、
本当に残念です。
幼い頃に読んだ かこさんの絵本、
中でも「からすのパンやさん」は
大好きな絵本でした。


からすのパンやさんのうちに、
4羽の赤ちゃんがうまれましたicon
お父さんとお母さんは、4羽を大切に育てました。
パンも一生懸命に作っていたのですが
赤ちゃんが泣き出すと飛んでいって世話をするため、
パンは黒こげ、半焼き…。
だんだんお客さんが減って貧乏になりました。

こげたパンや半焼きパンが
子どもたちのおやつになりましたが
このおやつパンが友達の間で評判に!
子ども達の意見から、面白くておいしいパンを
どっさりつくりました。
からすのパンやさんは大評判です!


からすのお父さんとお母さんが
せっせと作ったパンはどれもおいしそうで
見開き一面に描かれたパンは今見ても大興奮です。

かこさんが子どもを夢中にさせる理由の一つは
「子どもの好奇心を常に意識してきた」
ことにあるようです。

よく子どもたちからファンレターが届いたそうですが
「何を要求されているか 何を望んでいるのか」
ということを知るために、
もらったハガキは全部とっておいて、表にしたそうです。

「休むのは死んでから休みます。
     それまで私はとにかく頑張ります」とおっしゃり、
子どもたちのファンレターを支えに創作活動を続け、
亡くなる前日にも娘さんにファンレターを
読んでもらっていたのだそう。

2013年に「からすのパンやさん」の続編が発売されました。
続編を、という話は本編発売直後からあったようです。

でも、子どもたちが満足するような
より良いものを書こうと 何度も書き直しているうちに
40年もたってしまったのだそう。

こうして大切に作られたかこさんの作品は
今もこれからも子どもたちとともに
生き続けていくのでしょうね。

ご冥福をお祈りいたします。


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Posted by しんしろ助産所 at 15:10│Comments(0)その他
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