2021年03月22日

「助けて」のサイン

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


言葉がなくても気持ちを伝えられる「サイン」。
ピースサインやOKサインが有名ですが、
国によっては意味が異なることもあるため
使う際には注意が必要です。


サインの中には世界共通のものもあります。
そのうちの1つが「チョークサイン」。

両手で首をおさえるようなサインで、
窒息が起きていることを周りに知らせるものです。

「助けて」のサイン













このサインをみたら 人を集め、
救急要請と窒息解除をおこないます。


最近もう1つのサインが世界に広まり始めています。
それが「助けて」を伝えるもの。

新型コロナによる外出自粛や それに伴うストレスのため
家庭内暴力や虐待のリスクが増加しています。
そのため被害者がビデオ通話などを通じて
第三者に助けを求める方法として考案されました。

片手で行え、声を出さずにサインをおくることで
加害者に気づかれないように助けを求めることができます。

詳しいやり方は
①片手の手のひらを、相手に向け
②親指を折り曲げ
③残りの4本で親指を握る(グーをつくる)
           というシンプルな一連の動作。

「助けて」のサイン









ビデオ通話においては、他愛のない会話で
カモフラージュをしながら手でサインを作り、
「助けて!」と通話相手に伝えることができます。

その他の例としては、
窓越しで通行人に合図をしたり
玄関先で来客に対応する加害者の後ろから合図をするなど
このサインを使った助けを求める方法が紹介されています。

犯罪に巻き込まれ、犯人を前に声を出せない時にも
犯人に気づかれずに助けを求めることができます。


そしてサインに気がついた場合は
「安全な方法でその人に、『何が必要なのか』
『何をして欲しいのか』を確認して下さい」とのこと。

安全な確認方法の例としては、
ビデオ通話以外のSNSを使い
「はい」「いいえ」で答えられるような質問をします。

例:「110番しましょうか?」
  「DVシェルターと連絡をとりましょうか?」

もちろん危険が差し迫っている場合には、
ためらわずに警察に電話をする勇気も大切です。


多くの人がこのサインを知り、
助かる人、助けられる人が増えることを望みますflower01



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本年もよろしくお願いします。
産後ヨガのご利用ありがとうございました♪
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Posted by しんしろ助産所 at 15:59│Comments(0)その他
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