2021年06月17日

どうして"赤ちゃん"っていうの?

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02



生まれて間もない小さくてかわいい赤ちゃん。
赤ちゃんは他にも赤子、赤ん坊とも言われますが
どうして「赤」なのでしょう?


「赤ちゃん」の語源については諸説ありますが
一般的によく言われるのは
「赤ちゃんは赤いから」というもの。
生まれたばかりの赤ちゃんの皮膚が
赤みを帯びて見えるため、その見た目から
赤ちゃんと呼ばれるようになったというものです。


確かに、生まれてすぐオギャーと泣いて
自分で呼吸をしはじめた元気な赤ちゃんは
みるみるうちに皮膚の色が赤くなっていきます。


赤ちゃんが赤い理由について・・・

1.酸素と循環
  元気に泣いてたくさんの酸素を取り込み、
  全身の循環も良くなるため赤くなります。
 
2.皮膚が薄いから
  赤ちゃんの皮膚は大人の約半分ほどの薄さ。
  そのため、,皮膚の下の血管が透けて見えやすく、 
  また、泣いたり、お風呂に入ったりすると
  血行が良くなり、より赤くなります。

3.赤血球が多いから
  赤ちゃんはママのお腹の中では
     臍の緒を通して酸素をもらっていますが
   十分な酸素をもらうため、酸素を運ぶ
  赤血球の割合が大人と比べて約20%も
  多くなっています。そのために
  赤く見えるというわけです。

  数日経つと不要になった赤血球は分解され
  その結果現れるのが新生児黄疸です。
  今度は黄色くなってきます。
 
4.褐色脂肪細胞が多いから
  赤ちゃんは脂肪を燃焼させて熱を産生し、、
  体温を保つ役割を担う褐色脂肪細胞をたくさん持っています。
  褐色脂肪細胞には多くの毛細血管が集まっているため
  血液が集まって赤く見えるようです。


赤血球が分解され、成長とともに
皮膚は厚く、褐色脂肪細胞は減っていくので
赤ちゃんが赤いのもいつの間にかおさまっていきます。


赤い赤ちゃんの時期も期間限定。
日々を大切に成長を見守ってあげたいですねflower01


同じカテゴリー(その他)の記事画像
胎児モデルがやってきました
春分の日
赤ちゃんと一緒に学校へ行こう in 新城中学校
助産所の夏ごはん
本年もよろしくお願いします。
産後ヨガのご利用ありがとうございました♪
同じカテゴリー(その他)の記事
 八十八夜 (2025-05-02 08:56)
 胎児モデルがやってきました (2025-04-18 15:51)
 新年度のスタート (2025-04-01 16:31)
 春分の日 (2025-03-19 10:11)
 今年も1年ありがとうございました (2024-12-27 10:01)
 冬至 (2024-12-20 09:41)

Posted by しんしろ助産所 at 16:19│Comments(0)その他
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。