2022年08月30日

意図せずに起こる車内熱中症

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


「ほんの短い時間だから…」と車内に子どもを残して
用事をたすことで起こる「車内熱中症」。
この夏も、連日報道されていました。

朝晩は大分涼しくなりましたが
まだまだ日中の暑さは油断できません。
中には「意図せずに起こる車内熱中症」もあります。
興味深い記事があったのでご紹介しますね。


「意図せずに起こる車内熱中症」には2つの要因があります。

① 駐車中の車に子どもが乗り込んで起こるもの
自宅のガレージに駐車しておいた車に
子どもが自分で乗り込み 出られなくなってしまい、
熱中症で亡くなった事例もあるようです。
ガレージの車にロックをしておくことは防犯だけでなく、
子どもの安全を守ることにもつながります。

② 親自身が子どもの存在をうっかり忘れてしまうこと
父親が子どもを保育所に預けたと思い込み、
車に乗せたまま仕事に出て、熱中症で亡くなった事故を
覚えている方も多いと思います。

「ありえない!」と思うかもしれませんが、
誰にでも起こり得ることであり、
決して愛情がないために起きたわけではありません。

ストレスが悪影響を与えている可能性が強い
という研究結果があるそうで、
何かに夢中になったり、疲れがたまっているときや、
睡眠不足の場合にも起こりやすいと言われています。

予防するための対策として

車から降りるときに必ず後部座席を確認する習慣をつける。
後部座席の助手席側にチャイルドシートを置き、
  運転席から確認しやすくする
後部座席に財布や携帯電話、ハンドバッグなど大事なものを置く。
駐車のたびに後部ドアを開ける習慣をつける
夫婦で送迎の確認をする

などを習慣化しましょう。

私が乗っている車は
乗車前に後席のドアを開けてから出発すると
エンジンを切った際に
「後席への置き忘れにご注意ください」という
メッセージが出ます。

荷物の置き忘れ対策として便利だな…と思っていましたが
この記事を書きながら、これはきっと荷物だけでなく、
悲しい事故を減らすためのメッセージだと気づきました。


「子どもを忘れるなんてありえない」
「私は大丈夫」とは限りません。

誰にでも起こり得ることとして対策を考え、
確認の習慣化をおこなうことで
痛ましい事故を防いでいきましょうflower01



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Posted by しんしろ助産所 at 15:25│Comments(0)その他
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