2014年04月07日
妊婦と温泉
こんにちは しんしろ助産所です
先週のニュースで
「環境省は温泉法の基準を32年ぶりに見直し、
『妊娠中は(温泉)入浴を避けるべき』 とする規定を削除した」
との報道がありました。
つまり、これまであった 「妊婦の温泉入浴は禁忌」 という項目が
削除されたということです。
調べてみると、この話題は1月24日付の新聞で
すでに 「削除の方向で」 といわれていたようで、
今回正式に決定したのですね。
削除の理由は
「妊婦が温泉に入っても医学的に問題がない」 ということと
「禁忌にした明確な理由がないから」 というもの。
学生時代、「妊婦は温泉に入ってはいけません。
感染やお腹の張りの原因になるから。」
と習っていたため、「禁忌にした理由がない」 という話には驚きです。
ただ、妊婦さんの温泉入浴は 「ダメ」 ではなくなりましたが
全てにおいて危険がないわけではありません。
1.刺激の少ない温泉を選ぶ
硫黄成分など、刺激の強い温泉は
肌荒れや湿疹の原因になることもあるため、
「単純温泉」 がおすすめのようです。
2.長湯を避ける
のぼせや心拍増加・血圧上昇がおこることもあるため、
注意が必要です。
3.転倒に注意
妊娠中は足元が見えにくく、また、滑った時の対応も
スローになりがちなため、注意が必要です。
4.感染に注意
床や椅子に直に座るのはやめましょう。
また、循環式の温泉の場合は足湯の方が無難です。
以上の4つを守って安全に楽しめるとよいですね。
きょうのお客さま
3ヶ月のOくん
を向けるとしっかり
視線をあわせてくれます。
ママの抱っこは最高だね