2014年05月13日
妊婦さん 貼り薬にも気をつけて!
こんにちは しんしろ助産所です
先日厚生労働省は、痛みや炎症を抑える
湿布薬「モーラス」を使用した妊婦に
胎児の動脈管収縮や羊水過少症の
副作用が5例あったと発表しました。
モーラスに含まれる「ケトプロフェン」という成分が
影響しているそうです。
いずれも後遺症はなく、回復したと言いますが、
特に妊娠後期は使用しないように注意を呼び掛けています。
妊娠中はお腹がせり出してくるため、
腰や恥骨の痛みがどうしても出やすくなります。
「飲み薬は心配だけど、湿布なら大丈夫だろう・・・」
そう思って気軽に使うことの多い湿布の中には
胎児に影響を及ぼすものもあります。
モーラスは「ケトプロフェン」の代表的な湿布薬です。
その他にも「インドメタシン」など
注意を必要とする湿布薬はいくつもあります。
「第3類医薬品」と表示されている外用薬は
妊婦さんでも使用可能なものが比較的多いのですが、
医師・薬剤師に確認してから使用しましょう。
Posted by しんしろ助産所 at 15:48│Comments(0)
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