2014年10月03日
妊娠中の冷え予防
こんにちは しんしろ助産所です
朝、夕めっきり涼しくなって 日中の暑さが嘘のようですね。
足元の冷えが気になる季節になってきました。
妊娠中はお腹も大きくなり、心拍出量も30%も多くなるので、冷えの自覚が起きにくいもの。
でも、冷えはお腹がはったり、足のむくみやつりを誘発するので気をつけたいものです。
◇妊娠中の冷えがもたらす影響は
1.身体が冷えると筋肉が硬くなりやすく、足がつったり、肩こり、腰痛を招く
2.血液循環が悪くなり、手先や足がむくみやすくなる
3.冷えは全身の循環を低下させるので、子宮への循環も損なわれ、出産に必要なホルモンの
子宮への作用を低下させ、微弱陣痛や分娩が長引きやすい
4.寝つきが悪く、血圧が上がりやすい
◇妊娠中の冷え予防
食事>身体を温める“陽性食品”の代表は、主に根菜(芋、大根、ゴボウ、人参など)
加熱し、エネルギーが取り込めるようスープや煮物にして食べましょう。
暖かい地方や夏が旬の野菜は身体を冷やすのでとりすぎないよう注意しましょう
(キュウリやレタス、トマト、牛乳など)。
衣服>レッグウォーマーや靴下などで足は暖かく、素材や掛物も組み合わせて使いましょう。
カーディガンやストール、重ね着など気温にあわせて調節しましょう。
他に、腹巻、使い捨てカイロなど季節に合わせて
生活>入浴、半身浴、足浴は冷えの予防に効果的
筋肉は熱産生の主要臓器。ウォーキングや床拭き、ガラス拭き、筋トレなど
無理のない範囲で毎日継続して運動しましょう。筋肉をつけると体温が上がります。
妊娠中の体を労わるということは、何もしないでいることとは違います。
身体の機能が上手く働くよう 生活を整えましょうね