2015年04月10日
少子化指針~パパの産休~
こんにちは しんしろ助産所です
日本では今、少子化問題が注目されています。
政府は3月に少子化対策の指針をあげ、妻が出産した直後の男性の休暇取得率を80%、
男性の育児休業取得率を13%などの数値目標を出しました。
また3人以上子どもがいる多子世帯の負担軽減や若者の結婚支援なども打ち出されています。
人口を維持するためには、ひとりの女性が一生のうちに出産する子供の平均が2.07~2.08人、
少なくとも2人以上いなければなりませんが、2013年は1.43人という状況にあります。
少子化を『社会経済の根幹を揺るがしかねない危機的な状況』と指摘し、
今後5年を集中取り組み期間と位置付けています。
そもそも少子化の原因は初婚年齢の上昇や、未婚化、女性の高学歴化や社会進出、住環境問題、
経済状況の悪化、社会風土の変化などがあげられ、複雑に多くの要因が絡み合っています。
少しでもそれらの要因を除去するために、今回、男性の育児にかかわる休暇をとりやすくし、
夫婦で子育てできる環境をつくり、少子化に歯止めをかけようと実施になりました。
今まで働く女性の産休・育休の取得は増えてきていますが、男性が妻の出産や育児に対しての
休暇を取る方はまだごく少数で、育児休暇でいうと、2013年度に男性でとった方はわずか2%
今回の決定でパパの産休や育休がとりやすくなればとても嬉しいことですね
イクメンという言葉も定着し、育児に積極的に参加するパパも増えてきました。
出産直後の産休をパパも取れると、身体的にも精神的にも疲れているママへの
サポート効果は絶大ですね。
Posted by しんしろ助産所 at 12:21│Comments(0)
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