2015年04月14日
赤ちゃんの首にへその緒が巻いている!?
こんにちは しんしろ助産所です
妊婦健診のエコーで
おなかの中の赤ちゃんの様子を見たとき
「首にへその緒が巻いてる」
と言われたことのある方もみえるのではないでしょうか。
首にへその緒が巻いているなんて聞くと
赤ちゃんが苦しくないのか、このまま無事出産できるのか、
と不安になってしまう方が多いかもしれません。
このように、へその緒が胎児の身体の一部に
まきついている状態を臍帯巻絡といいます。
出産される方の2~3割ほどにみられ、決して珍しいことではありません。
首に巻いていることが多いのですが、手足や体に巻いていることもあり、
多くは1回の巻絡ですが、2回以上巻いている場合もあります。
では・・・
へその緒が首に巻き付いてると赤ちゃんは苦しいの
首に巻き付いていることが直接苦しいのではなく、
へその緒の血液の流れが悪くなることで苦しくなります。
多くの場合、ゆるく巻きついているだけなので
赤ちゃんに悪影響が及ぶことはほとんどありません。
無事出産できるの
へその緒が巻いていても多くの場合問題なく出産できます。
巻きつき方によっては予定帝王切開になることもあり、
他にも、出産の途中でへその緒が圧迫され赤ちゃんの心拍が低下した時は、
鉗子分娩や吸引分娩、帝王切開になることもあります。
「高いところに手を伸ばすとへその緒が首に巻きつく」
「転ぶとへその緒が首に巻きつく」
といった臍帯巻絡にまつわる言い伝えもありますが、
根拠はありません。
臍帯巻絡は、子宮の中で赤ちゃんが自由に動くことで起こり、
自然に治ることもあります。
いずれにしても 赤ちゃんの動きをとめることはできませんね。
ただ、心配しすぎはストレスのもと!
へその緒が巻いているリスク判定は医療に任せて
赤ちゃんが「今日も元気」と送ってくれる胎動を大切に
ゆったり過ごしましょう。
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