2015年09月10日
お腹の中はどうだった( 'ω')?
こんにちは しんしろ助産所です
先日、助産所にいらしたママと胎内記憶のことで話がはずみました
胎内記憶とは、赤ちゃんがママのお腹の中にいた時の記憶、
つまり生まれる前の記憶のことをいいます。
胎児の感覚器官は妊娠の早期から発達しており、視覚は妊娠10週ころから、
聴覚は妊娠20週頃から発達しているといわれます。特に聴覚においては、
32週頃には音の高低や調子を区別できるくらいになっているそうです
近頃では胎内記憶についての研究も進んできており、
2~4歳くらいの子どもの約3割に胎内記憶があるという報告もあります。
おなかの中で感じたことをちゃんと覚えているんですね。
『暗くてあたたかかった』
『水の中に浮かんでた』
『ママの声が聞こえた』 など、その記憶はさまざま。
『突然明るいところにでた』
『暗くて狭いトンネルの向こうに光が見えた』 などの出産の瞬間の記憶がある子もいるよう。
3歳前後になると自分の伝えたいことを言葉にして話すことができるようになり、
ふとした時に話すようです。
何度も聞くと構えてしまうのでその時1回勝負という意見もあります。
以前、胎内記憶の研修会に参加されたママから伺ったのですが、
講師の先生がおっしゃるには、
赤ちゃんは生まれるときに『おなかの中でのことは内緒だよ』と神様に言われているようです。
でも、心地良かったおなかの中のことを大好きなママに伝えたくて こっそり話してしまうのだとか…
話してから神様との約束を思い出して、2度と聞けないこともあるのだそうです。
胎内記憶は、今はまだ研究段階で、真偽のほどはわかりません。
でも『おなかにいたことを覚えていてくれた』と思うと、わくわくドキドキ
胎内記憶があってもなくても、我が子がおなかの中にいたのは紛れもない事実。
うちの子はどうだったのかなぁ…と想像するだけで、親子の絆を感じますね