2017年10月10日

赤ちゃんの血液型

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今日は快晴icon01
朝から青空のひろがる爽やかなお天気。
こんな日が続くと嬉しいですねキラキラ

さて、生まれた赤ちゃんの血液型検査は
親世代が出産する頃は臍帯血を使ってよく行なわれていました。
ただ一方で “血液型が変わった” という人がいたり、週刊誌の記事
になったりして読んだことのあるかたは多かったのではないでしょうか。

血液型の検査は、赤血球のA抗原、B抗原の有無を
調べる表試験と、血漿中の抗A抗体、抗B抗体の有無を
調べる裏試験を行い、この二つの検査結果の一致をみて
判定します。
親世代が出産する頃には
臍帯血を使ってよく行なわれたものです。

ただ、A抗原、B抗原の抗体は自然獲得のうえ、
生後半年してつくられるようになります。
新生児期(生後1ヶ月まで)や早期の乳児期
では、反応も弱く、母親由来の移行抗体のみられる
場合もあって、裏試験は不正確とされ、血液型は
表試験だけの判定です。

また、表試験も赤血球のA抗原、B抗原の量が少ないと
反応が弱く、正しい判定が難しい場合もあるのだとか…
この他にも、身体の未熟性から様々の理由があります。

こうしたことから血液型の判定は
正しい裏試験もできる1才以降がのぞましいと
いわれるようになりました。

血液型も知りたいけれど、後で変わったりしたら???
折角検査してもらっていても、正確さに欠けては一大事!
子どもの血液型を知りたい方は、
1才を過ぎて、子どもが血液検査をする機会に併せて
行ってもらいましょうclover





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Posted by しんしろ助産所 at 15:41│Comments(0)その他
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