2015年10月14日
妊婦のインフルエンザ予防接種
こんにちは しんしろ助産所です
インフルエンザの予防接種の時期になりました。
インフルエンザの流行は12月から3月がピーク
もしかかると、38度以上の発熱や頭痛・関節痛・筋肉痛などの症状も辛いですが、
妊婦は重症化しやすいことも知られています。
予防にはワクチン接種が効果的ですが、『妊婦は接種して大丈夫?』と心配される方もみえます。
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンでウイルスの毒性を死滅させて、
予防に必要な成分だけを利用して作られているため、胎児に影響はないといわれます
また、2014年の産婦人科診療ガイドラインでも、
『インフルエンザワクチン接種の母体及び胎児への危険性は
妊娠全期間を通じてきわめて低い!』と示されています。
予防接種をしても、抗体ができるには1、2週間かかりますが、
いったん抗体ができれば5ヶ月くらい持続するので流行期前には接種を済ませたいものです。
妊娠中の方は感染予防に気をつけて、
主治医の先生に相談して、早めに接種するのがおすすめです。
感染率が高く、予防接種をしても感染をゼロにすることは難しいので、妊婦さんだけでなく、
ご家族も一緒に接種できるといいですね
この他にも、手洗いやうがい、咳エチケットを守って 冬の感染症から身体を守りましょう