2020年03月17日

運動発達の個人差

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


生まれたときは寝ているだけだったのが
たった1年ほどで歩くまでに成長する子ども。

寝返りやおすわり、つかまり立ちやひとり歩きといった
運動発達の時期は個人差が大きいものです。
それゆえに、わかってはいても
周りの子や一般的な目安の時期と比べて
心配になってしまうことがありますね。

運動発達の時期の目安は
母子手帳の乳児発育曲線の下欄に
矢印などで記載されています。
この矢印の幅は
約半数の子ができるようになる月齢から
約9割の子ができるようになる月齢を表しており、
この時期にできないからといって
すぐに問題となるわけではありません。

矢印の幅の半分くらいの期間を足した位まで
もう少し長い目でみても、できないときは
一度医療機関で診てもらうのもいいそうです。


「まだ寝返りをしないから
  練習した方がいいですか?」
と、聞かれることがよくありますが
練習するかしないかで
その時期が大きく変わるわけではないそう。
無理に練習する必要はありません。

また、運動発達の早さが
運動神経と関係しているように
思われがちですが、これも無関係。
今、発達がゆっくりでも
将来の運動神経を心配しなくても大丈夫です。

チャレンジ精神が旺盛な子、
慎重派な子など、性格の違いが
影響することもよくあるものです。

発達を評価する上で大切な時期にある
健診をきちんと受け、焦らず
子どもの成長を見守ってあげましょうflower01  


Posted by しんしろ助産所 at 15:33Comments(0)こそだて