2020年10月16日

妊娠中のインフルエンザ予防接種

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


今年度のインフルエンザの予防接種が始まりました。
10月中は、基礎疾患がある方や高齢者、小児などが優先となります。
9月末に厚労省が発表したインフルエンザの発生状況によると
報告数は前年度と比べて極端に少ないicon15そうです。


コロナ感染症の予防対策の効果が得られているためでしょうか。
ただし、油断は禁物icon
例年インフルエンザの流行シーズンはこれからです。


10月は気温がまだ高めですが、11月に入るとぐっと下がります。
インフルエンザは寒い時期に流行するので
引き続きしっかり対策をしていきましょう。


妊娠中はインフルエンザに罹患すると
免疫が低下しているため重症化しやすくなります。
そのため、妊娠中のママさんにも予防接種が推奨されています。

インフルエンザワクチンは不活化ワクチンを使用しているため
妊娠週数に関係なく接種可能ですicon

インフルエンザワクチンによる先天性異常や
流産などのリスクへの影響もないといわれます。

予防接種によりママに抗体ができ、
この抗体は胎盤を通り、胎児にも移行するので
生まれた後もこの抗体が働くことにより
赤ちゃんもインフルエンザに感染しにくいメリットもicon


インフルエンザは飛沫感染や接触感染で広がります。
妊婦さんだけでなく、周囲の家族も予防接種をうけ、
感染対策をし、みんなで予防に努めましょう。

  


Posted by しんしろ助産所 at 16:05Comments(0)その他