2021年07月07日

熱中症 重症度の判断

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


急に暑くなったこの時期、
熱中症のニュースをよく耳にします。

湿度が高いと さらにリスクが増すため、
梅雨明けに向かうこれからの時期は対策が必要です。


熱中症はその症状からⅠ度~Ⅲ度に分類されます。

気分不快やしびれ等の症状があるものの
意識障害はなく、熱も平熱の場合は、
Ⅰ度「軽症」に分類されます。
まずは涼しい場所で身体を冷やし、
経口補水液等で水分を補給しましょう。

頭痛や吐き気等を伴い、40℃未満の発熱はあるものの
意識障害のない状態
では、
Ⅱ度「中等症」に分類されます。
上記同様の対処をおこなっても軽快しない場合は
自家用車で病院に受診しましょう。

異常発汗、発汗停止、異常な高体温やけいれん、
呼びかけへの反応がおかしい場合

Ⅲ度「重症」に分類され、救急要請が必要です。
身体を冷やすことは大切ですが、
意識状態が悪い場合の水分補給は 危険なため避けましょう。


そう言われてもなかなか頭に入りませんよね…
しかも急な症状に対し、気が動転してしまい、
正しい判断ができないかもしれません。

そんな時は便利なアプリがあるんですよ!

①日本救急医学会スマートフォン用熱中症診断支援アプリケーション
あらかじめQRコードを読み取り、必要事項を入力しておきます。
実際に発症者が出た場合、状況を入力すると
熱中症の重症度や近隣の病院が案内されます。

②日本小児科学会こどもの救急
症状を選び、当てはまる項目をチェックすると
緊急度の判定をしてくれます。
熱中症の予防や対応のページもわかりやすく
とても参考になります。

③佐久医師会教えてドクター
QRコードからアプリをダウンロードします。
「病名からさがす」の中から
「熱中症」の項目をタップします。
かわいいイラスト入りで、とてもわかりやすいですよ。


子どもは前触れなく ある時突然具合が悪くなります。
その時慌てないように、事前に正確な情報を得られるアプリを
ダウンロードしておいてはいかがでしょうかflower01

  


Posted by しんしろ助産所 at 15:52Comments(0)健康