2021年07月09日

赤ちゃんと冷房

こんにちは  しんしろ助産所ですhiyoko_02



最近はまさに梅雨らしい、
あいにくの天気が続いていますね。
ジメジメと湿気が高く
気温はそれほど高くなくても
蒸し暑くて不快ですicon10


ジメジメした梅雨のこの時期も
梅雨明けの本格的な夏の暑さにも
快適に過ごすには冷房が欠かせません。


ただ、赤ちゃんのいるご家庭では
冷房の使用に関して
心配される方が多くみえます。

赤ちゃんに冷房はよくない?
ずっとつけっぱなしで大丈夫?
体温調節をする力がつかないって本当?
などなど。


体温調節が未熟な赤ちゃんは
暑さにも寒さにも弱いもの。
暑い日にはあせもができたり、
熱中症のリスクも大人より高くなります。


冷房の使用により快適な環境の中で
汗をかかずに過ごしていると、
体温調節の力が育たないと心配される声を
聞くこともありますが、
成長とともに体温調節の力はついてきます。
暑い環境に身を置くことも自然と増えてくるので
暑いときは我慢せず冷房を使って
快適な環境を整えてあげましょう。


冷房を使うにあたって注意したいのは
●風が直接赤ちゃんにあたらないようにすること
●冷えた空気は床にたまりやすいので
 扇風機の風を床に向けてあて
 部屋全体に循環させること
●冷えすぎないように温度設定をすること
 (目安は外気温との差が5℃以内、26~28℃)


つけっぱなし=よくないと思われがちですが
朝方冷えるようならタイマーを利用し、
熱帯夜などで朝方まで暑いときは
つけっぱなしにすることもあるように
状況に応じてでいいのではないかと思います。


目安を参考にしつつ、
周りの大人の暑くないか、冷えすぎていないか
という感覚を大切にしてくださいね。
また、赤ちゃんが寒くないか、暑くないかを
体幹、つまりお腹や背中を触って確認しましょう。
服から出ている手足は冷えやすいですが、
体幹が汗をかいておらず、温かければ大丈夫です。


蒸し暑い梅雨の時期もこれからの夏本番も
冷房をうまく使って
体調を崩さないよう過ごしたいですねflower01

   


Posted by しんしろ助産所 at 14:46Comments(0)こそだて