2016年11月29日

妊娠中の運動

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


妊娠中は安静に・・・これは昔の話。
特に早産傾向や異常がなければ
適度な運動をすすめています。

妊娠中に適した運動には
ウォーキングやマタニティヨガ、
ストレッチやスクワットが代表的ですが
雑巾がけや四つん這いも効果的。

でも具体的にどんな効果があるか
知っていた方が
継続しやすいかもしれませんね。

妊婦さんが運動をすることで、
具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。


<むくみ・腰痛緩和>
妊婦さんに多い症状に
「むくみ」 と 「腰痛」 があります。

ウォーキングは血流を促すため、
むくみの症状を緩和させることができます。
またマタニティヨガは
血流アップと、筋肉強化が期待できるため
腰痛緩和に効果的です。

<消費カロリーの増加>
冬の妊婦さんは特に
体重が増えやすい傾向があります。
寒さに負けず身体を動かすことで
筋力と代謝をアップでき、
体重増加をコントロールしやすくなります。

<自律神経やホルモンを整える>
妊娠中は外見だけでなく、
身体の中も急激に変化するため
精神的に不安定になることも・・・。
そんな時、軽い運動を行うことで
セロトニンというホルモンが分泌され、
自律神経を整えてくれます。

<便秘の改善>

全身を使った運動は、
さまざまなツボも刺激してくれます。
妊婦さんに多い便秘にも期待大ですよ!

<運動習慣は安産につながる>
妊娠中の運動は安産のためにも非常に効果的です。
分娩の時に腹筋や腰回りの筋肉が鍛えてあると
腹圧もかけやすくなり、お産の経過もスムーズです。

反面、普段筋肉を使わない人が出産をすると、
お産自体の時間がかかったり、
産後に筋肉痛が出現し、辛くなることも。

お産が長引くとお母さんだけでなく
赤ちゃんも大変なので、
筋肉アップや柔軟性を高めることは大切です。

<産後の体力維持やスタイル回復にも>
出産は思っている以上に体力を使います。
継続的な運動でスタミナをつけておくことは
産後の育児スタートにも効果的です。

また、骨盤周辺の筋肉を鍛えておくことで
産後の体型戻しが容易になるだけでなく、
尿漏れや骨盤臓器脱の予防につながります。



いろいろな効果のある妊娠中の運動ですが、
一番大切なのは とにかく続けること。
徐々に身体を慣らしながら
疲れを引きずらない程度に頑張りましょうflower01


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Posted by しんしろ助産所 at 16:28│Comments(0)お産
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