2012年12月03日

冷えが妊娠・出産にもたらす影響

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


朝晩の寒さが身にしみる季節iconになりました。
日中でも、太陽が隠れてしまうと、肌寒い日が続いています。

日本では、冷えは女性の大敵といわれ、女性の半数以上が冷えを自覚icon10しています。
最近では、男性も冷えに悩む人が増えてきてるようで、性別を問わず問題視されるように
なってきました。

冷え性は、
『中枢温と末梢温の温度較差がみられ、暖かい環境下でも末梢体温の回復が遅い病態で
あり、多くの場合、冷えの自覚を有している状態』
                                と定義されています。


妊娠すると、胎盤からのホルモンの影響で、骨盤の血行が悪くなり、冷えが起こります。

さらに、ストレスや運動不足、不適切な食事、気温の低下などが加わると、より悪化すると
いわれます。
原因は一つというより、いろいろな原因が重なることで引き起こされるといわれています。

また、冷え性は切迫早産や逆子、前期破水、微弱陣痛、遷延分娩などのリスク因子になります。
出産後も、冷えにより血液の粘度が増し、その血液から作られる母乳の質も悪くなり、
乳汁うっ滞や乳口炎、乳腺炎の原因になることがありますicon

冷えない身体を作るには、妊娠に関係なく普段から冷えないような生活を送ることが重要です。
そのためには、

wakaba精神的・身体的ストレスを最小限にする
 夫婦・家族仲良く、笑顔を絶やさないようにする
wakaba和食を中心に食生活の改善を図る
 玄米・魚・海藻・根菜類・大豆などの体を温める食品をとる
wakaba適度な運動に心がける
wakaba5本指靴下や重ね履き、ショール、カーディガンなどで体温調節する
wakaba足湯や半身浴をする
wakaba三陰交などのツボ押し・・・
 

            などを行うのも効果的です。

冷えを予防して、快適なマタニティライフを過ごしましょうicon


ahiruベストショットicon

   気持ちいい~って表情のCちゃんcherry02

 


  
  


Posted by しんしろ助産所 at 18:57Comments(0)