2013年02月14日

母乳育児を軌道にのせるには

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02

出産施設を退院してからの一番の気ががりは母乳でしょうか。
入院中にゴクゴク飲んで、後はスヤスヤ眠ってくれる赤ちゃんばかりならよいのですが、
授乳間隔が1~2時間の赤ちゃんもいれば、
眠ってばかりでなかなかオッパイを吸ってくれない赤ちゃんまでママの悩みは尽きませんねicon

母乳が出るようになった時期は人それぞれですが、1ヶ月までに6割、2ヶ月で2割というデータ
もあります。

母乳は飲んだ量が分からないので、よく泣く赤ちゃんでは
「さっき飲んだばかりなのに、もう泣くなんて、母乳がたりないのかも・・・」とママが考えてしまう
気持ちもよく分かります。

ただ、1ヶ月くらいまでの赤ちゃんが泣くのは母乳が欲しい時ばかりではありません。
母乳を飲みとるのも上手くないし、感情のままに、甘えたくても、お腹がいっぱいで苦しくても、
不快でも泣きます。
赤ちゃんのいる環境が寒い時には眠りがちでしょうし、いつもより活気がないように思えるかも
知れないですね。

赤ちゃんのいる状況や表情、泣き方を見ていると、オッパイだけで泣いているのではないことが
分かってきます。
授乳は赤ちゃんのペースに合わせて、リラックスして続けましょう。
赤ちゃんにとって、母乳をママから飲みとるのは大変な仕事です。
体力もいるので、途中で疲れて眠ってしまい30分もたたずに欲しがることもあります。

産褥期間(産後6~8週)はパパや家族に助けてもらい、赤ちゃんが十分母乳を飲んでいるサイン
 ・授乳回数8回以上/日
 ・排尿が6~7回/日
 ・尿は薄くてサラサラしている
 ・肌に張りがある、
 ・手足をよく動かす
 ・体重増加がゆっくりでも着実にある などを目安に吸わせ続けることが大事です。

体重や哺乳量、上手く飲みとれているかなど判断が難しいと感じた時には、助産師に相談してみる
のも一法ですね。


 
   wakaba 今日のおきゃくさま wakaba

 2ヶ月のAくん 
 ベビーマッサージにきてくれました。
 ママのマッサージは気持ちいいねhiyoko_02

 
 
 
  


Posted by しんしろ助産所 at 17:49Comments(0)おっぱい