2014年03月10日

PM2.5の気になる季節

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


お昼に曇ってきたな・・・と思っていたら急に雪が吹雪いてきてまるで真冬のよう
今年の気候にはビックリします。
せっかく咲きだした菜の花や梅の花も凍えてしまいそうicon10
早く春本番を迎えたいですね。

さて、花粉や黄砂の気になる季節ですが、最近ではPM2.5(微小粒子物質)の
飛来による健康被害がクローズアップされています。

環境省によれば、PM2.5は、髪の毛の1/30程度の超微粒子で、肺の奥深くまで入り込むので
肺がんや呼吸器、循環器系への影響が懸念されるとのこと。
具体的には喘息や気管支炎、心筋梗塞、脳梗塞などの発症率が高くなるようです。

PM2.5は見えないし、マスクのできない赤ちゃんへの影響も心配です。

家庭でできる対策には
1.外出は必要最小限にする
環境基準値(健康を維持するうえで望ましい基準値)が35を超えたら外出は控える
環境基準値は環境省ウェブサイト“そらまめ君”でチェックできます。

2.拭き掃除をこまめにする
窓の開閉はPM2.5が入るのでNG。掃除機は排気で、床の微粒子が舞い上がります。
空気中の微粒子は、家族が寝静まった空気の流れがのなくなる夜中に床に落ちます。
家族が起きだして動きだすとまた舞い上がるので、その前に掃除を済ませましょう。
ウェットタイプのモップや、固く絞った雑巾で拭き掃除するのがベストicon22
後は、棚、テーブル、床と上から下に 拭きおろしましょう。
赤ちゃんはハイハイしたり、何でも口に持っていたりするのでこまめに床を掃除しましょう。
玄関や窓周辺は埃のたまりやすい場所。ここも重点的に拭きましょう。
この他、脱衣場やトイレも服の脱ぎ着により埃の落ちやすい場所です。 マット類も洗濯をこまめにするのが効果的です。

3.洗濯物や布団は室内干しにする
PM2.5は粒子が細かく、洗濯物や布団に付着します。
日当たりのよい場所で、室内干しにしましょう。

花粉よりもさらに小さいPM2.5
こまめな掃除で安心して赤ちゃんを遊ばせてあげてくださいね。

  


Posted by しんしろ助産所 at 13:59Comments(0)健康