2019年02月07日

アンパンマン

こんにちは しんしろ助産所ですhiyoko_02


お母さんに連れられて、助産所にきた子どもたち。
はじめは慣れない場所に
不安そうにしていたり、泣き出してしまったり…。
でも大抵の場合、アンパンマンを見ると
少しずつリラックスしていくのがわかります。

通いなれてくると
むしろアンパンマンが目的になっている子も。
絵本・DVD・おもちゃ…
本当にアンパンマンには毎日お世話になっていますflower01

看護学生時代、幼稚園実習時に使用するエプロンに
手作りアップリケをつけるようにいわれ、
選んだのが その頃テレビアニメ化されたアンパンマン。

子どもたちがとっても喜んでくれて
何だか自分も人気者になれたような気分に♪
アンパンマン効果を実感したものです。

昨日はアンパンマンの作者、
故やなせたかしさんの生誕100周年でした。
アンパンマンがこの世に誕生したのが1973年。
それから世代を超え、多くの人に愛されてきました。

ところでアンパンマンがこんなにも長い間
子どもたちに人気があるのはどうしてなのでしょうか?


顔に対する認識は 赤ちゃんの頃からあるといいます。
昔、大学生の女の子が
ミルク缶を見てにっこり笑う赤ちゃんを見て
「ミルクをもらえるのがわかるのかなぁ?」
と不思議に思い、ずっと観察をしたそうです。

観察の結果、ミルクを認識していたわけではなく
「缶に描かれた赤ちゃんのイラストを見て笑っていた」
ということがわかったそう。
さらに赤ちゃんは、目や丸い形に反応するそうです。
それこそ、まさにアンパンマン!

生まれたばかりの頃は
視力も弱く、色の識別も困難な赤ちゃんですが
2~3ヵ月ごろになると色覚も発達し、
最初に赤色が認識できるそうです。
アンパンマンの服はまさしく赤ですね!

発音に関しても初期に獲得できる音は
「パ行」「バ行」「マ行」「ヤユヨワン」「母音」だそう。
「ア・ン・パ・ン・マ・ン」
どれをとっても発音しやすい音です。

ここまで並べてみるとびっくりするほど
アンパンマンは子どもにとって
わかりやすく、親しみやすい
キャラクターだということがわかります。


絵柄もかわいいし、常に安心かつ信頼できるストーリー。
加えてアンパンマンの本質は
自分を犠牲にしても誰かを助ける正義の心。
子どもにとっても親にとっても まさにヒーローですねicon12

やなせさん、生誕100周年おめでとうございますkao
そして素敵なヒーローを誕生させてくれて
ありがとうございますclover

  


Posted by しんしろ助産所 at 15:22Comments(0)その他